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*08:43JST 前場に注目すべき3つのポイント~エヌビディアの決算待ちのなか中小型株にシフト~
28日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■エヌビディアの決算待ちのなか中小型株にシフト
■DyDo、25/1業績予想 営業利益17.9%増 44億円
■前場の注目材料:王子HD、電動車向けコンデンサー用フィルム増産、新設備を11月稼働
■エヌビディアの決算待ちのなか中小型株にシフト
28日の日本株市場は、エヌビディアの決算を控えるなか、こう着感の強い相場展開になりそうだ。27日の米国市場は、NYダウが9ドル高、ナスダックは29ポイント高だった。8月の米消費者信頼感指数が予想外に改善したため、米景気の底堅さが意識された。また、米連邦準備理事会(FRB)による9月の利下げ期待が下支えとなった。決算を翌日に控えたエヌビディアなど半導体株の一角には買い戻しの動きがみられたが、様子見ムードは強く、積極的な売買は手控えられた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比30円安の38270円。円相場は1ドル143円70銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から、小動きで始まりそうだ。エヌビディアの決算は相場全体に影響を与える可能性が高く、結果を見極めたいところであり、ポジションを傾けてくる動きは強まりそうにない。相場全体はインデックスに絡んだ商いに振らされやすいなか、個人主体の資金は中小型株での短期的な値幅取り狙いの動きに向かいやすいだろう。もっとも、足もとで値がさハイテク株の不安定な値動きが継続しており、エヌビディアの決算を前に、売りポジションを圧縮しておきたいとして買い戻しの動きが入る可能性はあるだろう。
一方で、為替市場では円高が進んでおり、輸出関連への売りにつながる可能性がありそうだ。また、原油先物相場も下げていることから、エネルギー株へも持ち高調整の売りが入りやすいと考えられる。もっとも、下へのバイアスは強まらないと考えられ、基本的にはエヌビディアの決算を前にしたリバランスの動きであろう。日経225先物はナイトセッションで一時38160円まで売られる場面もみられたが、38000円接近での底堅さが意識されている。
足もとの日経平均株価は38000円辺りでの底固めから、75日線とのレンジ内での推移を継続している。75日線突破はエヌビディアの決算次第といったところであるが、38000円に接近する局面では押し目待ち狙いの買い意欲は強そうだ。指数インパクトの大きい値がさハイテク株の弱い値動きからは、エヌビディアのマイナス影響を織り込んでいると考えられる。決算通過後のアク抜け狙いでの押し目買いも入りやすいだろう。
■DyDo、25/1業績予想 営業利益17.9%増 44億円
DyDo<2590>は未定としていた2025年1月期予想を発表。売上高は前期比12.5%増の2400億円、営業利益を同17.9%増の44億円を計画。これまでトルコでの飲料事業についてトルコリラ相場やインフレ率の見通しが不透明だったため、通期業績予想を未定としていた。なお、第2四半期営業利益の進捗率は52.7%となる。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(38288.62、+178.40)
・NYダウは上昇(41250.50、+9.98)
・ナスダック総合指数は上昇(17754.82、+29.05)
・SOX指数は上昇(5153.63、+56.29)
・VIX指数は下落(15.43、-0.72)
・米国のインフレ沈静化期待
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・王子HD<3861>電動車向けコンデンサー用フィルム増産、新設備を11月稼働
・ジェイテクト<6473>成長投資3年1100億円、課題解決型の事業拡充
・SBIHD<8473>AI新興に100億円出資、次世代半導体開発
・住友林業<1911>NTTコムと、森林クレジット支援、創出・審査・取引の基盤提供
・川崎汽船<9107>液化CO2輸送船の標準仕様、海運大手3社が造船各社と検討
・豊田通商<8015>オギハラと、南アに車部品新会社、トヨタ系向け26年製造開始
・パイオラックス<5988>開発生産性25%向上、中国系に追従
・ブラザー工業<6448>小型MC新機種、加工領域拡大、EV大型部品対応
・山善<8051>大阪の新物流拠点に自動搬送ロボ10台、11月に実証
・東洋エンジ<6330>伊藤忠などとグリーンアンモニア商業生産、インドネシアで27年めど
・ニコン<7731>米に新興ファンド、75億円規模、エネなどに投資
・シャープ<6753>スリム型自動搬送ロボ受注開始、20kg×4箱同時積載
・ソニーG<6758>独自ブロックチェーン開発、「Web3」ビジネスに活用
・太陽誘電<6976>青森に新工場、アルミ電解コンデンサー増産
・レゾナックHD<4004>廃プラ再生技術供与、化学原料化を拡大
・東洋紡<3101>エムシー、超高強力ポリエチレン繊維を浮体式風力の係留索に供給
・南海化学<4040>杉岡伸也氏、環境リサイクルを拡大
・三井不<8801>東京駅前再開発、集大成へ、鹿島建設などと超高層複合ビル着工
・メンバーズ<2130>脱炭素DX人材育成、3年で1000人
・日本ガイシ<5333>台湾電力からNAS電池受注
・大成建設<1801>柱に光・空調透過、CO2削減・意匠性両立
・清水建設<1803>CO2排出量を自動算出、基盤開発
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
<海外>
・10:30 豪・7月消費者物価指数(前年比予想:+3.4%、6月:+3.8%) <ST>
■エヌビディアの決算待ちのなか中小型株にシフト
■DyDo、25/1業績予想 営業利益17.9%増 44億円
■前場の注目材料:王子HD、電動車向けコンデンサー用フィルム増産、新設備を11月稼働
■エヌビディアの決算待ちのなか中小型株にシフト
28日の日本株市場は、エヌビディアの決算を控えるなか、こう着感の強い相場展開になりそうだ。27日の米国市場は、NYダウが9ドル高、ナスダックは29ポイント高だった。8月の米消費者信頼感指数が予想外に改善したため、米景気の底堅さが意識された。また、米連邦準備理事会(FRB)による9月の利下げ期待が下支えとなった。決算を翌日に控えたエヌビディアなど半導体株の一角には買い戻しの動きがみられたが、様子見ムードは強く、積極的な売買は手控えられた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比30円安の38270円。円相場は1ドル143円70銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から、小動きで始まりそうだ。エヌビディアの決算は相場全体に影響を与える可能性が高く、結果を見極めたいところであり、ポジションを傾けてくる動きは強まりそうにない。相場全体はインデックスに絡んだ商いに振らされやすいなか、個人主体の資金は中小型株での短期的な値幅取り狙いの動きに向かいやすいだろう。もっとも、足もとで値がさハイテク株の不安定な値動きが継続しており、エヌビディアの決算を前に、売りポジションを圧縮しておきたいとして買い戻しの動きが入る可能性はあるだろう。
一方で、為替市場では円高が進んでおり、輸出関連への売りにつながる可能性がありそうだ。また、原油先物相場も下げていることから、エネルギー株へも持ち高調整の売りが入りやすいと考えられる。もっとも、下へのバイアスは強まらないと考えられ、基本的にはエヌビディアの決算を前にしたリバランスの動きであろう。日経225先物はナイトセッションで一時38160円まで売られる場面もみられたが、38000円接近での底堅さが意識されている。
足もとの日経平均株価は38000円辺りでの底固めから、75日線とのレンジ内での推移を継続している。75日線突破はエヌビディアの決算次第といったところであるが、38000円に接近する局面では押し目待ち狙いの買い意欲は強そうだ。指数インパクトの大きい値がさハイテク株の弱い値動きからは、エヌビディアのマイナス影響を織り込んでいると考えられる。決算通過後のアク抜け狙いでの押し目買いも入りやすいだろう。
■DyDo、25/1業績予想 営業利益17.9%増 44億円
DyDo<2590>は未定としていた2025年1月期予想を発表。売上高は前期比12.5%増の2400億円、営業利益を同17.9%増の44億円を計画。これまでトルコでの飲料事業についてトルコリラ相場やインフレ率の見通しが不透明だったため、通期業績予想を未定としていた。なお、第2四半期営業利益の進捗率は52.7%となる。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(38288.62、+178.40)
・NYダウは上昇(41250.50、+9.98)
・ナスダック総合指数は上昇(17754.82、+29.05)
・SOX指数は上昇(5153.63、+56.29)
・VIX指数は下落(15.43、-0.72)
・米国のインフレ沈静化期待
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・王子HD<3861>電動車向けコンデンサー用フィルム増産、新設備を11月稼働
・ジェイテクト<6473>成長投資3年1100億円、課題解決型の事業拡充
・SBIHD<8473>AI新興に100億円出資、次世代半導体開発
・住友林業<1911>NTTコムと、森林クレジット支援、創出・審査・取引の基盤提供
・川崎汽船<9107>液化CO2輸送船の標準仕様、海運大手3社が造船各社と検討
・豊田通商<8015>オギハラと、南アに車部品新会社、トヨタ系向け26年製造開始
・パイオラックス<5988>開発生産性25%向上、中国系に追従
・ブラザー工業<6448>小型MC新機種、加工領域拡大、EV大型部品対応
・山善<8051>大阪の新物流拠点に自動搬送ロボ10台、11月に実証
・東洋エンジ<6330>伊藤忠などとグリーンアンモニア商業生産、インドネシアで27年めど
・ニコン<7731>米に新興ファンド、75億円規模、エネなどに投資
・シャープ<6753>スリム型自動搬送ロボ受注開始、20kg×4箱同時積載
・ソニーG<6758>独自ブロックチェーン開発、「Web3」ビジネスに活用
・太陽誘電<6976>青森に新工場、アルミ電解コンデンサー増産
・レゾナックHD<4004>廃プラ再生技術供与、化学原料化を拡大
・東洋紡<3101>エムシー、超高強力ポリエチレン繊維を浮体式風力の係留索に供給
・南海化学<4040>杉岡伸也氏、環境リサイクルを拡大
・三井不<8801>東京駅前再開発、集大成へ、鹿島建設などと超高層複合ビル着工
・メンバーズ<2130>脱炭素DX人材育成、3年で1000人
・日本ガイシ<5333>台湾電力からNAS電池受注
・大成建設<1801>柱に光・空調透過、CO2削減・意匠性両立
・清水建設<1803>CO2排出量を自動算出、基盤開発
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
<海外>
・10:30 豪・7月消費者物価指数(前年比予想:+3.4%、6月:+3.8%) <ST>
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