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ファンケルのニュース
日経平均株価
始値 22663.80
高値 22692.25(10:32)
安値 22570.52(12:30)
大引け 22580.83(前日比 -116.07 、 -0.51% )
売買高 12億3444万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆2644億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は4日続落、米貿易摩擦問題と中国株安など背景に買い手控え
2.米経済指標好調で為替相場は円安傾向も、ドル独歩高で新興国通貨安が重荷
3.中国上海株や香港株の下げで買い手控えムード、インバウンド関連売られる
4.日経平均は途中プラス圏目前まで下げ渋るも、終盤に値を崩し安値圏で着地
5.Fリテやソフトバンクなど値がさ株の商い活発で全体売買代金は2兆円乗せ
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは12ドル安と3日続落した。米国とカナダの北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉を巡る不透明感が警戒された。
東京市場では、売り優勢で日経平均株価は2万2600円を下回って引けた。途中、前日終値近辺まで戻す場面もあったが買いが続かず、終盤崩れ足となった。
5日の東京市場は、リスク回避の売り姿勢が強まった。米国の通商政策に対する警戒感は米国株市場よりも東京市場の方に色濃く反映された。8月のISM製造業景況感指数が市場予想を上回ったことで、為替市場でドル買いの動きが強まり、一時1ドル=111円台後半まで円安が進んだものの、これを好感する動きは限定的だった。新興国通貨安が進んでいることを警戒する動きが出たほか、中国・上海株市場や香港市場の下落が買い手控えムードを助長する格好となった。台風被害による関西空港閉鎖などを嫌気してインバウンド関連株の一角にも売りがかさんだ。日経平均は後場一段安で始まった後は徐々に戻り足をみせたが、終盤に売り直され2万2600円台を下回って着地している。なお、東証1部の売買代金は値がさ株に商いが集中したこともあり2兆円台に乗せた。
個別では、売買代金首位のソフトバンクグループ<9984>が水準を大きく切り下げたほか、資生堂<4911>、コーセー<4922>など化粧品株も大幅安。コマツ<6301>が売られ、キーエンス<6861>も安い。TATERU<1435>は3日連続のストップ安で売り物を残した。アルヒ<7198>が急落、カチタス<8919>も大幅に下落、ビジョン<9416>、プレサンスコーポレーション<3254>なども値を下げた。
半面、ファーストリテイリング<9983>が大幅高、ペッパーフードサービス<3053>も値を飛ばし値上がり率トップ。アダストリア<2685>が急伸、enish<3667>、ユナイテッドアローズ<7606>も商いを伴い大きく上値を伸ばした。アトラエ<6194>、名村造船所<7014>が高く、TOKYO BASE<3415>、宮地エンジニアリンググループ<3431>の上げ足も目立った。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、TDK <6762> 、ヤマハ <7951> 、テルモ <4543> 、スズキ <7269> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約74円。うち61円はファストリ1銘柄によるもの。
一方、マイナス寄与の上位5銘柄はソフトバンク <9984> 、資生堂 <4911> 、東エレク <8035> 、KDDI <9433> 、アステラス <4503> 。押し下げ効果は約84円。うち44円はソフトバンク1銘柄によるもの。
東証33業種のうち上昇は4業種のみで、上昇率の上位から(1)鉱業、(2)パルプ・紙、(3)金属製品、(4)倉庫運輸関連。一方、下落率の上位5業種は(1)情報・通信業、(2)不動産業、(3)化学、(4)海運業、(5)電気・ガス業。
■個別材料株
△アダストリア <2685>
8月既存店売上高が2ヵ月ぶりに前年上回る。
△くら <2695>
8月度既存店売上高4.2%増で2ヵ月ぶりプラス。
△ペッパー <3053>
米ナスダックでのADR上場を申請。
△串カツ田中 <3547> [東証M]
8月既存店売上高が2ヵ月連続前年上回る。
△ゼネラルパ <6267> [JQ]
前期経常を一転27%増益に上方修正。
△Casa <7196> [東証2]
上期経常を一転27%増益に上方修正。
△パルテック <7587> [東証2]
ハカルスとAIを搭載したFPGA製品の開発で協業開始。
△Uアローズ <7606>
8月既存店売上高が7ヵ月連続で前年上回る。
△学研HD <9470>
介護施設運営のメディカルケアサービスを子会社化。
△ファストリ <9983>
8月国内ユニクロ既存店売上高が4ヵ月ぶりに前年上回る。
▼アマガサ <3070> [JQG]
今期経常を26%下方修正。
▼キリン堂HD <3194>
景品表示法違反で消費者庁から措置命令。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)ペッパー <3053> 、(2)アダストリア <2685> 、(3)アルファ <4719> 、(4)学研HD <9470> 、(5)Uアローズ <7606> 、(6)前田工繊 <7821> 、(7)enish <3667> 、(8)ワタベ <4696> 、(9)アトラエ <6194> 、(10)名村造 <7014> 。
値下がり率上位10傑は(1)TATERU <1435> 、(2)アルヒ <7198> 、(3)ファンケル <4921> 、(4)アイスタイル <3660> 、(5)カチタス <8919> 、(6)AOITYO <3975> 、(7)ビジョン <9416> 、(8)ハウスドゥ <3457> 、(9)USENHD <9418> 、(10)プレサンス <3254> 。
【大引け】
日経平均は前日比116.07円(0.51%)安の2万2580.83円。TOPIXは前日比13.28(0.77%)安の1704.96。出来高は概算で12億3444万株。東証1部の値上がり銘柄数は701、値下がり銘柄数は1297となった。日経ジャスダック平均は3778.37円(16.73円安)。
[2018年9月5日]
株探ニュース
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