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ファンケルのニュース
日経平均株価
始値 21889.06
高値 21927.81(10:10)
安値 21574.56(14:06)
大引け 21785.54(前日比 -26.39 、 -0.12% )
売買高 14億8426万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆5298億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は朝高後軟化し小幅続落、中国株などを横にらみに乱高下
2.前日の米国株高も買い続かず一時200円超の下げ、終盤下げ渋る展開
3.中国・上海株などにリンクさせた ヘッジファンドの仕掛け的な売り観測
4.業種別には石油・保険セクターなど上昇、非鉄、海運セクターなど軟調
5.マネックスが売買代金2位で物色人気、ソフトバンクなども買い優勢に
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは35ドル高と3日続伸した。欧州株安を受け、売り先行も6月のISM製造業景況指数が予想を上振れたことから、マイクロソフトやアップルなどハイテク株が買われた。
東京市場では、日経平均株価が朝高後に値を消す展開で一時200円以上の下げをみせたが、終盤買い戻され、結局小幅安で引けた。
3日の東京市場は、前日の米国株市場でNYダウなど主要指数が高かったことや、為替が円安含みで推移したことなどで朝方はリスクオフの巻き戻しに日経平均は高く始まった。しかし、買い一巡後は上値が重く、前場後半以降はマイナス圏に沈んだ。米中貿易摩擦の問題を背景として、軟調なアジア株市場を横にらみにヘッジファンドの仕掛け的な売りが続いている。日経平均は一時2万1500円台まで売り叩かれたが、後場終盤は中国・上海株市場が持ち直したことで、それに連動するように買い戻しが入り2万1700円台まで浮上、下げは小幅にとどまった。ただ、東証1部の値下がり銘柄数は全体の7割強を占めており、相対的に小型株の下げが目立つ。業種別では石油、空運、保険セクターが高く、非鉄、海運、精密機器セクターなどが安い。
個別では、東京エレクトロン<8035>が冴えず、花王<4452>も軟調。キヤノン<7751>、ダイキン工業<6367>なども売りに押された。大同工業<6373>が急落、Gunosy<6047>、テクマトリックス<3762>、AOKIホールディングス<8214>などの下げも目立つ。三井金属<5706>が安く、日本新薬<4516>、山一電機<6941>なども値を下げた。
半面、マネックスグループ<8698>が売買代金で第2位に食い込み大幅高となった。ソフトバンクグループ<9984>、村田製作所<6981>などしっかり。TDK<6762>が買われ、東京海上ホールディングス<8766>も上値追い。ミサワ<3169>が急騰、オロ<3983>も値を飛ばした。島精機製作所<6222>、日本M&Aセンター<2127>が上昇、ファンケル<4921>も物色人気となった。TOKYO BASE<3415>も高い。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はソフトバンク <9984> 、ファストリ <9983> 、TDK <6762> 、リクルート <6098> 、信越化 <4063> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約47円。
一方、マイナス寄与の上位5銘柄はヤマハ <7951> 、ダイキン <6367> 、コナミHD <9766> 、東エレク <8035> 、ファナック <6954> 。押し下げ効果は約32円。
東証33業種のうち上昇は12業種。上昇率の上位5業種は(1)石油石炭製品、(2)空運業、(3)保険業、(4)鉱業、(5)証券商品先物。一方、下落率の上位5業種は(1)非鉄金属、(2)海運業、(3)精密機器、(4)繊維製品、(5)その他金融業。
■個別材料株
△ホクト <1379>
55万株を上限とする自社株買いを実施へ。
△地域新聞社 <2164> [JQG]
9-5月期(3Q累計)経常は黒字浮上・通期計画を超過。
△エスプール <2471> [JQ]
上期経常最高益予想を31%乗せ。
△ユーザベース <3966> [東証M]
米オンライン経済情報メディアのクオーツを買収。
△シンバイオ <4582> [JQG]
「トレアキシン」と抗CD20抗体医薬品併用に関する承認取得。
△三社電機 <6882> [東証2]
「SiC製パワー半導体を今秋にも量産」との報道。
△大黒屋 <6993> [東証2]
中国・陸秦科技と業務提携。
△ダイヤ通商 <7462> [JQ]
固定資産売却益6.5億円が発生。
△ミネベア <6479>
JPモルガン証券が「オーバーウェイト」に格上げ。
△ワークマン <7564> [JQ]
6月既存店売上高が9ヵ月連続前年上回る。
▼KTK <3035> [JQ]
18年8月期第3四半期の純利益が16.2%減。
▼大同工 <6373>
公募増資と売り出しを実施。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)海洋掘削 <1606> 、(2)ミサワ <3169> 、(3)オロ <3983> 、(4)市光工 <7244> 、(5)マネックスG <8698> 、(6)アルヒ <7198> 、(7)島精機 <6222> 、(8)T-BASE <3415> 、(9)日本M&A <2127> 、(10)ファンケル <4921> 。
値下がり率上位10傑は(1)大同工 <6373> 、(2)田淵電 <6624> 、(3)Gunosy <6047> 、(4)テクマト <3762> 、(5)AOKIHD <8214> 、(6)多木化 <4025> 、(7)川西倉 <9322> 、(8)三井海洋 <6269> 、(9)Nフィールド <6077> 、(10)昭文社 <9475> 。
【大引け】
日経平均は前日比26.39円(0.12%)安の2万1785.54円。TOPIXは前日比2.49(0.15%)安の1692.80。出来高は概算で14億8426万株。東証1部の値上がり銘柄数は486、値下がり銘柄数は1541となった。日経ジャスダック平均は3793.89円(32.87円安)。
[2018年7月3日]
株探ニュース
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