*07:39JST NYの視点:【今週の注目イベント】米PCE、FOMC議事録、ユーロ圏・東京CPI、など
今週はユーロ圏、東京消費者物価指数(CPI)に注目が集まる。米国では米個人消費支出(PCE)や11月連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨に注目。ユーロ圏やドイツの11月PMIが冴えず欧州中央銀行(ECB)の大幅利下げ観測が強まりユーロ売り圧力となった、トランプ次期政権による対欧州関税策が響き景気先行き見通しも冴えず。CPIがインフレ鈍化を示す結果となると、さらなるユーロ売りにつながる。
東京CPIの11月分は伸び加速が予想されている。円安が進んだほか、植田総裁が追加利上げも除外しない姿勢を示したため12月の追加利上げも選択肢とされており、円の下値も限定的か。
市場の12月の連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ確率は現状で50%前後。会合までには今週発表予定の10月の米個人消費支出(PCE)に加え、雇用統計や消費者物価指数(CPI)、生産者物価指数(PPI)が発表予定で、政策を左右する。PCEコア価格指数はディスインフレ停滞を示す見通しで、利下げペース鈍化を裏付ける可能性が指摘されている。FRBは11月開催分のFOMC議事要旨を公表する予定で、利下げの可能性を判断するうえで注目となる。
■今週の主な注目イベント
●米国
26日:FOMC議事要旨公表、新築住宅販売、コンファレンスボード消費者信頼感指数
27日:PCE価格指数、卸売り在庫、週次失業保険申請件数、第3四半期GDP改定値
28日:感謝祭で休場
●欧州
25日:独IFO、欧州中央銀行(ECB)のチーフエコノミスト、レーン氏講演
28日:ユーロ圏景気信頼感指数、消費者信頼感指数、独CPI
29日:ユーロ圏CPI、独失業率
●日本
29日:失業率、東京CPI、鉱工業生産、小売売上高
<CS>
東京CPIの11月分は伸び加速が予想されている。円安が進んだほか、植田総裁が追加利上げも除外しない姿勢を示したため12月の追加利上げも選択肢とされており、円の下値も限定的か。
市場の12月の連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ確率は現状で50%前後。会合までには今週発表予定の10月の米個人消費支出(PCE)に加え、雇用統計や消費者物価指数(CPI)、生産者物価指数(PPI)が発表予定で、政策を左右する。PCEコア価格指数はディスインフレ停滞を示す見通しで、利下げペース鈍化を裏付ける可能性が指摘されている。FRBは11月開催分のFOMC議事要旨を公表する予定で、利下げの可能性を判断するうえで注目となる。
■今週の主な注目イベント
●米国
26日:FOMC議事要旨公表、新築住宅販売、コンファレンスボード消費者信頼感指数
27日:PCE価格指数、卸売り在庫、週次失業保険申請件数、第3四半期GDP改定値
28日:感謝祭で休場
●欧州
25日:独IFO、欧州中央銀行(ECB)のチーフエコノミスト、レーン氏講演
28日:ユーロ圏景気信頼感指数、消費者信頼感指数、独CPI
29日:ユーロ圏CPI、独失業率
●日本
29日:失業率、東京CPI、鉱工業生産、小売売上高
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