小反落、IEAは供給過剰見通しを維持=NY原油概況

著者:MINKABU PRESS
投稿:2024/12/13 05:48
NY原油先物1月限(WTI)(終値)
1バレル=70.02(-0.27 -0.38%)

 ニューヨーク原油の2025年1月限は小反落。国際エネルギー機関(IEA)が来年の世界的な供給過剰を繰り返し指摘したことが重しとなった。現在の見通しでは日量95万バレルの供給超過となり、石油輸出国機構(OPEC)プラスが自主減産の縮小を開始するなら供給がさらに過剰となるリスクがあるという。ただ、来年の世界の需要見通しについては、前年比で日量99万バレル増から同110万バレル増に上方修正している。

 時間外取引で1月限は70.72ドルまで強含んだが、上値は伸びず。通常取引開始後は売りが強まると69.14ドルまで下落したが、安値から切り返して引けた。

MINKABU PRESS

このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。

配信元: みんかぶ(FX/為替)

「#相場見通し」 の最新ニュース