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住友理工のニュース
16日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■株式見通し:アク抜けの動きにより、ファーストリテや東エレク辺りが日経平均をけん引する格好に
■クックビズ、21/11上方修正 営業利益9000万円←5000万円
■前場の注目材料:東エレク、半導体装置5社、今期研究開発費3200億円、投資増し最先端技術対応
■アク抜けの動きにより、ファーストリテや東エレク辺りが日経平均をけん引する格好に
16日の日本株市場は、買い先行で始まった後は、底堅さを見極める相場展開になりそうだ。15日の米国市場はNYダウが303ドル高だった。朝方は6月小売売上高やニューヨーク連銀製造業景気指数が予想外のマイナスに落ち込み金利が低下したため、ハイテク中心に買われた。その後、米連邦準備制度理事会(FRB)が市場の思惑通り連邦公開市場委員会(FOMC)で1994年以降最大となる0.75%の追加利上げを決定し、インフレ抑制に努める強い姿勢を見せると一段と買いが広がった。さらに、パウエル議長が0.75%の利上げが異例であることを強調し金利がさらに低下するとハイテクの買いも強まった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比230円高の26510円。円相場は1ドル134円10銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まろう。NYダウは一時600ドルを超える上昇から上げ幅を縮めており、FOMC通過後の上昇で底打ちと見るのは早計であろうが、ひとまずFOMC通過後のアク抜けの動きが先行することになりそうだ。日経225先物は終盤にかけて26140円まで下落した後に、一気に26630円まで買われる場面も見られていたことから、FOMCへの警戒から過度にショートに傾けていたポジションを修正する動きを見せてくる可能性が意識されよう。VIX指数は30.00を下回ってきたことも、安心感に繋がるだろう。
日経平均は前日の陰線を吸収してくる動きになると考えられ、75日線が位置する26850円辺りを目先的なターゲットとして意識してくることになりそうだ。また、FOMCが通過し、市場の関心は日銀の金融政策決定会合に向かう。日銀は金融緩和政策を維持する考えであることから、相場の底堅さが見られるようだと、改めて日米金利差を狙った海外勢による資金流入への思惑にも繋がる可能性はありそうだ。そのため、買い一巡後は次第にこう着感が強まりやすいものの、押し目狙いで対応したいところである。
物色の流れとしては米国市場の流れを引き継ぐ格好から、ハイテクや消費関連などに資金が向かいそうだ。指数インパクトの大きいファーストリテ<9983>や東エレク<8035>辺りが日経平均をけん引する格好になるため、足元で停会傾向を見せていたNT倍率の反発も見込まれる。日経平均型優位の相場展開のなか、裁定に絡んだインデックス買いの動きも断続的に流入することになりそうだ。もっともインデックス主導になることから、中小型株などは、買い一巡後に次第は次第にこう着になりそうだ。
■クックビズ、21/11上方修正 営業利益9000万円←5000万円
クックビズ<6558>は2022年11月期業績予想の修正を発表。売上高は13.0億円から14.5億円、営業利益を5000万円から9000万円に上方修正した。中長期成長戦略のうち、当期から新たに採用総合パッケージの受注が加わったことで、顧客ニーズに合ったサービス展開を推進できていること、またコストコントロールも継続して徹底できていることが主な要因。
■前場の注目材料
・NYダウは上昇(30668.53、+303.70)
・ナスダック総合指数は上昇(11099.16、+270.81)
・シカゴ日経先物は上昇(26510、大阪比+230)
・SOX指数は上昇(2737.55、+47.66)
・VIX指数は下落(29.62、-3.07)
・米長期金利は低下
・米国景気は拡大
・コロナ流行下の経済活動正常化
・日銀は金融緩和を長期化
・東エレク<8035>半導体装置5社、今期研究開発費3200億円、投資増し最先端技術対応
・カゴメ<2811>NECとポルトガルにトマト営農支援で新会社、AIで“実り”多く
・富士通<6702>英に技術革新拠点、35億円投資
・コマツ<6301>豪マインサイト買収、坑内掘り鉱山機械の自動化加速
・ファインシンター<5994>昆虫食の製品群拡充、クッキー・あめにコオロギ粉末
・トヨタ<7203>25年めど次世代ソフト基盤「アリーン」実用化
・住友理工<5191>eアクスル向けなど3製品、トヨタEV「bZ4X」に採用
・日立建機<6305>茨城に鉱山機械部品センター、来月から稼働
・JTOWER<4485>26年度人員2倍、5G設備共用ニーズ対応
・花王<4452>廃プラ活用アスファルト改質剤を海外展開、米・東南ア照準
・住友ベークライト<4203>バイオマス原料5割、医薬品包装フィルム開発
・帝人<3401>スーパー大麦で欧州進出、スペイン商社と契約
・大王製紙<3880>大王製紙など紙おむつ水平リサイクル、パルプ分離・再利用で共同研究
・日本製鉄<5401>鉄鋼3社など水素還元技術開発、NEDO事業の脱炭素4案件始動
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・日銀金融政策決定会合(17日まで)
・08:50 5月貿易収支(予想:-2兆404億円、4月:-8428億円)
<海外>
・07:45 NZ・1-3月期GDP(前年比予想:+2.4%、10-12月期:+3.1%)
・10:30 豪・5月失業率(予想:3.8%、4月:3.9%)
・10:30 豪・5月雇用者数増減(予想:+2.5万人、4月:+0.4万人) <ST>
■株式見通し:アク抜けの動きにより、ファーストリテや東エレク辺りが日経平均をけん引する格好に
■クックビズ、21/11上方修正 営業利益9000万円←5000万円
■前場の注目材料:東エレク、半導体装置5社、今期研究開発費3200億円、投資増し最先端技術対応
■アク抜けの動きにより、ファーストリテや東エレク辺りが日経平均をけん引する格好に
16日の日本株市場は、買い先行で始まった後は、底堅さを見極める相場展開になりそうだ。15日の米国市場はNYダウが303ドル高だった。朝方は6月小売売上高やニューヨーク連銀製造業景気指数が予想外のマイナスに落ち込み金利が低下したため、ハイテク中心に買われた。その後、米連邦準備制度理事会(FRB)が市場の思惑通り連邦公開市場委員会(FOMC)で1994年以降最大となる0.75%の追加利上げを決定し、インフレ抑制に努める強い姿勢を見せると一段と買いが広がった。さらに、パウエル議長が0.75%の利上げが異例であることを強調し金利がさらに低下するとハイテクの買いも強まった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比230円高の26510円。円相場は1ドル134円10銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まろう。NYダウは一時600ドルを超える上昇から上げ幅を縮めており、FOMC通過後の上昇で底打ちと見るのは早計であろうが、ひとまずFOMC通過後のアク抜けの動きが先行することになりそうだ。日経225先物は終盤にかけて26140円まで下落した後に、一気に26630円まで買われる場面も見られていたことから、FOMCへの警戒から過度にショートに傾けていたポジションを修正する動きを見せてくる可能性が意識されよう。VIX指数は30.00を下回ってきたことも、安心感に繋がるだろう。
日経平均は前日の陰線を吸収してくる動きになると考えられ、75日線が位置する26850円辺りを目先的なターゲットとして意識してくることになりそうだ。また、FOMCが通過し、市場の関心は日銀の金融政策決定会合に向かう。日銀は金融緩和政策を維持する考えであることから、相場の底堅さが見られるようだと、改めて日米金利差を狙った海外勢による資金流入への思惑にも繋がる可能性はありそうだ。そのため、買い一巡後は次第にこう着感が強まりやすいものの、押し目狙いで対応したいところである。
物色の流れとしては米国市場の流れを引き継ぐ格好から、ハイテクや消費関連などに資金が向かいそうだ。指数インパクトの大きいファーストリテ<9983>や東エレク<8035>辺りが日経平均をけん引する格好になるため、足元で停会傾向を見せていたNT倍率の反発も見込まれる。日経平均型優位の相場展開のなか、裁定に絡んだインデックス買いの動きも断続的に流入することになりそうだ。もっともインデックス主導になることから、中小型株などは、買い一巡後に次第は次第にこう着になりそうだ。
■クックビズ、21/11上方修正 営業利益9000万円←5000万円
クックビズ<6558>は2022年11月期業績予想の修正を発表。売上高は13.0億円から14.5億円、営業利益を5000万円から9000万円に上方修正した。中長期成長戦略のうち、当期から新たに採用総合パッケージの受注が加わったことで、顧客ニーズに合ったサービス展開を推進できていること、またコストコントロールも継続して徹底できていることが主な要因。
■前場の注目材料
・NYダウは上昇(30668.53、+303.70)
・ナスダック総合指数は上昇(11099.16、+270.81)
・シカゴ日経先物は上昇(26510、大阪比+230)
・SOX指数は上昇(2737.55、+47.66)
・VIX指数は下落(29.62、-3.07)
・米長期金利は低下
・米国景気は拡大
・コロナ流行下の経済活動正常化
・日銀は金融緩和を長期化
・東エレク<8035>半導体装置5社、今期研究開発費3200億円、投資増し最先端技術対応
・カゴメ<2811>NECとポルトガルにトマト営農支援で新会社、AIで“実り”多く
・富士通<6702>英に技術革新拠点、35億円投資
・コマツ<6301>豪マインサイト買収、坑内掘り鉱山機械の自動化加速
・ファインシンター<5994>昆虫食の製品群拡充、クッキー・あめにコオロギ粉末
・トヨタ<7203>25年めど次世代ソフト基盤「アリーン」実用化
・住友理工<5191>eアクスル向けなど3製品、トヨタEV「bZ4X」に採用
・日立建機<6305>茨城に鉱山機械部品センター、来月から稼働
・JTOWER<4485>26年度人員2倍、5G設備共用ニーズ対応
・花王<4452>廃プラ活用アスファルト改質剤を海外展開、米・東南ア照準
・住友ベークライト<4203>バイオマス原料5割、医薬品包装フィルム開発
・帝人<3401>スーパー大麦で欧州進出、スペイン商社と契約
・大王製紙<3880>大王製紙など紙おむつ水平リサイクル、パルプ分離・再利用で共同研究
・日本製鉄<5401>鉄鋼3社など水素還元技術開発、NEDO事業の脱炭素4案件始動
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・日銀金融政策決定会合(17日まで)
・08:50 5月貿易収支(予想:-2兆404億円、4月:-8428億円)
<海外>
・07:45 NZ・1-3月期GDP(前年比予想:+2.4%、10-12月期:+3.1%)
・10:30 豪・5月失業率(予想:3.8%、4月:3.9%)
・10:30 豪・5月雇用者数増減(予想:+2.5万人、4月:+0.4万人) <ST>
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