781円
Gunosyのニュース
日経平均株価
始値 23923.48
高値 23997.39(09:28)
安値 23875.82(13:31)
大引け 23916.58(前日比 -108.59 、 -0.45% )
売買高 11億2253万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆0168億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は4日ぶり反落、先物主導で2万3000円台に押し戻される
2.米中協議進展に対する過度な期待が後退、米株市場ではナスダック指数軟調
3.アジア株安も嫌気され、先物主導の裁定解消売りを通じ日経平均押し下げる
4.下値では押し目買いが流入、日経平均は後場終盤下げ渋り下落幅は限定的に
5.売買代金はかろうじて2兆円台キープ、今年入り7営業日連続で2兆円乗せ
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは32ドル高と小幅に続伸した。JPモルガン・チェースなど米銀行大手の好決算から買いが優勢となったが、対中関税巡る報道を受け、引けにかけ伸び悩んだ。
東京市場では、米中協議進展に対する過度な期待感が剥落し、目先利益確定売りに押される展開となった。ただ、日経平均株価の下値も固かった。
15日の東京市場は、終始軟調。前日に日経平均が2万4000円台を回復したものの、目先達成感からの売り圧力が顕在化する形となった。前日の米国株市場ではNYダウが小幅高で引けたものの、ナスダック総合指数はマイナス圏で着地するなど上値の重さが意識された。これは米国が対中制裁関税の引き下げについて大統領選後まで行わないとの報道があり、これまでリスクオン相場の背景にあった米中協議の進展期待がやや後退したことが要因となっている。東京市場では、取引時間中のアジア株安なども嫌気され、先物への売りが裁定解消売りを通じて日経平均を押し下げる格好となった。ただ、下値では押し目買い意欲が強く下げ幅は限定的。日経平均は後場終盤に下げ渋り2万3900円台で引けている。東証1部の売買代金はかろうじて2兆円を上回った。これで今年に入り7営業日連続で2兆円台をキープしている。
個別では、売買代金トップのソニー<6758>が軟調、トヨタ自動車<7203>も値を下げた。村田製作所<6981>、東京エレクトロン<8035>なども売り優勢だった。日立製作所<6501>、キーエンス<6861>も下値を指向した。安川電機<6506>も安い。コーセーアールイー<3246>が急落、古野電気<6814>、Gunosy<6047>も大幅安となった。日本国土開発<1887>が大きく下値を探り、東宝<9602>の下げも目立った。
半面、ファーストリテイリング<9983>が上昇、オリンパス<7733>、パナソニック<6752>も買い優勢だった。太陽誘電<6976>もしっかり。ジェイリース<7187>が値上がり率トップに買われ、ベイカレント・コンサルティング<6532>とセラク<6199>はストップ高、クリエイト・レストランツ・ホールディングス<3387>も大幅高に買われた。IDOM<7599>、ダブル・スコープ<6619>なども物色人気となった。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、オリンパス <7733> 、エーザイ <4523> 、花王 <4452> 、スズキ <7269> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約51円。うち35円はファストリ1銘柄によるもの。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はSBG <9984> 、東エレク <8035> 、ダイキン <6367> 、アドテスト <6857> 、TDK <6762> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約54円。
東証33業種のうち上昇はゴム製品、鉄鋼の2業種のみ。下落率の小さかった上位5業種は(1)倉庫運輸関連、(2)金属製品、(3)小売業、(4)化学、(5)パルプ・紙。一方、下落率の大きかった5業種は(1)非鉄金属、(2)鉱業、(3)電気機器、(4)海運業、(5)機械。
■個別材料株
△サイステップ <3810> [東証2]
上期経常は黒字浮上で着地、初配当10円実施。
△テラスカイ <3915>
3-11月期(3Q累計)経常は9.8倍増益・通期計画を超過。
△シンメンテ <6086> [東証M]
第3四半期営業利益が通期計画。
△セラク <6199>
9-11月期(1Q)経常は5.6倍増益・上期計画を超過。
△ベイカレント <6532>
今期税引き前を39%上方修正・最高益予想を上乗せ。
△京写 <6837> [JQ]
ノンシリコーン粘着インクを使った部品搬送用キャリア開発。
△IDOM <7599>
3-11月期(3Q累計)経常は2.9倍増益・通期計画を超過。
△SKジャパン <7608>
定番キャラ堅調で20年2月期業績予想を上方修正。
△オーウエル <7670> [東証2]
株主優待制度を新設。
△CSランバー <7808> [JQ]
今期の経常最高益予想を38%上乗せ、配当も8円増額。
▼日本国土開発 <1887>
上期経常が33%減益で着地・9-11月期も42%減益。
▼ニューテック <6734> [JQ]
東証が信用規制。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)ジェイリース <7187> 、(2)ベイカレント <6532> 、(3)セラク <6199> 、(4)クリレスHD <3387> 、(5)エスプール <2471> 、(6)DDHD <3073> 、(7)ダイト <4577> 、(8)IDOM <7599> 、(9)WSCOPE <6619> 、(10)テラスカイ <3915> 。
値下がり率上位10傑は(1)コーセーRE <3246> 、(2)古野電 <6814> 、(3)Gunosy <6047> 、(4)ヨシムラHD <2884> 、(5)日本国土開発 <1887> 、(6)タマホーム <1419> 、(7)PバンCOM <3559> [東証M]、(8)松竹 <9601> 、(9)ブレクスルー <2464> 、(10)東宝 <9602> 。
【大引け】
日経平均は前日比108.59円(0.45%)安の2万3916.58円。TOPIXは前日比9.47(0.54%)安の1731.06。出来高は概算で11億2253万株。東証1部の値上がり銘柄数は781、値下がり銘柄数は1256となった。日経ジャスダック平均は3925.57円(12.70円高)。
[2020年1月15日]
株探ニュース
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