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豊田自動織機のニュース
17日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■株式見通し:物色は個人主体の材料株のほかIPOに関心が集まりやすい
■三菱マ、2Q営業利益59.4%減68.9億円、通期上方修正
■前場の注目材料:豊田自動織機<6201>スーツケース積み込み自動化、ANAと開発
■物色は個人主体の材料株のほかIPOに関心が集まりやすい
17日の日本株市場は、引き続きこう着感の強い相場展開が続きそうである。16日の米国市場ではNYダウが44ドル安だった。朝方は追加経済対策を巡り与野党指導者の協議が大きく前進し週内の合意期待が強まったことが材料視された。しかし、その後は11月小売売上高が予想を下回ったほか連邦準備制度理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)で追加緩和を見送ったため下落に転じた。一方で、ナスダックは上昇。シカゴ日経225先物清算値は大阪比85円高の26755円。円相場は1ドル103円40銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から買い先行で始まることになりそうだ。ただし、市場参加者が限られていることもあり、買い一巡後はこう着感の強い相場展開が続きそうである。ただし、昨日の日経平均は12月SQ値を上回っての推移が続いていたこともあり、底堅さが意識されていた。短期筋の仕掛け的な売買に振らされやすい面はあるが、大きく仕掛けてくる流れにはなりづらいとみておきたい。
物色は個人主体の材料株のほかIPOに関心が集まりやすいだろう。本日はIPOが5社予定されていることもあり、資金が分散してしまう可能性があるが、その分、好発進となればセンチメントを明るくさせよう。より強い銘柄に資金が集中する一方で、それによるセンチメント改善によって他のIPO銘柄にも買いが広がりを見せてくる展開に期待したいところである。
また、海外勢の売買は減少傾向にあり、全体としてはリバランスにとどまっている。昨日の東証1部の騰落銘柄においても値上がり、値下がり数が拮抗しており、物色の方向性を掴みづらくさせよう。ナスダックが上昇している流れもあってハイテク株への物色に向かわせるようであれば日経225型優位に。ただし、NT倍率は横ばい推移が続いていることもあり、明確に切り返してくるまでは積極的にはポジションを傾けづらいだろう。そのほか、テーマ株については循環物色が続いており、関連するテーマに敏感に対応したいところである。
■三菱マ、2Q営業利益59.4%減68.9億円、通期上方修正
三菱マ<5711>が発表した第2四半期業績は、売上高が前年同期比3.1%減の7255.68億円、営業利益が同59.5%減の68.90億円だった。コンセンサス(50億円程度)を上回る。高機能製品における銅加工品、電子材料及び加工事業における超硬製品の販売の増加、並びに金属事業における金属価格の上昇などによる増収及び鉱山からの受取配当金の増加が見込まれることなどから、21年3月期業績予想の修正を発表。営業損益は前回修正時でのトントンから80億円の黒字を見込んでいる。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(26757.40、+69.56)
・ナスダック総合指数は上昇(12658.19、+63.13)
・シカゴ日経225先物は上昇(26755、大阪比+85)
・VIX指数は低下(22.50、-0.39)
・原油先物は上昇(47.82、+0.20)
・米長期金利は低下
・日銀のETF購入
・米経済対策への期待
・コロナ向けワクチン開発の進展
・豊田自動織機<6201>スーツケース積み込み自動化、ANAと開発
・塩野義<4507>ワクチン治験開始、来年末、年3000万人分整備
・日立<6501>海外家電を売却、トルコ・アルチェリクに
・住友理工<5191>薄膜高断熱材、宅配専用温熱シートに供給
・ローム<6963>MOSFETのオン抵抗半減、ゲートトレンチ微細化
・富士フイルム<4901>磁気テープの記憶量50倍、SrFe採用
・日立<6501>英鉄道向け蓄電池納入へ
・KDDI<9433>5Gクラウド開始、米AWSと共同
・住友電工<5802>超多心光ケーブル用コネクターの生産能力3倍に
・凸版印<7911>透明バリアーフィルム開発、機能性と環境負荷低減を両立
・アステラス薬<4503>来月九州の物流拠点稼働、安定供給体制を強化
・大日住薬<4506>2型糖尿病薬を2月投入、後発品拡充
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・日銀金融政策決定会合(18日まで)
<海外>
・09:30 豪・11月失業率(予想:7.0%、10月:7.0%)
・09:30 豪・11月雇用者数増減(予想:+4.00万人、10月:+17.88万人) <ST>
■株式見通し:物色は個人主体の材料株のほかIPOに関心が集まりやすい
■三菱マ、2Q営業利益59.4%減68.9億円、通期上方修正
■前場の注目材料:豊田自動織機<6201>スーツケース積み込み自動化、ANAと開発
■物色は個人主体の材料株のほかIPOに関心が集まりやすい
17日の日本株市場は、引き続きこう着感の強い相場展開が続きそうである。16日の米国市場ではNYダウが44ドル安だった。朝方は追加経済対策を巡り与野党指導者の協議が大きく前進し週内の合意期待が強まったことが材料視された。しかし、その後は11月小売売上高が予想を下回ったほか連邦準備制度理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)で追加緩和を見送ったため下落に転じた。一方で、ナスダックは上昇。シカゴ日経225先物清算値は大阪比85円高の26755円。円相場は1ドル103円40銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から買い先行で始まることになりそうだ。ただし、市場参加者が限られていることもあり、買い一巡後はこう着感の強い相場展開が続きそうである。ただし、昨日の日経平均は12月SQ値を上回っての推移が続いていたこともあり、底堅さが意識されていた。短期筋の仕掛け的な売買に振らされやすい面はあるが、大きく仕掛けてくる流れにはなりづらいとみておきたい。
物色は個人主体の材料株のほかIPOに関心が集まりやすいだろう。本日はIPOが5社予定されていることもあり、資金が分散してしまう可能性があるが、その分、好発進となればセンチメントを明るくさせよう。より強い銘柄に資金が集中する一方で、それによるセンチメント改善によって他のIPO銘柄にも買いが広がりを見せてくる展開に期待したいところである。
また、海外勢の売買は減少傾向にあり、全体としてはリバランスにとどまっている。昨日の東証1部の騰落銘柄においても値上がり、値下がり数が拮抗しており、物色の方向性を掴みづらくさせよう。ナスダックが上昇している流れもあってハイテク株への物色に向かわせるようであれば日経225型優位に。ただし、NT倍率は横ばい推移が続いていることもあり、明確に切り返してくるまでは積極的にはポジションを傾けづらいだろう。そのほか、テーマ株については循環物色が続いており、関連するテーマに敏感に対応したいところである。
■三菱マ、2Q営業利益59.4%減68.9億円、通期上方修正
三菱マ<5711>が発表した第2四半期業績は、売上高が前年同期比3.1%減の7255.68億円、営業利益が同59.5%減の68.90億円だった。コンセンサス(50億円程度)を上回る。高機能製品における銅加工品、電子材料及び加工事業における超硬製品の販売の増加、並びに金属事業における金属価格の上昇などによる増収及び鉱山からの受取配当金の増加が見込まれることなどから、21年3月期業績予想の修正を発表。営業損益は前回修正時でのトントンから80億円の黒字を見込んでいる。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(26757.40、+69.56)
・ナスダック総合指数は上昇(12658.19、+63.13)
・シカゴ日経225先物は上昇(26755、大阪比+85)
・VIX指数は低下(22.50、-0.39)
・原油先物は上昇(47.82、+0.20)
・米長期金利は低下
・日銀のETF購入
・米経済対策への期待
・コロナ向けワクチン開発の進展
・豊田自動織機<6201>スーツケース積み込み自動化、ANAと開発
・塩野義<4507>ワクチン治験開始、来年末、年3000万人分整備
・日立<6501>海外家電を売却、トルコ・アルチェリクに
・住友理工<5191>薄膜高断熱材、宅配専用温熱シートに供給
・ローム<6963>MOSFETのオン抵抗半減、ゲートトレンチ微細化
・富士フイルム<4901>磁気テープの記憶量50倍、SrFe採用
・日立<6501>英鉄道向け蓄電池納入へ
・KDDI<9433>5Gクラウド開始、米AWSと共同
・住友電工<5802>超多心光ケーブル用コネクターの生産能力3倍に
・凸版印<7911>透明バリアーフィルム開発、機能性と環境負荷低減を両立
・アステラス薬<4503>来月九州の物流拠点稼働、安定供給体制を強化
・大日住薬<4506>2型糖尿病薬を2月投入、後発品拡充
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・日銀金融政策決定会合(18日まで)
<海外>
・09:30 豪・11月失業率(予想:7.0%、10月:7.0%)
・09:30 豪・11月雇用者数増減(予想:+4.00万人、10月:+17.88万人) <ST>
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