個別銘柄戦略:クミアイ化学やマクセルなどに注目

7日は米株式市場ではNYダウが264.36ドル高の33180.14、ナスダック総合指数が113.86pt高の12175.23、シカゴ日経225先物が大阪日中比200円高の28210円。米10年債利回りが3％を下回り、ナスダックが上昇したことやアリババ株などの大幅高を好感し、ソフトバンクG<9984>の続伸が予想されるほか、エムスリー<2413>、SHIFT<3697>、ラクス<
3923>などが買い戻されそうだ。原油高や大手金融機関による原油見通しの上方修正を受けて米シェブロンなど、エネルギー銘柄が上昇したことで、INPEX<1605>やコスモエネHD<5021>の堅調推移が見込まれる。また、建機の米キャタピラーなども買われたことで、コマツ<6301>やクボタ<6326>もしっかりとした動きとなりそうだ。前日に業績予想を上方修正したクミアイ化学<4996>には物色が向かおう。レーティング格上げが観測されたマクセル<6810>、即席ルウやパスタソースなどの9月からの値上げが伝わっているエスビー<2805>なども好感されそうだ。 ＜FA＞