11,932円
豊田自動織機のニュース
■三越伊勢丹 <3099> 936円 (+49円、+5.5%)
三越伊勢丹ホールディングス <3099> が急反発、約2年ぶり高値圏に浮上した。1日の取引終了後、22年3月期業績予想の修正を発表。純利益を30億円から70億円(前期410億7800万円の赤字)へ大幅増額しており、これを好感した買いが入ったようだ。第3四半期累計(21年4-12月)期間の実績をはじめ、子会社の固定資産譲渡に伴う売却益計上を考慮した。営業利益については30億円(同209億7600万円の赤字)とする従来予想を据え置き、売上高については 新型コロナウイルスの状況が不透明であることを理由に4350億円から4250億円(同8160億900万円)へ小幅に引き下げた。なお、同時に発表した21年4-12月期決算は、売上高が3146億5000万円(前年同期6024億3500万円)で着地。各段階利益は黒字に転換し、営業利益は30億700万円(同148億7000万円の赤字)、純利益は9億2300万円(同347億5900万円の赤字)だった。
■ソフトクリエ <3371> 3,815円 (+185円、+5.1%)
ソフトクリエイトホールディングス <3371> が4日続急伸。同社は1日取引終了後、22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比22.2%増の32.4億円に伸びたと発表。通期計画の35.7億円に対する進捗率は90.9%に達し、5年平均の82.5%も上回ったことで好感されたようだ。
■ジェイテクト <6473> 1,017円 (+49円、+5.1%)
ジェイテクト <6473> が急反発。同社は2日午後1時40分に、22年3月期第3四半期累計(4-12月)連結税引前利益は277億5500万円(前年同期は71億7100万円の赤字)と発表した。通期計画385億円(前期比2.5倍)に対する進捗率は72.1%。セグメント別では「自動車」と「産機・軸受」の販売が全地域で増加。また、「工作機械」は北米において販売が増加したとしている。
■アステラス <4503> 1,946円 (+84.5円、+4.5%)
アステラス製薬 <4503> が続急伸。同社は2日正午に、22年3月期第3四半期累計(4-12月)連結営業利益は1693億7100万円(前年同期比6.2%増)と発表した。通期計画2180億円(前期比60.2%増)に対する進捗率は77.7%。前立腺がん治療剤「XTANDI」や重点戦略製品の販売が前年同期と比べて20%以上の伸長となっているなど、意欲的な通期予想に対して想定通りに推移しているとした。あわせて、2900万株(発行済み株式総数に対する割合1.57%)もしくは500億円を上限とする自己株式の取得枠を設定することも発表した。資本効率及び株主還元の向上のためとし、取得期間は2月3日~3月24日。これにより取得した全株式を3月29日に消却するとされ、こちらも好感されたようだ。
■Jフロント <3086> 1,058円 (+45円、+4.4%)
J.フロント リテイリング <3086> が大幅反発。そのほか、エイチ・ツー・オー リテイリング <8242> 、高島屋 <8233> など百貨店株が高かった。百貨店大手各社が1日に発表した1月の月次売上高速報では、高島屋が前年同月比21.9%増(高島屋各店と国内百貨店子会社計)、Jフロントが同18.6%増(既存店計)、H2Oリテイが同15.9%(全店計)となった。前日1日の通期上方修正の発表を受けて大幅高に買われた三越伊勢丹ホールディングス <3099> も、同22.8%増(国内百貨店計)と大幅な伸びとなった。前年のコロナ禍による影響の反動があったほか、高額品の売れ行き好調が続いていることなどが寄与した。1月は新型コロナウイルス変異株のオミクロン株感染拡大が顕著になり始めた時期なだけに、今回の月次を好感する見方が強まったようだ。
■豊田織 <6201> 9,120円 (+330円、+3.8%)
豊田自動織機 <6201> が大幅反発。同社は2日午前11時40分に、22年3月期第3四半期累計(4-12月)連結純利益は1627億8400万円(前年同期比48.2%増)と発表した。通期計画1650億円(前期比20.7%増)に対する進捗率は98.7%。カーエアコン用コンプレッサーが北米や欧州で好調だったほか、電子機器は主にACインバーターの販売が増加。また、産業車両では主力のフォークリフトトラックが主に欧州で堅調だったとしている。
■日本製鉄 <5401> 1,902円 (+68.5円、+3.7%)
日本製鉄 <5401> が大幅反発。そのほか、ジェイ エフ イー ホールディングス <5411> などをはじめ鉄鋼株が一斉高に買われた。前日1日の米国株市場ではボーイング
■DTS <9682> 2,563円 (+85円、+3.4%)
DTS <9682> が大幅続伸。同社は1日取引終了後、40万株(発行済み株式総数に対する割合0.88%)もしくは10億円を上限とする自己株式の取得枠を設定すると発表した。取得期間は2月2日~3月24日。また、上記で取得した株式も含めて、100万株(同上限2.78%)の自己株式を3月31日に消却することも発表しており、材料視されたもよう。成長投資の機会、資本の状況及び近時の株価を含む市場環境などを総合的に勘案し、資本効率の向上や株主への利益還元を図るために行うとした。あわせて発表した22年3月期第3四半期累計(4-12月)連結営業利益は75億4500万円で、通期計画110億円に対する進捗率は68.6%だった。「収益認識に関する会計基準」適用のため、前年との比較は記載されていない。
■日経レバ <1570> 14,220円 (+455円、+3.3%)
NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信 <1570> [東証E]が大幅高で4日続伸、1万4000円台に乗せてきた。売買代金は全市場を通じて2位となっている。日経平均株価に連動する仕組みで組成されたETFで価格変動率が日経平均の2倍に設定されている。ここにきて、全体相場はリスクオフの巻き戻しが入る形で戻り足を強めており、個人投資家を中心とした短期筋が値幅取り狙いの買いを入れた。信用買い残は1月中旬以降、同月末にかけて急増しており、全体相場の波乱局面において逆張りスタンスで個人投資家が強力に買い向かったことを示している。
■ダイセル <4202> 858円 (+26円、+3.1%)
ダイセル <4202> が大幅反発。同社は2日午後1時30分に、22年3月期連結業績予想について、売上高を4480億円から4620億円(前期比17.4%増)へ、営業利益を380億円から495億円(同56.0%増)へ、純利益を240億円から290億円(同47.1%増)へ上方修正すると発表した。22年3月期第3四半期累計(4-12月)連結営業利益は392億8100万円(前年同期比2.1倍)。世界的なコンテナ不足や燃料費上昇によって販売直接費が増加したものの、販売数量の増加、酢酸市況の上昇、原燃料価格上昇や物流費上昇に伴う販売価格是正、事業構造改革の推進などにより、業績は同社の想定を上回って着地。足もとの業績、製品需要や市況見通し、原料燃料価格前提の見直しなどを踏まえ、通期計画を上方修正するとした。
■三菱UFJ <8306> 719円 (+20.4円、+2.9%)
三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306> が続伸。そのほか、三井住友フィナンシャルグループ <8316> 、みずほフィナンシャルグループ <8411> の メガバンク3社が揃って続伸となった。米国では再び長期金利が上昇傾向にあり、前日1日の米10年債利回りは連日で水準を切り上げ終値ベースで1.790%となった。また、米30年債利回りも足もと上昇している。一方、国内でも日銀が金融緩和策を修正するとの思惑が次第に高まっている。そうしたなか、1日取引終了時ベースの新発10年物国債の利回りは31日比0.010%高い0.180%と4営業日連続で上昇しており、メガバンクは運用環境の改善を期待した買いを引き寄せた。
■双日 <2768> 1,827円 (+50円、+2.8%)
双日 <2768> が反発。2日午後0時30分ごろ、22年3月期の連結業績予想について、純利益を700億円から800億円(前期比3.0倍)へ上方修正し、45円を予定していた期末配当予想を58円へ引き上げたことが好感された。石炭価格が引き続き高値で推移していることを織り込んだことが要因としている。なお、同時に発表した第3四半期累計(21年4-12月)純利益は620億2300万円(前年同期比3.7倍)だった。
■日ハム <2282> 4,455円 (+120円、+2.8%)
日本ハム <2282> が反発。2日午後1時30分ごろ、22年3月期第3四半期累計(21年4-12月)の決算を発表。純利益が前年同期比28.9%増の367億4700万円となり、通期計画(300億円)を超過したことが好感されたようだ。売上高は同5.6%増の9532億3900万円で着地した。ハム・ソーセージなどの加工事業や食肉事業が堅調だったほか、海外事業が大きく伸長した。また、持ち分法による投資利益などが全体業績を押し上げた。
■京王 <9008> 5,290円 (+120円、+2.3%)
京王電鉄 <9008> が続伸。1日の取引終了後に発表した22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結決算で、経常損益が77億7300万円の黒字(前年同期は126億2300万円の赤字)となり、これが好材料視された。運輸業では、依然として新型コロナウイルス感染拡大前に比べて鉄道輸送人員が減少しているものの、4月から5月を中心に前年同期と比べて改善し、旅客運輸収入が増加した。また、足もとでホテルの稼働率が回復したことも利益改善につながった。4-12月期経常利益は通期計画の35億円を大幅に上回っており、業績上振れが期待された。
■川重 <7012> 2,217円 (+48円、+2.2%)
川崎重工業 <7012> が3日ぶりに反発。2日11時30分ごろ、22年3月期の連結業績予想について、営業利益を400億円から460億円(前期53億500万円の赤字)へ上方修正したことが好感された。売上高は1兆5500億円(前期比4.1%増)の従来予想を据え置いた。ただ、想定為替レートを1ドル=114円(前回112円)、1ユーロ=130円(同132円)に見直したほか、モーターサイクル&エンジン事業において、部品調達リスクの縮小及びコスト削減による好転が利益を押し上げる。同時に発表した第3四半期累計(21年4-12月)決算は、売上高1兆387億円(前年同期比0.6%増)、営業損益390億2000万円の黒字(前年同期37億3500万円の赤字)だった。
※2日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース
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