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*08:47JST 前場に注目すべき3つのポイント~決算を手掛かりとした個別での短期的な日替わり物色~
26日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■株式見通し:決算を手掛かりとした個別での短期的な日替わり物色
■シマノ、23/12下方修正 営業利益830憶円←1050億円
■前場の注目材料:中部電力、月内にも中小製造業向けサービス、仮想空間で改善支援
■決算を手掛かりとした個別での短期的な日替わり物色
26日の日本株市場は、売り一巡後は底堅い相場展開になりそうだ。25日の米国市場はNYダウが344ドル安だった。ファースト・リパブリック・バンクは、1-3月期に予想を上回る預金流出が発生したことを明らかにした。他の地銀にも売りが広がるなか、信用不安が再燃する格好だった。また、コンファレンスボードが発表した4月の米消費者信頼感指数が予想を下回ったため、景気減速懸念もさらなる売り圧力になった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比250円安の28370円。円相場は1ドル133円70銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、売り優勢の相場展開が見込まれる。日経225先物はナイトセッションで一時28360円まで売られ、支持線として意識されていた節目の28500円を下回って終えており、センチメントを冷ますことになりそうだ。とはいえ、ファースト・リパブリック・バンクについては24日の時間外取引で急落していたことから、東京市場においては織り込まれていると考えられる。
一方で、25日の取引終了後に決算を発表したマイクロソフトとアルファベットはいずれも決算内容が好材料視され、時間外取引で買われている。そのため、売り一巡後は押し目待ち狙いの買いは入りやすく、次第に底堅さが意識されてくる可能性はありそうだ。ただし、本日はファナック<6954>やアドバンテスト<6857>など指数インパクトの大きい値がさ株の決算発表を控えているため、積極的な売買は手控えられやすいところだ。決算を手掛かりとした個別での短期的な日替わり物色に向かわせよう。
なお、昨夕に決算を発表したところでは、ブティックス<9272>、洋糖<2107>、東ラヂエタ<7235>、明星工業<1976>、遠藤照明<6932>、細谷火工<4274>、FPG<7148>、コロナ<5909>、東邦瓦斯<9533>、ムサシ<7521>、木徳神糧<2700>、東映アニメ<4816>、RKB毎日HD<9407>、カナデン<8081>、オービック<4684>などが注目されよう。また、昨日は全株一致で売買が成立したアースインフィニティ<7692>に短期資金が集中していた。結局は安値圏で取引を終えたものの、200日線までの調整を経て、引き続き資金が向かいやすいだろう。そのほか、ispace<9348>は、月面着陸船との通信が途絶えていると報じられるなか、通信の確立が待たれるところだ。
■シマノ、23/12下方修正 営業利益830憶円←1050億円
シマノ<7309>は2023年12月期業績予想の修正を発表。売上高は5000億円から4600億円、営業利益を1050億円から830億円に下方修正した。自転車部門において、急速なインフレ高進など景気後退懸念により、完成車の販売は減速感が漂い、需給調整は進んでいるものの市場在庫は総じて高い水準で推移した。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(28620.07、+26.55)
・米長期金利は低下
・米国景気は拡大
・日銀は金融緩和を継続
・コロナ後の人流再開
・中部電力<9502>月内にも中小製造業向けサービス、仮想空間で改善支援
・小松マテーレ<3580>余剰汚泥減容化に参入、バイオ製剤開発
・クボタ<6326>電池材料市場に参入、チタンニオブ複合酸化物量産
・イオン<8267>いなげや統合、関東スーパー1兆円連合へ
・鹿島<1812>ラピダス、北海道千歳市の新工場を9月着工、鹿島が受注
・日本車輌製造<7102>豊川製作所をJR東海から買い戻し
・チェンジHD<3962>グループ会社のDFAロボ、ロボ新興に投資、協業で成長支援
・THK<6481>ロボハンドを単体販売、工場搬送用途狙う
・日本電信電話<9432>グループのNTT西日本、新興に直接投資、オープンイノベ拠点活用
・東レ<3402>香港で海水淡水化RO膜受注、プラント年内稼働
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
<海外>
・07:45 NZ・3月貿易収支(2月:-7.14億NZドル)
・10:30 豪・1-3月期消費者物価指数(前年比予想:+6.9%、10-12月期:+7.8%) <ST>
■株式見通し:決算を手掛かりとした個別での短期的な日替わり物色
■シマノ、23/12下方修正 営業利益830憶円←1050億円
■前場の注目材料:中部電力、月内にも中小製造業向けサービス、仮想空間で改善支援
■決算を手掛かりとした個別での短期的な日替わり物色
26日の日本株市場は、売り一巡後は底堅い相場展開になりそうだ。25日の米国市場はNYダウが344ドル安だった。ファースト・リパブリック・バンクは、1-3月期に予想を上回る預金流出が発生したことを明らかにした。他の地銀にも売りが広がるなか、信用不安が再燃する格好だった。また、コンファレンスボードが発表した4月の米消費者信頼感指数が予想を下回ったため、景気減速懸念もさらなる売り圧力になった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比250円安の28370円。円相場は1ドル133円70銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、売り優勢の相場展開が見込まれる。日経225先物はナイトセッションで一時28360円まで売られ、支持線として意識されていた節目の28500円を下回って終えており、センチメントを冷ますことになりそうだ。とはいえ、ファースト・リパブリック・バンクについては24日の時間外取引で急落していたことから、東京市場においては織り込まれていると考えられる。
一方で、25日の取引終了後に決算を発表したマイクロソフトとアルファベットはいずれも決算内容が好材料視され、時間外取引で買われている。そのため、売り一巡後は押し目待ち狙いの買いは入りやすく、次第に底堅さが意識されてくる可能性はありそうだ。ただし、本日はファナック<6954>やアドバンテスト<6857>など指数インパクトの大きい値がさ株の決算発表を控えているため、積極的な売買は手控えられやすいところだ。決算を手掛かりとした個別での短期的な日替わり物色に向かわせよう。
なお、昨夕に決算を発表したところでは、ブティックス<9272>、洋糖<2107>、東ラヂエタ<7235>、明星工業<1976>、遠藤照明<6932>、細谷火工<4274>、FPG<7148>、コロナ<5909>、東邦瓦斯<9533>、ムサシ<7521>、木徳神糧<2700>、東映アニメ<4816>、RKB毎日HD<9407>、カナデン<8081>、オービック<4684>などが注目されよう。また、昨日は全株一致で売買が成立したアースインフィニティ<7692>に短期資金が集中していた。結局は安値圏で取引を終えたものの、200日線までの調整を経て、引き続き資金が向かいやすいだろう。そのほか、ispace<9348>は、月面着陸船との通信が途絶えていると報じられるなか、通信の確立が待たれるところだ。
■シマノ、23/12下方修正 営業利益830憶円←1050億円
シマノ<7309>は2023年12月期業績予想の修正を発表。売上高は5000億円から4600億円、営業利益を1050億円から830億円に下方修正した。自転車部門において、急速なインフレ高進など景気後退懸念により、完成車の販売は減速感が漂い、需給調整は進んでいるものの市場在庫は総じて高い水準で推移した。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(28620.07、+26.55)
・米長期金利は低下
・米国景気は拡大
・日銀は金融緩和を継続
・コロナ後の人流再開
・中部電力<9502>月内にも中小製造業向けサービス、仮想空間で改善支援
・小松マテーレ<3580>余剰汚泥減容化に参入、バイオ製剤開発
・クボタ<6326>電池材料市場に参入、チタンニオブ複合酸化物量産
・イオン<8267>いなげや統合、関東スーパー1兆円連合へ
・鹿島<1812>ラピダス、北海道千歳市の新工場を9月着工、鹿島が受注
・日本車輌製造<7102>豊川製作所をJR東海から買い戻し
・チェンジHD<3962>グループ会社のDFAロボ、ロボ新興に投資、協業で成長支援
・THK<6481>ロボハンドを単体販売、工場搬送用途狙う
・日本電信電話<9432>グループのNTT西日本、新興に直接投資、オープンイノベ拠点活用
・東レ<3402>香港で海水淡水化RO膜受注、プラント年内稼働
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
<海外>
・07:45 NZ・3月貿易収支(2月:-7.14億NZドル)
・10:30 豪・1-3月期消費者物価指数(前年比予想:+6.9%、10-12月期:+7.8%) <ST>
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