920円
グローム・ホールディングスのニュース
■ソラコム <147A> 1,638円 (+300円、+22.4%) ストップ高
ソラコム <147A> [東証G]がストップ高。同社は26日、スズキ <7269> [東証P]のコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)ファンド「Suzuki Global Ventures」から出資を受けたと発表した。両社は今年2月にモビリティーサービス分野におけるIoT先進技術の活用に向けた合意書を締結し、協業の可能性を検討している。この発表が材料視され買いを集めた。
■西華産 <8061> 3,845円 (+440円、+12.9%)
東証プライムの上昇率トップ。西華産業 <8061> [東証P]が急反騰。三菱系の機械商社で主力の電力向け案件が寄与して業績は会社側の想定を上回って好調に推移している。26日取引終了後、24年3月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の45億円から53億円(前期比14%増)に増額した。また、好業績を背景に株主還元も強化、今期年間配当を従来計画の120円から150円に30円上乗せした。配当利回りは前日終値換算で4.4%台と高水準。これを材料視する形で投資資金が流入した。
■オークワ <8217> 930円 (+81円、+9.5%)
東証プライムの上昇率2位。オークワ <8217> [東証P]が5日続急伸。26日の取引終了後、取得総数220万株(自己株式を除く発行済み株式総数の5.01%)、取得総額20億円を上限とする自社株買いを実施すると発表しており、好感されたようだ。取得期間は4月3日から2025年4月2日まで。あわせて同社は27年2月期を最終年度とする新たな中期経営計画を策定したと発表した。同社は27年2月期に営業収益を2900億円(24年2月期見通しは2530億円)、営業利益を70億円(同34億円)に伸ばす目標を掲げた。都市部を中心に新規出店を加速するとともに、業態を再構築し収益力の改善を図る。店舗の生産性向上も目指す。最終年度までの3年間で40億円をメドに自社株買いを行う方針も示した。
■グッドコムA <3475> 868円 (+62円、+7.7%)
東証プライムの上昇率3位。グッドコムアセット <3475> [東証P]が続急伸。昨年12月初旬に前期(23年10月期)業績の下方修正を嫌気され急落したが、600円近辺で大口資金が拾う形で下げ止まり、その後は目先筋の売り物をこなしつつ次第高の展開に変わった。24年10月期は営業利益で2.5倍化が見込まれている。ここ不動産株全般が水準を切り上げ、27日も業種別騰落で「不動産」は33業種中値上がり率トップとなり、都内で投資用マンションの企画・開発・販売を手掛ける同社株にも上値を見込んだ買いが観測された。時価予想PERは7倍台で、配当利回りも4%を超える水準。1000円未満の株価に買いやすさがあるほか、10月期決算のため足もと駆け込みでの配当権利取り目的の買いは誘導されないものの、インカムゲイン狙いの動きも株価上昇を後押ししたようだ。
■D・アクシス <4245> 746円 (+45円、+6.4%)
ダイキアクシス <4245> [東証S]が3日ぶり急反発。26日の取引終了後、インド、バングラデシュ、スリランカの各海外現地法人で大型案件を受注したと発表しており、好材料視された。インド国有鉄道の駅リニューアルプロジェクト2億7000万円をはじめ、受注金額は合計で3億4200万円に上る見通しとしている。
■NaITO <7624> 150円 (+8円、+5.6%)
NaITO <7624> [東証S]が急反発。26日の取引終了後、24年2月期の連結決算発表にあわせ、25年2月期の業績予想を開示した。今期の売上高は前期比7.8%増の475億円、最終利益は同82.4%増の6億3000万円を計画する。大幅な増収増益見通しとともに、年間配当予想は前期比1円増配の5円としており、材料視されたようだ。24年2月期の売上高は前の期比0.9%減の440億6400万円、最終利益は同52.8%減の3億4500万円だった。主力の切削工具の売り上げが落ち込んだ。今期は自動車関連の生産減少や中国の景気減速など先行きには不透明要因があるとしながらも、中期経営計画の達成を目指す方針を示している。
■MDV <3902> 607円 (+32円、+5.6%)
東証プライムの上昇率8位。メディカル・データ・ビジョン <3902> [東証P]が4日ぶり急反発。27日午前11時、診療情報や健康診断・人間ドックの結果をもとに健康管理を促すPHR(パーソナルヘルスレコード)「カルテコ」に関し、ソニーグループ <6758> [東証P]傘下のソニーネットワークコミュニケーションズが提供するAI予測分析ツールの技術協力を受け、機能を強化すると発表。これを手掛かり視した買いが入ったようだ。カルテコに付帯するサービスである「疾患リスクレポート」にAI技術を応用。2024年9月までに発症リスク予測を6疾患から22疾患に拡大する。
■石原産 <4028> 1,785円 (+86円、+5.1%)
石原産業 <4028> [東証P]が4日ぶり急反発。26日に関東財務局に提出された大量保有報告書で、MI2(東京都渋谷区)と共同保有者が保有する石原産株の割合が5.06%と新たに5%を超えたことが判明。これを受けて、需給思惑的な買いが入った。保有目的は「投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為等を行うこと」としている。報告義務発生日は3月18日。
■グロームHD <8938> 679円 (+32円、+5.0%)
グローム・ホールディングス <8938> [東証G]が大幅続伸。26日の取引終了後、子会社グローム・マネジメント(GMMA)が、新規事業としてホスピス住宅事業を開始するのに伴い、リベルケア(名古屋市中村区)とコンサルティング契約を締結したと発表しており、好材料視された。GMMAでは、終末期の患者向けの緩和ケア専門施設が不足している地域に対する当該施設の開業に向けて、「ホスピス住宅事業」プロジェクトとして準備を進めており、第1号施設として北海道旭川市でホスピス住宅の改築工事に着手している(7月開設予定)。今回のコンサルティング契約締結により、GMMAはリベルケアが持つ、訪問看護事業のノウハウやホスピス住宅の運営ノウハウの提供、看護・介護スタッフの教育、研修のサポートを受けることになるという。
■ドリームI <4310> 2,895円 (+122円、+4.4%)
ドリームインキュベータ <4310> [東証P]が5日ぶり大幅反発。26日の取引終了後、山口フィナンシャルグループ <8418> [東証P]との資本・業務提携の締結を発表。今後の事業へのポジティブな効果を見込んだ買いが入ったようだ。山口FGも堅調な推移となった。山口FGが市場外での相対取引でドリームIの株式を取得する。取得総数は210万株(議決権所有割合で22.21%)で、ドリームIの筆頭株主であるヴァレックス・パートナーズ(東京都中央区)が売却。山口FGの取得予定額は63億円で、ドリームIを持ち分法適用会社化する見通し。ドリームIはソーシャル・インパクト・ボンド(SIB)事業関連ファンドの組成を通じ、地域創生の取り組みを推進してきた。資本・業務提携を通じ、社会課題の解決などを目指す。
■インターアク <7725> 1,287円 (+50円、+4.0%)
インターアクション <7725> [東証P]が大幅反発。26日の取引終了後、取引先からイメージセンサー検査関連製品の大口受注を獲得したと発表したことが好感された。受注金額は4億5600万円で、売り上げ計上は25年5月期第2四半期を予定。なお、24年5月期業績予想への影響はないという。
■TBSHD <9401> 4,297円 (+156円、+3.8%)
TBSホールディングス <9401> [東証P]が3日ぶり大幅反発。同社とTOPPANホールディングス <7911> [東証P]は27日、資本・業務提携の一環として、 メタバースを活用した知育コンテンツサービスを共同で開始すると発表。収益貢献を期待した買いが入ったようだ。TBSが保有する映像コンテンツやIP(知的財産)と、TOPPANが持つメタバース技術を組み合わせて展開する。第1弾として、29日~31日に東京・赤坂サカス広場とTBS赤坂BLITZスタジオで開催されるイベントで、ミツバチの生態を学べる「メタパ里山ワールド・ミツバチ編」を公開。更に2024年度秋以降、「メタバース動物園」を動物園や水族館、企業向けに販売することを目指す。
■日エスコン <8892> 1,063円 (+38円、+3.7%)
日本エスコン <8892> [東証P]が4日ぶり大幅反発。26日の取引終了後、「長期ビジョン2030」及び「第5次中期経営計画」を策定したと発表。27年3月期に営業利益220億円(24年3月期予想180億円、ただし決算期変更に伴い15ヵ月決算)を目指すとしたことが好感された。
■Kudan <4425> 2,405円 (+79円、+3.4%)
Kudan <4425> [東証G]が6日ぶり大幅反発。27日、米国で開催されたAI技術会議「NVIDIA GTC 2024」にパートナーとして参画したと発表。今後の事業へのポジティブな影響に対する期待を高める形となり、買い戻しを誘う要因となったようだ。エヌビディア
■メディシノバ <4875> 213円 (+7円、+3.4%)
メディシノバ・インク <4875> [東証S]が3日ぶり大幅反発。27日、MN-166(イブジラスト)に関する日本国内での新たな特許の承認に関する発表を行い、材料視されたようだ。眼科領域での神経変性疾患・神経障害・神経損傷の治療法に関する特許で、特に進行型多発性硬化症に伴う黄斑損傷の治療を対象とする。承認を受けた特許は少なくとも2039年10月までカバーするとしている。
※27日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース
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