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「メタバース」が2位、Web3時代のバーチャル革命始まる<注目テーマ>
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1 円安メリット
2 メタバース
3 サイバーセキュリティ
4 輸出
5 再生可能エネルギー
6 防衛
7 半導体
8 インド関連
9 蓄電池
10 円高メリット
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「メタバース」が2位となっている。
ネット全盛時代を迎え、バーチャル空間と現実世界の境界線が曖昧化している。そうしたなか、ブロックチェーン技術をベースにデジタル情報の所有権などが明確化されることにより、新たな経済圏創出を可能とするWeb3という概念が耳目を集めている。
このWeb3の世界でカギを握るのがメタバースだ。メタバースとは、超越を意味するメタと、宇宙を意味するユニバースを組み合わせて作られた造語だが、コンピューターの中で構築された3次元に模したバーチャル空間において、物理的な距離や個人の身体能力などの制約を超え、実社会さながらにコミュニケーションを楽しめるというコンセプトを意味する。昨年10月に旧フェイスブックが社名を「メタ」に変更したことは世界でも話題となったが、これは同社のザッカーバーグCEOがメタバースでのアバターを使ったコミュニケーションサービス開発に全力を挙げるという意志の表れでもある。
このメタバースの世界で、確固たる新たな経済圏が創生されれば、現実社会と並行するパラレルワールドが出現する。メタバースはブロックチェーンによって通貨の発行量が規定されている仮想通貨との相性が良く、また、物の価値をやり取りするうえでNFT(非代替性トークン)も重要なポジションを担う。NFTは、実物資産と紐付けることで権利の所在を明確化させ、デジタルコンテンツが唯一無二のものであることを証明する鑑定書のような役割を持つ。
こうした、ネット時代の新秩序であるWeb3が株式市場でも今後投資テーマとして脚光を浴びそうだ。関連銘柄としては、ソニーグループ<6758.T>、任天堂<7974.T>など大手ゲーム会社のほか、グリー<3632.T>、GMOインターネット<9449.T>、マネックスグループ<8698.T>、クリーク・アンド・リバー社<4763.T>、CRI・ミドルウェア<3698.T>、モバイルファクトリー<3912.T>などが挙げられる。
出所:MINKABU PRESS
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