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日経平均は3日ぶりに反落、韓国情勢などが意識されて失速
*12:05JST 日経平均は3日ぶりに反落、韓国情勢などが意識されて失速
日経平均は3日ぶりに反落。前日比171.82円安(-0.44%)の39077.04円(出来高概算9億4000万株)で前場の取引を終えている。
3日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は76.47ドル安の44705.53ドル、ナスダックは76.96ポイント高の19480.91で取引を終了した。今週予定されている雇用統計の発表を控えた調整が続き、寄り付き後、まちまち。ダウは手仕舞い売りが継続し終日軟調に推移したものの、JOLTS求人件数が労働市場の底堅さを再表明したため景気に楽観的な見方が強まり下げ止まり、終盤にかけて下げ幅を縮小した。ナスダックは携帯端末のアップルやオンライン小売のアマゾンなどが買われ、指数を押し上げ終盤にかけ上げ幅を拡大し連日で過去最高値を更新。相場はまちまちで終了した。
米国株は高安まちまちだったが、ハイテク株上昇の流れを受けて、東京市場は買い優勢で取引を開始した。寄付き後の日経平均は上昇したが、韓国情勢などが重しとなり、昨日の高値39427.37円手前で失速すると上げ幅を徐々に縮め前日比マイナス圏での推移となった。引き続き三菱重<7011>、IHI<7013>など防衛関連銘柄が買われるなど大型株しっかりだったことで、39000円割れは回避された。
日経平均採用銘柄では、山手線などの初乗り引き上げを近く申請と報じられたJR東<9020>が下落したほか、京成電鉄<9009>、小田急電鉄<9007>など関東私鉄もさえない。また、円高が嫌気されて、SUBARU<7270>、日産自<7201>、ホンダ<7267>など自動車株も弱い。このほか、エーザイ<4523>、ニコン<7731>、DOWAホールディングス<5714>、大塚ホールディングス<4578>、ソフトバンクグループ<9984>などが下落した。
一方、三菱重、IHIのほか、日本製鋼所<5631>、川崎重<7012>などの防衛関連銘柄も買われた。また、良品計画<7453>、ZOZO<3092>、ニトリホールディングス<9843>、サッポロHD<2501>など円高メリット銘柄も買われた。このほか、フジクラ<5803>、ソニーグループ<6758>、レゾナック<4004>、ディー・エヌ・エー<2432>、任天堂
<7974>などが上昇した。
業種別では、電気・ガス、金属製品、陸運、海運、鉄鋼などが下落した一方、その他製品、小売、倉庫・運輸関連、石油・石炭、機械の5セクターのみ上昇した。
韓国情勢の急変を受けて、為替市場ではリスク回避の円買いが進んだほか、10年物国債利回りも一時1.065%まで低下した。後場の東京市場は、流動的な韓国情勢を睨んだ展開となり、日経平均は39000円割れの場面も見られそうだ。
<AK>
3日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は76.47ドル安の44705.53ドル、ナスダックは76.96ポイント高の19480.91で取引を終了した。今週予定されている雇用統計の発表を控えた調整が続き、寄り付き後、まちまち。ダウは手仕舞い売りが継続し終日軟調に推移したものの、JOLTS求人件数が労働市場の底堅さを再表明したため景気に楽観的な見方が強まり下げ止まり、終盤にかけて下げ幅を縮小した。ナスダックは携帯端末のアップルやオンライン小売のアマゾンなどが買われ、指数を押し上げ終盤にかけ上げ幅を拡大し連日で過去最高値を更新。相場はまちまちで終了した。
米国株は高安まちまちだったが、ハイテク株上昇の流れを受けて、東京市場は買い優勢で取引を開始した。寄付き後の日経平均は上昇したが、韓国情勢などが重しとなり、昨日の高値39427.37円手前で失速すると上げ幅を徐々に縮め前日比マイナス圏での推移となった。引き続き三菱重<7011>、IHI<7013>など防衛関連銘柄が買われるなど大型株しっかりだったことで、39000円割れは回避された。
日経平均採用銘柄では、山手線などの初乗り引き上げを近く申請と報じられたJR東<9020>が下落したほか、京成電鉄<9009>、小田急電鉄<9007>など関東私鉄もさえない。また、円高が嫌気されて、SUBARU<7270>、日産自<7201>、ホンダ<7267>など自動車株も弱い。このほか、エーザイ<4523>、ニコン<7731>、DOWAホールディングス<5714>、大塚ホールディングス<4578>、ソフトバンクグループ<9984>などが下落した。
一方、三菱重、IHIのほか、日本製鋼所<5631>、川崎重<7012>などの防衛関連銘柄も買われた。また、良品計画<7453>、ZOZO<3092>、ニトリホールディングス<9843>、サッポロHD<2501>など円高メリット銘柄も買われた。このほか、フジクラ<5803>、ソニーグループ<6758>、レゾナック<4004>、ディー・エヌ・エー<2432>、任天堂
<7974>などが上昇した。
業種別では、電気・ガス、金属製品、陸運、海運、鉄鋼などが下落した一方、その他製品、小売、倉庫・運輸関連、石油・石炭、機械の5セクターのみ上昇した。
韓国情勢の急変を受けて、為替市場ではリスク回避の円買いが進んだほか、10年物国債利回りも一時1.065%まで低下した。後場の東京市場は、流動的な韓国情勢を睨んだ展開となり、日経平均は39000円割れの場面も見られそうだ。
<AK>
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