468円
JUKIのニュース
2日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■株式見通し:半導体株がけん引する展開が期待される
■任天堂、21/3上方修正 営業利益5600億円←4500億円
■前場の注目材料:NTT、サイバー対策底上げ、グループ全社員18万人に研修
■半導体株がけん引する展開が期待される
2日の日本株市場は堅調な相場展開が見込まれる。1日の米国市場ではNYダウが229ドル高だった。前週に相場の混乱を招いた個人投資家による投機的売買や投資家による空売りの手仕舞いも一巡したほか、金融システムに与える影響は限定的との見方が広がり安心感からリスクオフムードも和らぎ終日堅調に推移した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比155円高の28295円。円相場は1ドル104円90銭台と円安に振れて推移している。
米国市場の流れを受けて買い先行の展開になりそうである。特にナスダックの上昇率は2%を超えているほか、セクターでは半導体株がけん引していることもあり、指数インパクトの大きいコア銘柄にインデックスに絡んだ資金が向かいやすいだろう。昨日の日経平均は大幅反発で25日線をクリアしたほか、節目の28000円を回復していた。自律反発の流れではあったが、シカゴ先物にサヤ寄せする格好から5日線を捉えてくるほか、先週末の下落部分を完全に埋めてくることになるため、センチメントを明るくさせてくることが期待される。
一方で米国では金融システムに与える影響は限定的との見方が広がったが、個人投資家による投機的な資金は空売り銘柄の踏み上げを狙った流れから、今度は銀に向かっているとみられているようである。CTA経由売買にも影響を与えてくる可能性も意識されやすく、非鉄セクターへの動向にも市場の関心が集まりやすいだろう。その他、指数寄与度の大きい銘柄などについては、東エレク<8035>など戻りの鈍さが意識される銘柄も目立っている。決算発表が本格化するなかで決算を手掛かりとした日替わり的な物色ではあるが、調整部分を早い段階で吸収する動きもみせられないと、物色の方向性も掴みづらくさせてくるだろう。
商いも膨らみづらいところであり、買い一巡後は次第にこう着感が強まる可能性もある。資金回転が早くなりやすいため、物色対象についても見極めが必要になるだろう。なお、昨日の決算では任天堂<7974>、レーザーテック<6920>、ローム<6963>辺りに関心が集まりそうである。
■任天堂、21/3上方修正 営業利益5600億円←4500億円
任天堂<7974>は2021年3月期業績予想の修正を発表。営業利益を前回の4500億円から5600億円に上方修正している。コンセンサス(5530億円程度)を上回る。新型コロナウイルスの感染拡大で在宅時間が増えてゲーム消費が拡大。家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」やソフトの販売計画を引き上げており、ニンテンドースイッチが2400万台から2650万台、ソフトは1.7憶本から2.05万本へ、いずれも上方修正した。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(28091.05、+427.66)
・NYダウは上昇(30211.91、+229.29)
・ナスダック総合指数は上昇(13403.39、+332.70)
・シカゴ日経225先物は上昇(28295、大阪比+155)
・1ドル104円90-00銭
・SOX指数は上昇(2999.99、+112.91)
・VIX指数は低下(30.24、-2.85)
・米原油先物は上昇(53.55、+1.35)
・米長期金利は低下
・日銀のETF購入
・海外コロナ向けワクチン接種の進展
・世界的金融緩和の長期化
・NTT<9432>サイバー対策底上げ、グループ全社員18万人に研修
・スター精密<7718>スピンドル6割増産、新棟建設・DX推進し月800本
・関西電力<9503>高浜原発1、2号機、地元町長が再稼働同意
・JUKI<6440>産業装置攻勢、来年度の売上高1.8倍に
・シャープ<6753>白山工場稼働、JDIから取得
・パナソニック<6752>太陽電池の生産撤退
・タカラバイオ<4974>PCR試薬8倍増産
・シスメックス<6869>ヤマトロジと、遺伝子検査用試薬、超低温で混載輸送
・電通グループ<4324>世界広告、今年5.8%増、デジタル広告が2ケタ成長、電通予測
・京セラ<6971>共同出資社を吸収合併、宇部興産とのセラフィルター事業
・河西工業<7256>固定費20%削減、国内・北米で工場間連携を推進
・ブリヂストン<5108>日野自の子会社に出資、タイヤ物流効率化
・日産自<7201>「ノート」、受注2万台超え、月販目標の2.5倍
・帝人<3401>英製水素燃料電池を販売、IEと代理契約
・エーザイ<4523>アルツハイマー病治療薬、FDAが審査期間延長
・日本製鉄<5401>日本製鉄など、中国・広州のブリキ事業撤退
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:50 1月マネタリーベース(12月:前年比+18.3%)
<海外>
・特になし <ST>
■株式見通し:半導体株がけん引する展開が期待される
■任天堂、21/3上方修正 営業利益5600億円←4500億円
■前場の注目材料:NTT、サイバー対策底上げ、グループ全社員18万人に研修
■半導体株がけん引する展開が期待される
2日の日本株市場は堅調な相場展開が見込まれる。1日の米国市場ではNYダウが229ドル高だった。前週に相場の混乱を招いた個人投資家による投機的売買や投資家による空売りの手仕舞いも一巡したほか、金融システムに与える影響は限定的との見方が広がり安心感からリスクオフムードも和らぎ終日堅調に推移した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比155円高の28295円。円相場は1ドル104円90銭台と円安に振れて推移している。
米国市場の流れを受けて買い先行の展開になりそうである。特にナスダックの上昇率は2%を超えているほか、セクターでは半導体株がけん引していることもあり、指数インパクトの大きいコア銘柄にインデックスに絡んだ資金が向かいやすいだろう。昨日の日経平均は大幅反発で25日線をクリアしたほか、節目の28000円を回復していた。自律反発の流れではあったが、シカゴ先物にサヤ寄せする格好から5日線を捉えてくるほか、先週末の下落部分を完全に埋めてくることになるため、センチメントを明るくさせてくることが期待される。
一方で米国では金融システムに与える影響は限定的との見方が広がったが、個人投資家による投機的な資金は空売り銘柄の踏み上げを狙った流れから、今度は銀に向かっているとみられているようである。CTA経由売買にも影響を与えてくる可能性も意識されやすく、非鉄セクターへの動向にも市場の関心が集まりやすいだろう。その他、指数寄与度の大きい銘柄などについては、東エレク<8035>など戻りの鈍さが意識される銘柄も目立っている。決算発表が本格化するなかで決算を手掛かりとした日替わり的な物色ではあるが、調整部分を早い段階で吸収する動きもみせられないと、物色の方向性も掴みづらくさせてくるだろう。
商いも膨らみづらいところであり、買い一巡後は次第にこう着感が強まる可能性もある。資金回転が早くなりやすいため、物色対象についても見極めが必要になるだろう。なお、昨日の決算では任天堂<7974>、レーザーテック<6920>、ローム<6963>辺りに関心が集まりそうである。
■任天堂、21/3上方修正 営業利益5600億円←4500億円
任天堂<7974>は2021年3月期業績予想の修正を発表。営業利益を前回の4500億円から5600億円に上方修正している。コンセンサス(5530億円程度)を上回る。新型コロナウイルスの感染拡大で在宅時間が増えてゲーム消費が拡大。家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」やソフトの販売計画を引き上げており、ニンテンドースイッチが2400万台から2650万台、ソフトは1.7憶本から2.05万本へ、いずれも上方修正した。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(28091.05、+427.66)
・NYダウは上昇(30211.91、+229.29)
・ナスダック総合指数は上昇(13403.39、+332.70)
・シカゴ日経225先物は上昇(28295、大阪比+155)
・1ドル104円90-00銭
・SOX指数は上昇(2999.99、+112.91)
・VIX指数は低下(30.24、-2.85)
・米原油先物は上昇(53.55、+1.35)
・米長期金利は低下
・日銀のETF購入
・海外コロナ向けワクチン接種の進展
・世界的金融緩和の長期化
・NTT<9432>サイバー対策底上げ、グループ全社員18万人に研修
・スター精密<7718>スピンドル6割増産、新棟建設・DX推進し月800本
・関西電力<9503>高浜原発1、2号機、地元町長が再稼働同意
・JUKI<6440>産業装置攻勢、来年度の売上高1.8倍に
・シャープ<6753>白山工場稼働、JDIから取得
・パナソニック<6752>太陽電池の生産撤退
・タカラバイオ<4974>PCR試薬8倍増産
・シスメックス<6869>ヤマトロジと、遺伝子検査用試薬、超低温で混載輸送
・電通グループ<4324>世界広告、今年5.8%増、デジタル広告が2ケタ成長、電通予測
・京セラ<6971>共同出資社を吸収合併、宇部興産とのセラフィルター事業
・河西工業<7256>固定費20%削減、国内・北米で工場間連携を推進
・ブリヂストン<5108>日野自の子会社に出資、タイヤ物流効率化
・日産自<7201>「ノート」、受注2万台超え、月販目標の2.5倍
・帝人<3401>英製水素燃料電池を販売、IEと代理契約
・エーザイ<4523>アルツハイマー病治療薬、FDAが審査期間延長
・日本製鉄<5401>日本製鉄など、中国・広州のブリキ事業撤退
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:50 1月マネタリーベース(12月:前年比+18.3%)
<海外>
・特になし <ST>
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