後場の日経平均は511円安でスタート、ファーストリテやソフトバンクＧが安い

[日経平均株価・TOPIX（表）]

日経平均;27606.10;-511.93TOPIX;1889.40;-30.92


[後場寄り付き概況]

　後場の日経平均は前日比511.93円安の27606.10円と午前の終値より下げ幅を縮小して取引を開始した。ランチタイム中の225先物は下げ縮小。アジア市場は値下がり目立つ。為替は1ドル＝109円90銭台と朝方から若干円安で推移。午前の日経平均は、米国市場が下落となり、為替が円高方向に進行した流れを引き継ぎ、輸出関連株を中心に値を下げ軟調な値動きとなった。後場の日経平均は午前の終値より下げ幅を縮小してスタートした。ファーストリテイリング<9983>やソフトバンクＧ<9984>、東京エレクトロン<8035>など指数に寄与度の高い銘柄が午前の終値より下げ幅を縮小し、相場を下支えしたもようだ。なお、午前のTOPIXの下落率はマイナス1.95％であり、日銀のETF買い発動基準であるマイナス2%にわずかに及ばない状況となっている。

　セクター別では、海運業、ゴム製品、機械、金属製品などが下落率上位となっており、一方、鉱業が上昇率上位となっている。東証1部の売買代金上位では、ファーストリテイリング、ソフトバンクＧ、東京エレクトロン、キーエンス<6861>、ファナック<
6954>が安く、レーザーテック<6920>、エーザイ<4523>、ＳＨＩＦＴ<3697>、イオン<8267>、ＩＮＰＥＸ<1605>が高い。
＜CS＞