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椿本チエインのニュース
18日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■株式見通し:日本電産の下方修正の影響を見極め、より中小型株シフトへ
■前場の注目材料:日本電産、通期営業利益予想を下方修正、コンセンサス下回る
■愛知鋼、車部品用モーター向け磁石、中国で生産能力4割増 EV用参入も視野
■日本電産の下方修正の影響を見極め、より中小型株シフトへ
18日の日本株市場は反発も上値は抑えられそうである。17日の米国市場はNYダウが162ドル高となった。華為技術(ファーウェイ)問題や政府機関の一部閉鎖が27日目に突入したことも相場の重しとなった。しかし、ムニューシン財務長官が通商交渉での中国側の譲歩を引き出すため、現在実施中の対中関税の緩和を提案したことが報じられると、中国での売上が大きい企業を中心に買いが広がっている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比145円高の20495円。円相場は1ドル109円20銭台で推移している。まずはシカゴ先物にサヤ寄せする格好になりそうだ。
もっとも、足元での日経平均は25日線処が上値抵抗として意識されている。20500円処での強弱感も対立しているほか、昨日の売買代金は昨年9月以来の2兆円を下回る状況である。ここ数日は後場に入るとこう着感が強まる状況もみられており、週末要因も重なることもあって、買い一巡後は底堅さが意識されるものの、次第にこう着感が強まりそうである。
また、17日取引終了後に日本電産<6594>が2019年3月期業績予想の修正を発表。売上高は従来の1兆6000億円から1兆4500億円、営業利益が同1950億円から1450億円に下方修正した。営業利益はコンセンサス(1950-2200億円程度)の下限を大きく下回っており、これがセンチメントに影響を及ぼす可能性が警戒されるところであろう。
その他、足元でのファーストリテ<9983>の弱さを背景に、次回の日銀会合でETFの買い入れ比率が変わるかもしれないことを意識したトレードの可能性を指摘する声も聞かれている。日経225型ETFの買い入れ比率が下がり、TOPIX型ETFの比率が一段と上昇するとの思惑から、中小型株への物色が意識されているようである。
一方で、マザーズ指数は順調なリバウンドが継続しており、戻り待ちの売りが意識される950Ptに接近してきている。一部の銘柄に資金が集中している感はあるが、950Ptを明確に上放れてくるようだと、1000Ptが改めて意識されてくることになるため、より中小型株に資金が向かいやすいだろう。
■日本電産、通期営業利益予想を下方修正、コンセンサス下回る
日本電産<6594>は17日、2019年3月期業績予想の修正を発表。売上高は従来の1兆6000億円から1兆4500億円、営業利益が同1950億円から1450億円に下方修正した。営業利益はコンセンサス(1950-2200億円程度)の下限を大きく下回る。米中貿易摩擦に端を発した経済の不確実性が、中国経済を中心とした世界の実体経済に深刻な影響を及ぼしてきている。これにより昨秋より想定を上回る客先の需要減に加え、大規模な在庫調整が進行している。
■前場の注目材料
・NYダウは上昇(24370.10、+162.94)
・ナスダック総合指数は上昇(7084.46、+49.77)
・シカゴ日経225先物は上昇(20495、大阪比+145)
・1ドル109円10-20銭
・SOX指数は上昇(1200.76、+13.57)
・VIX指数は低下(18.06、-0.98)
・米中貿易問題の解決期待
・日銀のETF購入
・企業業績改善への期待感
・日立<6501>英原発凍結、設備減損など損失3000億円
・愛知鋼<5482>車部品用モーター向け磁石、中国で生産能力4割増 EV用参入も視野
・椿本チ<6371>搬送機、中国・アジア拡販、物流向けに、ネット通販成長で自動化需要
・アイネット<9600>AIクラウド強化、低コストで中小向け
・三越伊勢丹<3099>化粧品通販サイト今春立ち上げ、高級ブランドで差別化
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:30 12月全国消費者物価指数(生鮮品除く)(前年比予想:+0.8%、1月:+0.9%)
<海外>
・特になし
<SF>
■株式見通し:日本電産の下方修正の影響を見極め、より中小型株シフトへ
■前場の注目材料:日本電産、通期営業利益予想を下方修正、コンセンサス下回る
■愛知鋼、車部品用モーター向け磁石、中国で生産能力4割増 EV用参入も視野
■日本電産の下方修正の影響を見極め、より中小型株シフトへ
18日の日本株市場は反発も上値は抑えられそうである。17日の米国市場はNYダウが162ドル高となった。華為技術(ファーウェイ)問題や政府機関の一部閉鎖が27日目に突入したことも相場の重しとなった。しかし、ムニューシン財務長官が通商交渉での中国側の譲歩を引き出すため、現在実施中の対中関税の緩和を提案したことが報じられると、中国での売上が大きい企業を中心に買いが広がっている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比145円高の20495円。円相場は1ドル109円20銭台で推移している。まずはシカゴ先物にサヤ寄せする格好になりそうだ。
もっとも、足元での日経平均は25日線処が上値抵抗として意識されている。20500円処での強弱感も対立しているほか、昨日の売買代金は昨年9月以来の2兆円を下回る状況である。ここ数日は後場に入るとこう着感が強まる状況もみられており、週末要因も重なることもあって、買い一巡後は底堅さが意識されるものの、次第にこう着感が強まりそうである。
また、17日取引終了後に日本電産<6594>が2019年3月期業績予想の修正を発表。売上高は従来の1兆6000億円から1兆4500億円、営業利益が同1950億円から1450億円に下方修正した。営業利益はコンセンサス(1950-2200億円程度)の下限を大きく下回っており、これがセンチメントに影響を及ぼす可能性が警戒されるところであろう。
その他、足元でのファーストリテ<9983>の弱さを背景に、次回の日銀会合でETFの買い入れ比率が変わるかもしれないことを意識したトレードの可能性を指摘する声も聞かれている。日経225型ETFの買い入れ比率が下がり、TOPIX型ETFの比率が一段と上昇するとの思惑から、中小型株への物色が意識されているようである。
一方で、マザーズ指数は順調なリバウンドが継続しており、戻り待ちの売りが意識される950Ptに接近してきている。一部の銘柄に資金が集中している感はあるが、950Ptを明確に上放れてくるようだと、1000Ptが改めて意識されてくることになるため、より中小型株に資金が向かいやすいだろう。
■日本電産、通期営業利益予想を下方修正、コンセンサス下回る
日本電産<6594>は17日、2019年3月期業績予想の修正を発表。売上高は従来の1兆6000億円から1兆4500億円、営業利益が同1950億円から1450億円に下方修正した。営業利益はコンセンサス(1950-2200億円程度)の下限を大きく下回る。米中貿易摩擦に端を発した経済の不確実性が、中国経済を中心とした世界の実体経済に深刻な影響を及ぼしてきている。これにより昨秋より想定を上回る客先の需要減に加え、大規模な在庫調整が進行している。
■前場の注目材料
・NYダウは上昇(24370.10、+162.94)
・ナスダック総合指数は上昇(7084.46、+49.77)
・シカゴ日経225先物は上昇(20495、大阪比+145)
・1ドル109円10-20銭
・SOX指数は上昇(1200.76、+13.57)
・VIX指数は低下(18.06、-0.98)
・米中貿易問題の解決期待
・日銀のETF購入
・企業業績改善への期待感
・日立<6501>英原発凍結、設備減損など損失3000億円
・愛知鋼<5482>車部品用モーター向け磁石、中国で生産能力4割増 EV用参入も視野
・椿本チ<6371>搬送機、中国・アジア拡販、物流向けに、ネット通販成長で自動化需要
・アイネット<9600>AIクラウド強化、低コストで中小向け
・三越伊勢丹<3099>化粧品通販サイト今春立ち上げ、高級ブランドで差別化
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:30 12月全国消費者物価指数(生鮮品除く)(前年比予想:+0.8%、1月:+0.9%)
<海外>
・特になし
<SF>
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