決算マイナス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】引け後 … Ａｉｍｉｎｇ、ＦＤＫ、日本アビオ (7月30日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の7月29日から30日の決算発表を経て31日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　Ａ＆Ｔ <6722>
　20年12月期の連結経常利益を従来予想の10億円→8億円(前期は9.4億円)に20.0％下方修正し、一転して15.2％減益見通しとなった。

▲No.3　キーウェア <3799>
　21年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は1億5700万円の赤字(前年同期は4900万円の赤字)に赤字幅が拡大した。

▲No.4　ファインシン <5994>
　21年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は15.9億円の赤字(前年同期は1.3億円の黒字)に転落した。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<6722> Ａ＆Ｔ 　　　　ＪＱ 　 -24.21 　　7/30　　上期　　　　1.46
<6946> 日本アビオ 　　東２ 　 -21.41 　　7/30　　　1Q　　　　赤縮
<3799> キーウェア 　　東２ 　 -14.57 　　7/30　　　1Q　　　　赤拡
<5994> ファインシン 　東２　　 -9.38 　　7/30　　　1Q　　　　赤転
<7229> ユタカ技研 　　ＪＱ　　 -7.92 　　7/30　　　1Q　　　　赤転

<1850> 南海辰村 　　　東２　　 -7.53 　　7/30　　　1Q　　　-45.65
<3496> アズーム 　　　東Ｍ　　 -6.79 　　7/30　　　3Q　　　 43.24
<6864> ＮＦ回路 　　　ＪＱ　　 -5.96 　　7/30　　　1Q　　　-21.47
<2894> 石井食 　　　　東２　　 -5.94 　　7/30　　　1Q　　　　赤転
<7559> ＧＦＣ 　　　　ＪＱ　　 -5.37 　　7/30　　　1Q　　　　赤拡

<9377> ＡＧＰ 　　　　ＪＱ　　 -5.16 　　7/30　　　1Q　　　　赤転
<6945> 富フロンテク 　東２　　 -5.00 　　7/30　　　1Q　　　　赤拡
<5104> 日東化工 　　　東２　　 -4.80 　　7/30　　　1Q　　　　赤転
<1775> Ｅ＆Ｃ 　　　　東２　　 -3.62 　　7/30　　　1Q　　　 15.95
<7185> ヒロセ通商 　　ＪＱ　　 -3.58 　　7/30　　　1Q　　　 45.32

<9376> ユーラシア 　　ＪＱ　　 -3.40 　　7/30　　　3Q　　　　赤転
<6870> フェンオール 　東２　　 -3.27 　　7/30　　上期　　　 93.96
<8249> テクノアソシ 　東２　　 -2.83 　　7/30　　　1Q　　　-80.47
<6023> ダイハツデ 　　東２　　 -2.67 　　7/30　　　1Q　　　　赤拡
<9708> 帝ホテル 　　　東２　　 -2.63 　　7/30　　　1Q　　　　赤転

<6257> 藤商事 　　　　ＪＱ　　 -2.15 　　7/30　　　1Q　　　　赤拡
<7774> Ｊ・ＴＥＣ 　　ＪＱ　　 -2.10 　　7/30　　　1Q　　　　赤縮
<3911> Ａｉｍｉｎｇ 　東Ｍ　　 -1.56 　　7/30　　上期　　　　赤縮
<6955> ＦＤＫ 　　　　東２　　 -1.43 　　7/30　　　1Q　　　　黒転
<7175> 今村証券 　　　ＪＱ　　 -1.34 　　7/30　　　1Q　　　119.38

<5484> 東北鋼 　　　　ＪＱ　　 -1.27 　　7/30　　　1Q　　　-49.09
<6912> 菊水電子 　　　ＪＱ　　 -0.93 　　7/30　　　1Q　　　　赤転
<9950> ハチバン 　　　ＪＱ　　 -0.45 　　7/30　　　1Q　　　　赤転
<4705> クリップ 　　　ＪＱ　　 -0.42 　　7/30　　　1Q　　　　赤縮
<9640> セゾン情報 　　ＪＱ　　 -0.09 　　7/30　　　1Q　　　 13.00

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした31日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース