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ダイヤモンドエレクトリックホールディングスのニュース
【↑】日経平均 大引け| 続伸、米株高・円安も買い一巡後は伸び悩む (10月10日)
日経平均株価
始値 39575.80
高値 39616.59(09:06)
安値 39282.19(12:42)
大引け 39380.89(前日比 +102.93 、 +0.26% )
売買高 15億0675万株 (東証プライム概算)
売買代金 3兆5288億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は続伸、米株高と円安が追い風
2.買い一巡後は上値重い、ほぼ寄り付き天井に
3.今晩の9月の米CPI発表を前に様子見ムードも
4.値下がり銘柄数が値上がり上回り商いも低調
5.半導体が軒並み安、小売大手の急落も目立つ
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比431ドル高と続伸した。原油先物相場の上昇一服や米景気に対する楽観視から幅広い銘柄で買いが優勢となった。
東京市場では、前日の米株高と為替市場での円安進行を背景に日経平均株価は買いが優勢だった。ただ、買い一巡後は伸び悩み値下がり銘柄の多さが目立った。
10日の東京市場は、リスク選好の地合いだったが、日経平均はほぼ寄り付き天井となり、途中はマイナス圏突入寸前まで値を消す場面もあった。前日の米国株市場でNYダウとS&P500指数が揃って最高値を更新、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数も上昇したことで買い安心感が浮上、外国為替市場で1ドル=149円台半ばまで円安が進んだことも相場の下値を支えた。日本時間今晩に発表される9月の米消費者物価指数(CPI)を前に積極的な買いも入りにくく、前日に上昇した半導体関連などが利益確定の売りに押された。個別株は利益確定の動きが目立ち、プライム市場の値下がり銘柄数が値上がり数を大きく上回り、全体の57%を占めた。売買代金は3兆5000億円台で前日の水準を下回り、9月18日以来の低水準となった。
個別では、ソフトバンクグループ<9984>が活況高となり、ファーストリテイリング<9983>も上昇した。IHI<7013>も物色人気。トヨタ自動車<7203>が小高く引け、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも買いが優勢だった。ニコン<7731>が大幅高で気を吐いた。ライオン<4912>が値上がり率首位に買われ、三光合成<7888>も急伸をみせた。リソー教育<4714>も大きく水準を切り上げている。
半面、売買代金首位となったレーザーテック<6920>をはじめディスコ<6146>、東京エレクトロン<8035>などの半導体製造装置関連主力株が軟調。川崎重工業<7012>も売られた。リクルートホールディングス<6098>が冴えず、イオン<8267>の急落が目立っている。このほか、ラウンドワン<4680>が値下がり率トップに売り込まれ、ベルシステム24ホールディングス<6183>、ミガロホールディングス<5535>も大きく値を下げた。サイゼリヤ<7581>も安い。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はSBG <9984>、ファストリ <9983>、信越化 <4063>、第一三共 <4568>、オムロン <6645>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約146円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はアドテスト <6857>、東エレク <8035>、リクルート <6098>、イオン <8267>、ファナック <6954>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約82円。
東証33業種のうち上昇は23業種。上昇率の上位5業種は(1)ゴム製品、(2)保険業、(3)銀行業、(4)医薬品、(5)輸送用機器。一方、下落率の上位5業種は(1)小売業、(2)サービス業、(3)繊維製品、(4)その他製品、(5)石油石炭製品。
■個別材料株
△ATAO <3550> [東証G]
25年2月期第2四半期経常が大幅増益。
△インタファク <4057> [東証G]
原価低減効果で6~8月期は経常黒字に浮上。
△リソー教育 <4714> [東証P]
生徒数増や費用削減で上期営業利益40%増。
△ライオン <4912> [東証P]
投資ファンドJACとパートナーシップ契約。
△ノート <5243> [東証G]
販管費抑制で24年11月期利益予想を上方修正。
△エコーTD <7427> [東証S]
配当増額修正と6~8月期最終増益で見直し買い。
△三光合成 <7888> [東証P]
6~8月期営業利益が2.7倍化で指標面の割安さも際立つ。
△プログリット <9560> [東証G]
今期最高益・増配予想を好感。
△吉野家HD <9861> [東証P]
人件費負担で上期経常利益9%減も会社計画上回って着地。
△ソフトバンクG <9984> [東証P]
英アーム
▼サイゼリヤ <7581> [東証P]
25年8月期は連続最高益更新予想も物足りなさを意識。
▼イオン <8267> [東証P]
3~8月期最終77%減益で売り圧力が噴出。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)ライオン <4912>、(2)三光合成 <7888>、(3)リソー教育 <4714>、(4)ニコン <7731>、(5)Jディスプレ <6740>、(6)コメダ <3543>、(7)SBG <9984>、(8)ダイヤHD <6699>、(9)MTI <9438>、(10)オイシックス <3182>。
値下がり率上位10傑は(1)ラウンドワン <4680>、(2)イオンファン <4343>、(3)イオン <8267>、(4)ベル24HD <6183>、(5)ミガロHD <5535>、(6)ヤオコー <8279>、(7)宮越HD <6620>、(8)サイゼリヤ <7581>、(9)シマノ <7309>、(10)ユニチカ <3103>。
【大引け】
日経平均は前日比102.93円(0.26%)高の3万9380.89円。TOPIXは前日比5.43(0.20%)高の2712.67。出来高は概算で15億0675万株。東証プライムの値上がり銘柄数は646、値下がり銘柄数は939となった。東証グロース250指数は639.94ポイント(7.30ポイント安)。
[2024年10月10日]
株探ニュース
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