決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】引け後 … ＰＣＮＥＴ、プロパスト、メディカルＮ (10月12日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の10月9日から12日の決算発表を経て13日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　旭化学 <7928>
　20年8月期の連結経常利益は前の期比24.1％減の1.4億円になったが、21年8月期は前期比65.5％増の2.4億円に拡大する見通しとなった。

★No.2　ＰＣＮＥＴ <3021>
　21年5月期第1四半期(6-8月)の連結経常利益は前年同期比17.1％増の1.5億円に伸び、通期計画の5億円に対する進捗率は30.2％に達し、5年平均の14.1％も上回った。

★No.3　ＡＬＰＨＡ <4760>
　20年8月期の連結最終損益は6億1000万円の赤字(前の期は700万円の黒字)に転落したが、21年8月期は500万円の黒字にＶ字回復する見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<7928> 旭化学 　　　　ＪＱ 　 +19.90 　 10/12　本決算　　　 65.52
<3021> ＰＣＮＥＴ 　　東２ 　 +12.42 　 10/12　　　1Q　　　 17.05
<4760> ＡＬＰＨＡ 　　ＪＱ　　 +5.36 　 10/12　本決算　　　　黒転
<3645> メディカルＮ 　東Ｍ　　 +3.67 　 10/12　　　1Q　　　 54.84
<3236> プロパスト 　　ＪＱ　　 +3.23 　 10/12　　　1Q　　　 23.67

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした13日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。

株探ニュース