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豊田自動織機のニュース
12日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■株式見通し:米クオリティ株主導の上昇が安心感に
■ドーム、21/1営業損失 赤字転換▲108億円
■前場の注目材料:アステラス製薬、米バイオ企業と開発の尿路上皮がん治療薬を承認申請
■米クオリティ株主導の上昇が安心感に
12日の日本株市場は、底堅い相場展開が見込まれよう。11日の米国市場ではNYダウが188ドル高となり、連日で最高値を更新したほか、ナスダックも大幅に上昇している。週次の新規失業保険申請件数が減少したほか、1月JOLT求人件数も予想外に増加するなど良好な雇用関連指標が好感された。その後、バイデン大統領が1.9兆ドル規模の追加経済対策法案に署名し成立すると回復期待が強まり、上げ幅を拡大している。長期金利の動向も混乱は沈静化していることもあり、マイクロソフト、アップル、フェイスブック、アマゾンなどクオリティ株が上昇を主導している。シカゴ日経225先物(6月限)清算値は大阪比65円高の29105円だった。円相場は1ドル108円50銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から買い先行の展開が見込まれ、日経平均は先物とのスプレッドを考慮した場合、25日線辺りが意識されてきやすいだろう。足元では75日線が支持線として意識される一方で、25日線が上値抵抗として機能していることもあり、同線を捉えてくるようであればセンチメントの改善につながることも期待される。もっとも、SQに絡んだ商いは買い越しが想定されることから、SQ値が高くなる可能性がある。幻のSQとなるようだと年度末も近づいていることもあり、ポジションを圧縮している展開も想定しておく必要はあるだろう。そのため、心理的にはSQ値の突破を見極めたいところである。
物色の流れとしてはナスダックのリバウンドの流れを受けて、ハイテク株へは押し目買いの流れが意識されやすいところである。足元で弱いトレンドが続いているマザーズにおいても、SQ通過により需給が軽くなるとみられ、指数寄与度の大きい時価総額上位銘柄へは自律反発狙いの動きが出てきそうである。そのほか、来週にはFOMCなど経済イベントを控えて手掛けづらいところではあろうが、米国の追加経済対策の成立による景気回復期待のほか、ワクチン接種が進んでいることによる経済活動の正常化への期待も強く、押し目買い意欲は次第に高まってくるだろう。また、期末意識が高まってくることから、配当志向の物色も増えてくることが考えられる。
■ドーム、21/1営業損失 赤字転換▲108億円
ドーム<9681>が発表した2021年1月期業績は、売上高が前期比56.6%減の397.56億円、営業損失は108.84億円の赤字(前期は117.28億円の黒字)だった。新型コロナ感染拡大による消費マインドの冷え込みや、大規模イベントの開催自粛要請や緊急事態宣言を受け、プロ野球の試合数減少や動員制限の実施、コンサートイベントのほとんどが中止や延期、無観客開催となったことにより、売上高、各利益それぞれ著しく減少した。なお、三井不<8801>の完全子会社となり、同社株式は上場廃止となる予定であるため、2022年1月期予想は出していない。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(29211.64、+175.08)
・NYダウは上昇(32485.59、+188.57)
・シカゴ日経225先物は上昇(29105、大阪比+65)
・ナスダック総合指数は上昇(13398.67、+329.84)
・SOX指数は上昇(2997.13、+117.81)
・VIX指数は低下(21.91、-0.65)
・米原油先物は上昇(66.02、+1.58)
・日銀のETF購入
・海外コロナワクチン接種の進展
・世界的金融緩和の長期化
・アステラス製薬<4503>米バイオ企業と開発の尿路上皮がん治療薬を承認申請
・伊藤忠<8001>店長業務をAIが支援、エージェントシステムをファミマで促進
・パイオラックス<5988>医療機器事業を育成、車部品に並ぶ柱に
・スズキ<7269>インド子会社、4輪累計輸出200万台達成
・豊田自動織機<6201>物流向け「ロボ」サブスク、スタートアップと連携
・クボタ<6326>インド生産拡充、多目的農機を追加投入
・DMG森精機<6141>国内営業事務40人を3拠点に集約
・ソニー<6758>1億2768万画素のCMOSイメージセンサー
・三菱ケミHD<4188>PMMAレジンなど20%値上げ、来月
・KHネオケム<4189>プロピレングリコールモノメチルエーテルなど、キロ50円超値上げ
・住友化学<4005>プロピレンオキサイド、キロ30円値上げ
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:50 1-3月期法人企業景気予測調査・大企業全産業景況判断指数(10-12月期:11.6)
<海外>
・特になし <ST>
■株式見通し:米クオリティ株主導の上昇が安心感に
■ドーム、21/1営業損失 赤字転換▲108億円
■前場の注目材料:アステラス製薬、米バイオ企業と開発の尿路上皮がん治療薬を承認申請
■米クオリティ株主導の上昇が安心感に
12日の日本株市場は、底堅い相場展開が見込まれよう。11日の米国市場ではNYダウが188ドル高となり、連日で最高値を更新したほか、ナスダックも大幅に上昇している。週次の新規失業保険申請件数が減少したほか、1月JOLT求人件数も予想外に増加するなど良好な雇用関連指標が好感された。その後、バイデン大統領が1.9兆ドル規模の追加経済対策法案に署名し成立すると回復期待が強まり、上げ幅を拡大している。長期金利の動向も混乱は沈静化していることもあり、マイクロソフト、アップル、フェイスブック、アマゾンなどクオリティ株が上昇を主導している。シカゴ日経225先物(6月限)清算値は大阪比65円高の29105円だった。円相場は1ドル108円50銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から買い先行の展開が見込まれ、日経平均は先物とのスプレッドを考慮した場合、25日線辺りが意識されてきやすいだろう。足元では75日線が支持線として意識される一方で、25日線が上値抵抗として機能していることもあり、同線を捉えてくるようであればセンチメントの改善につながることも期待される。もっとも、SQに絡んだ商いは買い越しが想定されることから、SQ値が高くなる可能性がある。幻のSQとなるようだと年度末も近づいていることもあり、ポジションを圧縮している展開も想定しておく必要はあるだろう。そのため、心理的にはSQ値の突破を見極めたいところである。
物色の流れとしてはナスダックのリバウンドの流れを受けて、ハイテク株へは押し目買いの流れが意識されやすいところである。足元で弱いトレンドが続いているマザーズにおいても、SQ通過により需給が軽くなるとみられ、指数寄与度の大きい時価総額上位銘柄へは自律反発狙いの動きが出てきそうである。そのほか、来週にはFOMCなど経済イベントを控えて手掛けづらいところではあろうが、米国の追加経済対策の成立による景気回復期待のほか、ワクチン接種が進んでいることによる経済活動の正常化への期待も強く、押し目買い意欲は次第に高まってくるだろう。また、期末意識が高まってくることから、配当志向の物色も増えてくることが考えられる。
■ドーム、21/1営業損失 赤字転換▲108億円
ドーム<9681>が発表した2021年1月期業績は、売上高が前期比56.6%減の397.56億円、営業損失は108.84億円の赤字(前期は117.28億円の黒字)だった。新型コロナ感染拡大による消費マインドの冷え込みや、大規模イベントの開催自粛要請や緊急事態宣言を受け、プロ野球の試合数減少や動員制限の実施、コンサートイベントのほとんどが中止や延期、無観客開催となったことにより、売上高、各利益それぞれ著しく減少した。なお、三井不<8801>の完全子会社となり、同社株式は上場廃止となる予定であるため、2022年1月期予想は出していない。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(29211.64、+175.08)
・NYダウは上昇(32485.59、+188.57)
・シカゴ日経225先物は上昇(29105、大阪比+65)
・ナスダック総合指数は上昇(13398.67、+329.84)
・SOX指数は上昇(2997.13、+117.81)
・VIX指数は低下(21.91、-0.65)
・米原油先物は上昇(66.02、+1.58)
・日銀のETF購入
・海外コロナワクチン接種の進展
・世界的金融緩和の長期化
・アステラス製薬<4503>米バイオ企業と開発の尿路上皮がん治療薬を承認申請
・伊藤忠<8001>店長業務をAIが支援、エージェントシステムをファミマで促進
・パイオラックス<5988>医療機器事業を育成、車部品に並ぶ柱に
・スズキ<7269>インド子会社、4輪累計輸出200万台達成
・豊田自動織機<6201>物流向け「ロボ」サブスク、スタートアップと連携
・クボタ<6326>インド生産拡充、多目的農機を追加投入
・DMG森精機<6141>国内営業事務40人を3拠点に集約
・ソニー<6758>1億2768万画素のCMOSイメージセンサー
・三菱ケミHD<4188>PMMAレジンなど20%値上げ、来月
・KHネオケム<4189>プロピレングリコールモノメチルエーテルなど、キロ50円超値上げ
・住友化学<4005>プロピレンオキサイド、キロ30円値上げ
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:50 1-3月期法人企業景気予測調査・大企業全産業景況判断指数(10-12月期:11.6)
<海外>
・特になし <ST>
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