768円
安永のニュース
■インスペック <6656> 1,365円 (+300円、+28.2%) ストップ高
インスペック <6656> [東証S]がストップ高。3日の取引終了後、高性能フラットベッド型検査装置及びロールtoロール型検査装置の大型受注を獲得したと発表したことが好感された。今回の受注では、同社の主力製品であるフラットベッド型検査装置をベースにした高性能半導体パッケージ基板用AI機能付両面(表・裏)全自動検査装置と、ロールtoロール型検査装置を各複数台受注した。受注総額は9億円を超えるとしており、24年4月期以降の納入を予定している。なお、23年4月期業績への影響はないとしている。
■安永 <7271> 1,159円 (+154円、+15.3%)
東証プライムの上昇率トップ。安永 <7271> [東証P]が4日ぶりに急反騰。3日の取引終了後、リチウムイオン電池の集電箔への特殊加工を独自に開発し、電池寿命を同社従来品比で12倍以上に向上させることに成功したと発表したことが好感された。同社では現在、日本・韓国・中国の電池メーカーや自動車メーカーなどに試作品を供給し高い評価を得ているとしており、更なる研究開発を進めるとしている。
■住石HD <1514> 348円 (+39円、+12.6%)
住石ホールディングス <1514> [東証S]が急反騰。3日の取引終了後、23年3月期の連結最終利益が、これまでの計画の22億8000万円から35億円(前の期比54.3%増)に上振れする見込みとなったと発表した。また、財務省に提出された変更報告書によると、著名投資家の井村俊哉氏の保有割合が12.71%から13.22%に上昇したことが明らかとなっており、これらを材料視した買いが集まったようだ。豪州ワンボ社からの受取配当金の影響などが寄与する。一方、売上高は計画の420億円に対し、417億円(同3.4倍)と下振れて着地したようだとしている。同社は3月31日、豪州の出資先炭鉱からの配当金として、3400万豪ドル(約30億3000万円)を受領したと発表。連結業績への影響については集計中としていたが、今回集計作業が完了したという。井村氏が提出した変更報告書によると、保有目的は純投資。報告義務発生日は3月27日となっている。
■ジャパンエン <6016> 1,439円 (+154円、+12.0%) 一時ストップ高
ジャパンエンジンコーポレーション <6016> [東証S]が3日続急騰、一時ストップ高となった。4日付の日刊工業新聞で「舶用低速エンジン唯一の国産ブランド『UEエンジン』が2023年度にも生産台数(2ストローク)ベースで世界シェア10%を突破する見通しだ」と伝えており、この報道を手掛かりに買われた。記事によると、中国のライセンシーの受注が急拡大しており、24年度には生産台数が22年度比2倍超に膨らむ見込み。世界シェア10%突破は三菱重工業 <7011> [東証P]として同エンジンの生産を始めた1955年以来初という。
■加藤製 <6390> 1,152円 (+94円、+8.9%)
東証プライムの上昇率3位。加藤製作所 <6390> [東証P]が5日続急伸と上げ足を強めたほか、エフテック <7212> [東証P]、三協立山 <5932> [東証P]、丸運 <9067> [東証S]、アーレスティ <5852> [東証P]、GMB <7214> [東証S]などPBRが超割安圏に放置されている銘柄群に買いが向かった。いずれもPBRは0.2倍台であり、会社解散価値の4分の1程度まで大きく売り込まれている銘柄として水準訂正に向けた思惑が株価を後押しした。東証では恒常的にPBR1倍を下回った水準にある企業について改善策を要請している状況にあり、これらの銘柄群が中期的な経営戦略強化や株主還元などに取り組むことへの思惑が投資資金を誘導したようだ。
■象印 <7965> 1,668円 (+76円、+4.8%)
東証プライムの上昇率8位。象印マホービン <7965> [東証P]が大幅反発し、年初来高値を更新した。同社は3日取引終了後、23年11月期第1四半期(22年11月21日-23年2月20日)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比11.4%減の35億2500万円となったが、通期計画39億円に対する進捗率が90%超に達していることが買い手掛かりとなったようだ。売上高は同2.4%増の271億2800万円で着地した。調理家電製品は前年を下回ったものの、リビング製品や生活家電製品は順調に推移。利益面では原価や販管費の増加が重荷となった。なお、通期業績予想については従来計画を据え置いている。
■任天堂 <7974> 5,412円 (+239円、+4.6%)
東証プライムの上昇率10位。任天堂 <7974> [東証P]が大幅高で3日続伸し年初来高値が視野に入ってきた。映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」が米国で5日に公開される。日本国内の公開日は4月28日。公開前に海外の批評も伝わっている。ヒットを期待した投資家の買いが同社株に入ったようだ。
■大栄環境 <9336> 1,842円 (+74円、+4.2%)
大栄環境 <9336> [東証P]が大幅続伸。SMBC日興証券が3日付で投資評価を最上位の「1」、目標株価を2300円で新規にカバレッジを開始したことが材料視された。同証券では、大栄環境を循環産業のリーディングカンパニーとし、能力増強と公民連携案件で長期オーガニック成長が可能と予想。
■セキド <9878> 655円 (+24円、+3.8%)
セキド <9878> [東証S]が大幅続伸。3日の取引終了後、3月度(2月21日~3月20日)売上高の速報値を発表。全社ベースで前年同月比120%と2ヵ月ぶりに前年実績を上回っており、これが好感された。コスメティック事業でのオンライン販売の拡大や新商品の好調が寄与。セレクトショップ「GINZA LoveLove」については、前年のリユース買い取り特需の影響で実店舗の既存店売上高は同92%。また、ネット通販も同91%と減少した。
■ガーラ <4777> 436円 (+13円、+3.1%)
ガーラ <4777> [東証S]が大幅高で3日続伸。同社は3日、子会社のGala Mix(韓国ソウル市)が自社で開発したスマートフォンアプリ「Poll Cash(ポールキャッシュ)」の提供を開始したことを明らかにしており、これが材料視されたようだ。ポールキャッシュは有料アンケートアプリで、アンケートに答えてコインを稼いでギフトカードに交換できるもの。サービス提供地域は北米、西ヨーロッパ、シンガポール、オーストラリアなど19ヵ国で、来期は更に増える予定だとしている。
■霞ヶ関C <3498> 4,100円 (+110円、+2.8%)
霞ヶ関キャピタル <3498> [東証G]が3日続伸。物流施設を主力にアパートメントホテルなどにも展開するほか、再生エネルギーの電源開発も手掛けている。eコマース市場拡大に伴う宅配取扱個数の増加で物流施設需要が好調に推移しており、足もとの業績には追い風が吹いている。同社が3日取引終了後に発表した23年8月期上期(22年9月-23年2月)の決算は、売上高が前年同期比56%増の164億8900万円、営業利益が同3.2倍の14億3800万円と大幅な伸びを示した。これを好感する形で投資資金が集中した。
■リンカーズ <5131> 306円 (+8円、+2.7%)
リンカーズ <5131> [東証G]が反発。3日の取引終了後、金融機関向けビジネスマッチングシステム「Linkers for BANK」をしののめ信用金庫(群馬県富岡市)へ提供開始したと発表しており、好材料視された。同システムは、金融機関向けに「成約率向上に特化」したビジネスマッチングシステムで、23年2月時点で全国30の地域金融機関で稼働中。18年3月のサービス開始以降、全導入金融機関において累計で約13万2400件の商談と3万9700件を超える成約を創出するなど、金融機関による地域活性化に貢献しているという。
■アステラス <4503> 1,922円 (+43.5円、+2.3%)
アステラス製薬 <4503> [東証P]が反発。4日、抗体─薬物複合体の「パドセブ」とPD─1阻害剤「キイトルーダ」の併用療法に関し、局所進行性または転移性尿路上皮がんで、シスプラチン不適応の患者における1次治療として米食品医薬品局(FDA)より迅速承認を受けたと発表した。これを材料視した買いが入ったようだ。検証試験である「EV─302試験」において臨床的な有効性が確認されることが継続的な承認の条件という。業績への影響については、4月27日に開示予定の24年3月期の業績予想で示すとしている。
■フュトレック <2468> 258円 (+5円、+2.0%)
フュートレック <2468> [東証S]が3日ぶりに反発。3日の取引終了後、集計中の23年3月期連結業績について、売上高が13億7000万円から16億円(前の期比0.6%増)へ、営業損益が2億8500万円の赤字から2億7000万円の赤字(前の期1億2200万円の黒字)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感された。音声認識事業における売上高が計画を上回ったという。なお、デジタルマーケティング事業において減損損失3億5700万円を特別損失として計上したことから、最終損益は3億1000万円の赤字から6億8000万円の赤字(同1億3300万円の黒字)へ下振れたとしている。
■萩原電気HD <7467> 3,370円 (+50円、+1.5%)
萩原電気ホールディングス <7467> [東証P]が反発。3日の取引終了後、集計中の23年3月期連結業績について、営業利益を53億5000万円から64億5000万円(前の期比48.1%増)へ、純利益を36億円から45億5000万円(同58.2%増)へ上振れ、あわせて期末配当予想を65円から95円へ引き上げたことが好感された。為替変動や自動車生産台数の調整などの影響を受けて、売上高は1890億円から1878億円(同18.5%増)へ下振れたものの、比較的利益率の高い分野の売り上げの伸長や経費削減効果などが利益押し上げに貢献した。なお、年間配当は155円となる。同時に、SMBC日興証券を割当先とする第三者割当により、第3回新株予約権(行使価額修正条項付)を発行すると発表した。新株予約権の割当日は4月24日から26日までのいずれかの日で、発行総数は1万1000個(潜在株式数110万株)。潜在的な希薄化率は12.42%となる。調達資金約36億5698万円は、グローバルな安定供給体制構築に必要な一定の在庫確保に伴う運転資金に当てるとしている。
■ワークマン <7564> 5,650円 (+80円、+1.4%)
ワークマン <7564> [東証S]が反発。3日の取引終了後に発表した3月度の月次売上高速報で、既存店売上高が前年同月比4.2%増と3ヵ月ぶりに前年実績を上回ったことが好感された。気温が上昇したことで、長袖Tシャツやレディースなど春夏衣料を中心に好調な販売となった。また、新商品や新色を展開したアスレシューズやアウトドアシューズも売り上げ増加に貢献した。なお、全店売上高は同9.8%増だった。
■第一生命HD <8750> 2,499.5円 (+32円、+1.3%)
第一生命ホールディングス <8750> [東証P]が3日続伸。財務省は4日、10年債入札を実施した。新規オープン発行で、表面利率は年0.5%で据え置かれた。日銀の金融政策の方向性を見極めたいとの投資家心理が働くなかにあって、入札結果は弱めと受け止められ、足もとの債券相場には下落(金利は上昇)圧力が掛かっている。同社株に対しては、金利の上昇による運用環境の改善効果への思惑をもとにした買いが入ったようだ。
■INPEX <1605> 1,493円 (+19円、+1.3%)
INPEX <1605> [東証P]が続伸。そのほか石油資源開発 <1662> [東証P]など石油関連株が続伸した。石油輸出国機構(OPEC)とロシアなどから構成する「OPECプラス」が2日に予想外の減産を発表したことを受けた買いが続いている。3日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の5月限が前日3日比4.75ドル高の1バレル=80.42ドルに上昇。これを受け、米株式市場で石油関連株が上昇した。INPEXの株価は連結PBRで0.5倍、配当利回り4%台の水準にあり割安感も指摘されている。
■王将フード <9936> 6,100円 (+60円、+1.0%)
王将フードサービス <9936> [東証P]が続伸。4日午前10時ごろに発表した3月の月次売上高速報で、直営既存店売上高が前年同月比12.5%増となり、3月として過去最高売上だった前年を大幅に上回る増収となったことが好感された。価格改定効果もあり客単価が同3.0%増となったほか、2月25日にテレビ番組で紹介された影響もあり、客数が同9.2%増となったことが寄与した。
※4日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース
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