773円
アイ・アールジャパンホールディングスのニュース
日経平均株価
始値 31847.10
高値 32037.07(13:25)
安値 31804.09(09:11)
大引け 31936.51(前日比 +189.98 、 +0.60% )
売買高 13億2060万株 (東証プライム概算)
売買代金 3兆3821億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は続伸、一時3万2000円台を回復
2.前日の欧米株高好感、米金利低下が追い風
3.FRB高官のハト派発言が相次ぎ心理改善
4.半導体が牽引役も、戻り売り圧力も顕在化
5.値下がり銘柄1400超、TOPIXは安く引ける
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比134ドル高と3日続伸した。追加利上げ観測後退による長期金利低下を好感し買いが優勢となった。
東京市場では、前日の欧米株高を受け日経平均株価が続伸、一時3万2000円台を回復する場面があったが、取引終盤は伸び悩んだ。
11日の東京市場は、前日の欧米株高を受けリスク選好ムードのなか日経平均は上値指向を継続した。米国株市場では米長期金利が低下傾向にあることが好感されている。FRB高官の相次ぐハト派的な発言で米金融引き締め長期化に対する懸念が和らいでおり、東京市場でもマーケットのセンチメントが改善した。取引時間中にアジア株市場が堅調な値動きを示したこともプラスに働いたもようだ。ただ、戻り売り圧力も強かった。日経平均は一時300円近い上昇を示し3万2000円台に乗せたが、これは半導体関連の値がさ株などの上昇に押し上げられた感もあり、大引け時点で値下がり銘柄数が値上がり数を1000以上も上回った。なお、TOPIXはマイナス圏で引けている。
個別では、4000億円近い群を抜く売買代金をこなしたレーザーテック<6920>が大幅高に買われたほか、東京エレクトロン<8035>やアドバンテスト<6857>など半導体主力株が高い。ソフトバンクグループ<9984>が買い優勢だったほか、トヨタ自動車<7203>もしっかり。ファーストリテイリング<9983>も値を上げた。リズム<7769>が値上がり率断トツに買われ、スクロール<8005>、マルマエ<6264>も大幅高。
半面、川崎汽船<9107>が大きく利食われたほか、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクが安く、日本製鉄<5401>も下落した。キーエンス<6861>が軟調、伊藤忠商事<8001>も売られた。日本ケミコン<6997>が値下がり率トップに売り込まれ、MonotaRO<3064>も急落、タマホーム<1419>、アイ・アールジャパンホールディングス<6035>なども大幅安となった。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、東エレク <8035>、SBG <9984>、アドテスト <6857>、レーザーテク <6920>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約194円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はNTTデータ <9613>、伊藤忠 <8001>、川崎汽 <9107>、アステラス <4503>、三菱商 <8058>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約24円。
東証33業種のうち上昇は7業種。上昇率の上位5業種は(1)ゴム製品、(2)精密機器、(3)輸送用機器、(4)電気機器、(5)電気・ガス業。一方、下落率の上位5業種は(1)海運業、(2)鉄鋼、(3)倉庫運輸関連、(4)水産・農林業、(5)卸売業。
■個別材料株
△ASJ <2351> [東証G]
米子会社が通信技術「HNC」に関する論文をIEEEで発表。
△KG情報 <2408> [東証S]
配当予想の増額修正を好感。
△インフォMT <2492> [東証P]
「V-Manage」の利用企業数が100社を突破。
△プロパスト <3236> [東証S]
40万株を上限とする自社株買いを実施へ。
△メドレックス <4586> [東証G]
「MRX-5LBT」再申請に向けた見通し発表。
△ミナトHD <6862> [東証S]
7年半ぶり800円台ライン突破でマドを開け急上昇。
△レーザーテク <6920> [東証P]
DRAM価格底入れで半導体製造装置関連に資金還流。
△スクロール <8005> [東証P]
物流関連会社へのM&Aで業容拡大期待で急動意。
△近鉄百 <8244> [東証S]
24年2月期業績予想を上方修正。
△RJ <9522> [東証G]
「東急不動産との欧州再生エネ事業巡る」との報道。
▼タマホーム <1419> [東証P]
第1四半期大幅減益決算をネガティブ視。
▼モノタロウ <3064> [東証P]
9月売上高が1ケタ台の伸びに鈍化。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)リズム <7769>、(2)スクロール <8005>、(3)マルマエ <6264>、(4)レーザーテク <6920>、(5)HEROZ <4382>、(6)リソー教育 <4714>、(7)TOWA <6315>、(8)宮越HD <6620>、(9)リケンNPR <6209>、(10)グッドコムA <3475>。
値下がり率上位10傑は(1)日ケミコン <6997>、(2)モノタロウ <3064>、(3)タマホーム <1419>、(4)IRジャパン <6035>、(5)ケンコーマヨ <2915>、(6)クリエイトS <3148>、(7)河西工 <7256>、(8)藤コンポ <5121>、(9)川崎汽 <9107>、(10)マネックスG <8698>。
【大引け】
日経平均は前日比189.98円(0.60%)高の3万1936.51円。TOPIXは前日比4.35(0.19%)安の2307.84。出来高は概算で13億2060万株。東証プライムの値上がり銘柄数は380、値下がり銘柄数は1408となった。東証マザーズ指数は699.48ポイント(8.61ポイント安)。
[2023年10月11日]
株探ニュース
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