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6日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■株式見通し:祝日明けの米国市場の反発を睨んだ動きも、積極的な売買は手控えられる
■トーホー、23/1上方修正 営業利益 21億円←12億円
■前場の注目材料:東製鉄、「資源循環取引」拡大、25年度めど“電炉鋼” 新規10社
■祝日明けの米国市場の反発を睨んだ動きも、積極的な売買は手控えられる
6日の日本株市場は、こう着ながらも底堅さが意識される相場展開になりそうだ。5日の米国市場はレイバーデーの祝日で休場だった。シカゴ先物は時間外で小幅な上昇だったこともあり、若干ながら買いが先行する形になりそうだ。また、グローベックスの米株先物はNYダウが140ドル高程度で推移していることもあり、祝日明け後の反発を睨んだ買い戻しの動きなども意識されやすいだろう。
ただし、欧州ではロシアのガスプロムが「ノルドストリーム1」稼働停止を継続すると発表したことを受けてエネルギー価格が急伸しており、これを嫌気した流れからドイツDAXは2%を超える下落となった。エネルギー株の指数インパクトが大きい英FTSE100は上昇したものの、欧州の景気悪化に対する警戒感が重荷となる可能性がある。祝日明けの米国市場も欧州の景気悪化を懸念した動きとなる可能性もあることから、積極的な売買は手控えられそうである。
そのため、日経平均は27500円水準での底堅さは意識されるものの、上値抵抗線として機能している5日線を超えてくる動きは考えづらく、指数連動の銘柄は避け、値動きの軽い中小型株での短期的な値幅取り狙いの動きに向わせそうだ。また、日経平均は75日線が支持線となろうが、いったん同水準までの調整を見せてくる動きとならないと、押し目待ちの買いも入りづらいところだろう。また、先物市場では週末の先物オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)に伴う期先への限月交代によるロールオーバーが中心となっていることから、仕掛け的な動きも限られそうだ。
なお、日経平均株価の構成銘柄の定期見直しで3銘柄を入れ替えると発表された。新規に採用されたのはSMC<6273>、日本電産<6594>、HOYA<7741>。一方で、マルハニチロ<1333>、ユニチカ<3103>、OKI<6703>が除外となった。新規採用となった銘柄に対してはパッシブファンド経由の資金流入が見込まれるものの、除外銘柄と新規採用の調整株価の差が大きいため、リバランスに伴う動きから、他の日経平均採用銘柄へは換金売りが意識されやすいだろう。商いが膨らむメジャーSQで調整してくると見られ、月末のインパクトは限定的と見られる。
■トーホー、23/1上方修正 営業利益 21億円←12億円
トーホー<8142>は2023年1月期業績予想の修正を発表。売上高は2010億円から2070億円、営業利益は12億円から21億円に上方修正した。業務用食品卸売事業を中心に想定を上回る業況の改善が進み、前回予想に比べ増収、増益となる見通しとなった。
■前場の注目材料
・大阪夜間取引の日経先物は上昇(27660、大阪日中比+20)
・1ドル=140.40-50円
・北海ブレント原油は上昇(95.74、+2.72)
・米国景気は拡大
・日銀は金融緩和を継続
・東製鉄<5423>「資源循環取引」拡大、25年度めど“電炉鋼” 新規10社
・NOK<7240>EV用防振・防音製品増産、鳥取事業所の設備増強
・トヨタ<7203>モータースポーツ事業、アフター部品業界と連携
・栗本鐵工所<5602>水道管工事一括請け負い、行政負担減らし実績積む
・THK<6481>ロボで工場自動化、山口で生産改善推進
・日本精工<6471>軸受用鍛造部品を増産、富山・高岡に新工場棟
・村田製作所<6981>新興企業・大学との共創プロ開始、事業化・協業狙う
・富士フイルム<4901>バイオ医薬品大型増強、原薬製造で攻勢
・クラレ<3405>タイで耐熱性ポリアミド樹脂の増強検討、EV車載部品向け拡大
・昭和電工<4004>韓国で高純度ガスの貯蔵能力倍増、半導体製造向け供給体制強化
・カネカ<4118>液晶TV向けアクリルフィルム用樹脂増産、大阪の能力40%増強
・三洋化成<4471>エネゴと資本業務提携、液体肥料など開発
・東洋紡<3101>三菱商事との新会社、来年4月に事業開始を延期
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:30 7月毎月勤労統計・現金給与総額(前年比予想:+1.9%、6月:+2.0%)
・08:30 7月家計支出(前年比予想:+4.6%、6月:+3.5%)
<海外>
・10:30 豪・4-6月期経常収支(予想:+220億豪ドル、1-3月期:+75億豪ドル) <ST>
■株式見通し:祝日明けの米国市場の反発を睨んだ動きも、積極的な売買は手控えられる
■トーホー、23/1上方修正 営業利益 21億円←12億円
■前場の注目材料:東製鉄、「資源循環取引」拡大、25年度めど“電炉鋼” 新規10社
■祝日明けの米国市場の反発を睨んだ動きも、積極的な売買は手控えられる
6日の日本株市場は、こう着ながらも底堅さが意識される相場展開になりそうだ。5日の米国市場はレイバーデーの祝日で休場だった。シカゴ先物は時間外で小幅な上昇だったこともあり、若干ながら買いが先行する形になりそうだ。また、グローベックスの米株先物はNYダウが140ドル高程度で推移していることもあり、祝日明け後の反発を睨んだ買い戻しの動きなども意識されやすいだろう。
ただし、欧州ではロシアのガスプロムが「ノルドストリーム1」稼働停止を継続すると発表したことを受けてエネルギー価格が急伸しており、これを嫌気した流れからドイツDAXは2%を超える下落となった。エネルギー株の指数インパクトが大きい英FTSE100は上昇したものの、欧州の景気悪化に対する警戒感が重荷となる可能性がある。祝日明けの米国市場も欧州の景気悪化を懸念した動きとなる可能性もあることから、積極的な売買は手控えられそうである。
そのため、日経平均は27500円水準での底堅さは意識されるものの、上値抵抗線として機能している5日線を超えてくる動きは考えづらく、指数連動の銘柄は避け、値動きの軽い中小型株での短期的な値幅取り狙いの動きに向わせそうだ。また、日経平均は75日線が支持線となろうが、いったん同水準までの調整を見せてくる動きとならないと、押し目待ちの買いも入りづらいところだろう。また、先物市場では週末の先物オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)に伴う期先への限月交代によるロールオーバーが中心となっていることから、仕掛け的な動きも限られそうだ。
なお、日経平均株価の構成銘柄の定期見直しで3銘柄を入れ替えると発表された。新規に採用されたのはSMC<6273>、日本電産<6594>、HOYA<7741>。一方で、マルハニチロ<1333>、ユニチカ<3103>、OKI<6703>が除外となった。新規採用となった銘柄に対してはパッシブファンド経由の資金流入が見込まれるものの、除外銘柄と新規採用の調整株価の差が大きいため、リバランスに伴う動きから、他の日経平均採用銘柄へは換金売りが意識されやすいだろう。商いが膨らむメジャーSQで調整してくると見られ、月末のインパクトは限定的と見られる。
■トーホー、23/1上方修正 営業利益 21億円←12億円
トーホー<8142>は2023年1月期業績予想の修正を発表。売上高は2010億円から2070億円、営業利益は12億円から21億円に上方修正した。業務用食品卸売事業を中心に想定を上回る業況の改善が進み、前回予想に比べ増収、増益となる見通しとなった。
■前場の注目材料
・大阪夜間取引の日経先物は上昇(27660、大阪日中比+20)
・1ドル=140.40-50円
・北海ブレント原油は上昇(95.74、+2.72)
・米国景気は拡大
・日銀は金融緩和を継続
・東製鉄<5423>「資源循環取引」拡大、25年度めど“電炉鋼” 新規10社
・NOK<7240>EV用防振・防音製品増産、鳥取事業所の設備増強
・トヨタ<7203>モータースポーツ事業、アフター部品業界と連携
・栗本鐵工所<5602>水道管工事一括請け負い、行政負担減らし実績積む
・THK<6481>ロボで工場自動化、山口で生産改善推進
・日本精工<6471>軸受用鍛造部品を増産、富山・高岡に新工場棟
・村田製作所<6981>新興企業・大学との共創プロ開始、事業化・協業狙う
・富士フイルム<4901>バイオ医薬品大型増強、原薬製造で攻勢
・クラレ<3405>タイで耐熱性ポリアミド樹脂の増強検討、EV車載部品向け拡大
・昭和電工<4004>韓国で高純度ガスの貯蔵能力倍増、半導体製造向け供給体制強化
・カネカ<4118>液晶TV向けアクリルフィルム用樹脂増産、大阪の能力40%増強
・三洋化成<4471>エネゴと資本業務提携、液体肥料など開発
・東洋紡<3101>三菱商事との新会社、来年4月に事業開始を延期
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:30 7月毎月勤労統計・現金給与総額(前年比予想:+1.9%、6月:+2.0%)
・08:30 7月家計支出(前年比予想:+4.6%、6月:+3.5%)
<海外>
・10:30 豪・4-6月期経常収支(予想:+220億豪ドル、1-3月期:+75億豪ドル) <ST>
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