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SBI新生銀行のニュース
16日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■株式見通し:銀行の再編機運が高まる
■コーセル、1Q営業利益12.0%減 7.87億円
■前場の注目材料:富士フイルム<4901>タイにがん診断支援の基盤構築、内視鏡の需要開拓
■銀行の再編機運が高まる
16日の日本株市場は、買い先行後はこう着感の強い相場展開になりそうだ。15日の米国市場はNYダウが236ドル高だった。新型コロナウイルスのデルタ変異株流行や財政支援の縮小に伴う景気回復の失速懸念が根強く売りが先行したものの、9月NY連銀製造業景気指数が予想のほぼ2倍に上昇したほか、原油高でエネルギー関連株が上昇すると警戒感が緩和し上昇に転じた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比65円高の30415円。円相場は1ドル109円30銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買い先行で始まることになりそうだ。引き続き急ピッチの上昇に対する過熱感が警戒されるなか、過熱を冷ます調整が望まれており、次第にこう着感が強まりやすいだろう。また、日中は中国の動向に市場の関心が集まりやすく、中国不動産大手のデフォルトリスクが警戒視されるなか、関連する報道などに振らされる可能性はありそうだ。
とはいえ、国内においては新政権による政策期待から押し目買い意欲は強い。また、急ピッチの上昇によって水準が大きく切り上がったこともあり、相対的に強い日本株に対して海外勢による日本株比率を引き上げる動きへの思惑も高まっていることから、下値の堅さは相当意識され、押し目買い意欲は強い。そのため、短期的な売り仕掛けによって弱含む局面においては、買いの動きが強まろう。
そのほか、NY原油先物相場が強い動きを見せているほか、先物市場ではクレディスイスによるショートカバーの動きが見られている。CTA経由のショートカバーが一段と強まる可能性も期待されてくるだろう。物色の流れとしてはインデックスに絡んだ売買が中心となろうが、中国リスクへの警戒からソフトバンクG<9984>をターゲットにした売り仕掛けには注意。また、新生銀<8303>は、SBI<8473>からのTOBに対抗するため、ホワイトナイトとして、ソニーG<6758>に打診したと報じられており、買収合戦に発展するととともに、銀行の再編機運が高まることになろう。
■コーセル、1Q営業利益12.0%減 7.87億円
コーセル<6905>が発表した第1四半期決算は、売上高が前年同期比4.8%増の71.20億円、営業利益は同12.0%減の7.87億円だった。日本国内では半導体等の部品材料不足に対する懸念から、先々を見込んだ手配需要が大幅に増加したほか、米国も好調に推移。一方で、ヨーロッパでは、部品材料不足の影響から生産活動に影響が出始めているようだ。
■前場の注目材料
・NYダウは上昇(34814.39、+236.82)
・ナスダック総合指数は上昇(15161.53、+123.77)
・シカゴ日経先物は上昇(30415、大阪比+65)
・SOX指数は上昇(3465.76、+16.37)
・VIX指数は低下(18.18、-1.28)
・米原油先物は上昇(72.61、+2.15)
・次期首相による大型経済対策への期待
・海外コロナワクチン接種の進展
・日銀は金融緩和を長期化
・株価急落時の日銀ETF買い
・富士フイルム<4901>タイにがん診断支援の基盤構築、内視鏡の需要開拓
・コスモエネHD<5021>自治体の脱炭素支援、再生エネ・EV一括提供
・岩谷産業<8088>岩谷産業など6社、グリーン液化水素事業化
・関西電<9503>アズビルとAIで火力発電の設備異常検知システム共同開発
・豊田合成<7282>米2工場増強、内外装部品
・三菱電機<6503>昇降機保守で攻勢、サービス専業買収
・NEC<6701>ヘルスケア事業、30年に事業価値5000億円
・テルモ<4543>DX加速、医療機器+サービス、新事業創出
・戸田工業<4100>ナトリウムフェライトをCO2固体回収材に
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:50 8月貿易収支(予想:+29億円、7月:+4394億円)
・9月政府月例経済報告
<海外>
・07:45 NZ・4-6月期GDP(前年比予想:+16.1%、1-3月期:+2.4%)
・10:30 豪・8月失業率(予想:5.0%、7月:4.6%)
・10:30 豪・8月雇用者数増減(予想:-8.00万人、7月:+0.22万人) <ST>
■株式見通し:銀行の再編機運が高まる
■コーセル、1Q営業利益12.0%減 7.87億円
■前場の注目材料:富士フイルム<4901>タイにがん診断支援の基盤構築、内視鏡の需要開拓
■銀行の再編機運が高まる
16日の日本株市場は、買い先行後はこう着感の強い相場展開になりそうだ。15日の米国市場はNYダウが236ドル高だった。新型コロナウイルスのデルタ変異株流行や財政支援の縮小に伴う景気回復の失速懸念が根強く売りが先行したものの、9月NY連銀製造業景気指数が予想のほぼ2倍に上昇したほか、原油高でエネルギー関連株が上昇すると警戒感が緩和し上昇に転じた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比65円高の30415円。円相場は1ドル109円30銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買い先行で始まることになりそうだ。引き続き急ピッチの上昇に対する過熱感が警戒されるなか、過熱を冷ます調整が望まれており、次第にこう着感が強まりやすいだろう。また、日中は中国の動向に市場の関心が集まりやすく、中国不動産大手のデフォルトリスクが警戒視されるなか、関連する報道などに振らされる可能性はありそうだ。
とはいえ、国内においては新政権による政策期待から押し目買い意欲は強い。また、急ピッチの上昇によって水準が大きく切り上がったこともあり、相対的に強い日本株に対して海外勢による日本株比率を引き上げる動きへの思惑も高まっていることから、下値の堅さは相当意識され、押し目買い意欲は強い。そのため、短期的な売り仕掛けによって弱含む局面においては、買いの動きが強まろう。
そのほか、NY原油先物相場が強い動きを見せているほか、先物市場ではクレディスイスによるショートカバーの動きが見られている。CTA経由のショートカバーが一段と強まる可能性も期待されてくるだろう。物色の流れとしてはインデックスに絡んだ売買が中心となろうが、中国リスクへの警戒からソフトバンクG<9984>をターゲットにした売り仕掛けには注意。また、新生銀<8303>は、SBI<8473>からのTOBに対抗するため、ホワイトナイトとして、ソニーG<6758>に打診したと報じられており、買収合戦に発展するととともに、銀行の再編機運が高まることになろう。
■コーセル、1Q営業利益12.0%減 7.87億円
コーセル<6905>が発表した第1四半期決算は、売上高が前年同期比4.8%増の71.20億円、営業利益は同12.0%減の7.87億円だった。日本国内では半導体等の部品材料不足に対する懸念から、先々を見込んだ手配需要が大幅に増加したほか、米国も好調に推移。一方で、ヨーロッパでは、部品材料不足の影響から生産活動に影響が出始めているようだ。
■前場の注目材料
・NYダウは上昇(34814.39、+236.82)
・ナスダック総合指数は上昇(15161.53、+123.77)
・シカゴ日経先物は上昇(30415、大阪比+65)
・SOX指数は上昇(3465.76、+16.37)
・VIX指数は低下(18.18、-1.28)
・米原油先物は上昇(72.61、+2.15)
・次期首相による大型経済対策への期待
・海外コロナワクチン接種の進展
・日銀は金融緩和を長期化
・株価急落時の日銀ETF買い
・富士フイルム<4901>タイにがん診断支援の基盤構築、内視鏡の需要開拓
・コスモエネHD<5021>自治体の脱炭素支援、再生エネ・EV一括提供
・岩谷産業<8088>岩谷産業など6社、グリーン液化水素事業化
・関西電<9503>アズビルとAIで火力発電の設備異常検知システム共同開発
・豊田合成<7282>米2工場増強、内外装部品
・三菱電機<6503>昇降機保守で攻勢、サービス専業買収
・NEC<6701>ヘルスケア事業、30年に事業価値5000億円
・テルモ<4543>DX加速、医療機器+サービス、新事業創出
・戸田工業<4100>ナトリウムフェライトをCO2固体回収材に
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:50 8月貿易収支(予想:+29億円、7月:+4394億円)
・9月政府月例経済報告
<海外>
・07:45 NZ・4-6月期GDP(前年比予想:+16.1%、1-3月期:+2.4%)
・10:30 豪・8月失業率(予想:5.0%、7月:4.6%)
・10:30 豪・8月雇用者数増減(予想:-8.00万人、7月:+0.22万人) <ST>
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