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AOKIホールディングスのニュース
【↓】日経平均 大引け| 続落、大型連休を控え上値は重い (5月2日)
日経平均株価
始値 38004.01
高値 38355.60(12:30)
安値 37958.19(09:10)
大引け 38236.07(前日比 -37.98 、 -0.10% )
売買高 14億9274万株 (東証プライム概算)
売買代金 4兆2061億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は続落、朝安後プラス圏に浮上する場面も
2.パウエル会見はハト派寄りで過度な不安心理は後退
3.為替市場では円高が加速、朝方はリスク回避ムード
4.その後は円高一服し、半導体株など買われ持ち直す
5.大型連休控え上値も重い展開で、結局小幅安で着地
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比87ドル高と反発した。FRBパウエル議長の発言が利下げに消極的な内容ではなかったことを受け買いが優勢となった。
東京市場では、方向感の見えにくい展開で、日経平均株価は朝安後にプラス圏に浮上する場面もあったが上値は重く、結局小幅マイナス圏で引けた。
2日の東京市場は、朝方は急激な円高に振れたことを受け、リスク回避ムードのなか売り優勢でスタート。しかし、その後はハイテクセクターなどを中心に押し目買いの動きが顕在化した。注目されたFOMCは事前の予想通り6会合連続の政策金利据え置きを決め、これと合わせて量的引き締め(QT)の減速方針も決定。会合後のパウエルFRB議長の記者会見もハト派寄りの印象だったことで、米国株市場では安心感が広がった。一方、外国為替市場では、これが円高誘導となり、政府・日銀の為替介入の思惑も手伝って短時間で4円以上も円高に振れる場面があった。取引開始直後はこれを嫌気して買いが手控えられたものの、円高が一服し円安方向に押し戻されるのを横目に、半導体関連などを中心に主力株が買われる展開となり持ち直した。途中プラス圏に浮上する場面もあったが、大型連休を控え上値も重かった。
個別では、群を抜く売買代金をこなしたレーザーテック<6920>が続伸、売買代金2位となったソシオネクスト<6526>も高く引けた。住友商事<8053>、三井物産<8031>などが活況高、東京電力ホールディングス<9501>、北海道電力<9509>など電力株も上昇した。TOWA<6315>が物色人気となり、第一三共<4568>も値を上げた。AOKIホールディングス<8214>が値上がり率トップとなったほか、北海道ガス<9534>、日本マイクロニクス<6871>、三井松島ホールディングス<1518>なども値を飛ばした。
半面、三菱商事<8058>が売りに押され、トヨタ自動車<7203>も冴えない。イビデン<4062>が急落、三井E&S<7003>が売られ、ファーストリテイリング<9983>も軟調。三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクも下値を探った。KeePer技研<6036>が値下がり率トップに売り込まれ、アドウェイズ<2489>、住友ファーマ<4506>などの下げも目立つ。マネックスグループ<8698>も安い。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は第一三共 <4568>、レーザーテク <6920>、オリンパス <7733>、豊田通商 <8015>、東エレク <8035>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約52円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、TDK <6762>、信越化 <4063>、アドテスト <6857>、三菱商 <8058>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約90円。
東証33業種のうち上昇は14業種。上昇率の上位5業種は(1)電気・ガス業、(2)不動産業、(3)保険業、(4)卸売業、(5)医薬品。一方、下落率の上位5業種は(1)海運業、(2)空運業、(3)倉庫運輸関連、(4)化学、(5)銀行業。
■個別材料株
△ストリームM <4772> [東証G]
1-3月期経常26%増で通期計画上回る。
△パワーファス <5950> [東証S]
筆頭株主の積水ハウスが全株式をマルエヌに譲渡へ。
△TOA <6809> [東証P]
今期経常は5%増益へ。
△日本ライフL <7575> [東証P]
今期は2期ぶり経常最高益・4円増配を計画。
△タカラトミー <7867> [東証P]
24年3月期業績と配当の増額を好感。
△松風 <7979> [東証P]
24年3月期業績の計画上振れと1→2の株式分割を好感。
△AOKIHD <8214> [東証P]
前期経常を6%上方修正、配当も10円増額。
△GEI <9212> [東証G]
上期営業損益は赤字幅縮小へ上振れ。
△タカヨシ <9259> [東証G]
子会社が神戸物産 <3038> [東証P]とフランチャイズ契約締結。
△キャスター <9331> [東証G]
マネフォ <3994> [東証P]と資本・業務提携。
▼KeePer <6036> [東証P]
キーパーラボ運営事業の4月既存店売上高は2ヵ月ぶり減収。
▼バードマン <7063> [東証G]
約3億5000万円の特損計上へ
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)AOKIHD <8214>、(2)北ガス <9534>、(3)日本マイクロ <6871>、(4)三井松島HD <1518>、(5)日本ライフL <7575>、(6)オルガノ <6368>、(7)日置電機 <6866>、(8)松風 <7979>、(9)タカラトミー <7867>、(10)関西電 <9503>。
値下がり率上位10傑は(1)KeePer <6036>、(2)イビデン <4062>、(3)アドウェイズ <2489>、(4)住友ファーマ <4506>、(5)エンプラス <6961>、(6)マネックスG <8698>、(7)日本トリム <6788>、(8)Jディスプレ <6740>、(9)エスエムエス <2175>、(10)東京きらぼし <7173>。
【大引け】
日経平均は前日比37.98円(0.10%)安の3万8236.07円。TOPIXは前日比0.87(0.03%)安の2728.53。出来高は概算で14億9274万株。東証プライムの値上がり銘柄数は645、値下がり銘柄数は936となった。東証グロース250指数は642.96ポイント(3.29ポイント安)。
[2024年5月2日]
株探ニュース
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