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DICのニュース
21日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■株式見通し:先物主導による短期的な売買に振らされやすい需給状況に
■DIC、21/12 営業利益 8.1%増 428億円、22/12予想 25.9%増 540億円
■前場の注目材料:ダイヘン、EV溶接ロボ開発、超ハイテンなどの飛散粒99%減
■先物主導による短期的な売買に振らされやすい需給状況に
21日の日本株市場は、売り一巡後はこう着感が強まる相場展開になりそうだ。18日の米国市場ではNYダウが232ドル安だった。米ロ外相が来週会談を予定していると報じられるなか、一時上昇に転じる場面が見られた。ただし、ウクライナ東部の親ロ派指導者が一部住人をロシアに避難させたとの報道や、ウクライナ分離主義者がドネツクで車が爆破されたと報じられるなか、3連休を控えた持ち高調整の動きが強まった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比245円安の26845円。円相場は1ドル114円90銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、売り先行で始まることになりそうだ。ただし、21日の米国市場はプレジデントデーの祝日で休場となることから、海外勢のフローは限られることになり、引き続き薄商いのなかで、先物主導による短期的な売買に振らされやすい需給状況になりそうである。引き続きウクライナ情勢を巡る報道などには敏感に反応することが見込まれる。
また、北京オリンピックが閉会したことから、一段とロシアによるウクライナ侵攻への警戒感が強まりやすいと考えられるため、短期筋の仕掛け的な動きも強まりやすい面はある。ただし、今週末にも米ロ外相会談が行われる予定であることから、ショートカバーの動きも速そうである。また、日本は23日が天皇誕生日の祝日となることから、積極的にはポジションを取りづらいほか、オーバーナイトのポジションは限られるだろう。そのため、大きく売られる場面においては、その後のショートカバーを想定した押し目狙いのスタンスといったところか。
物色の流れとしては、材料株中心となりやすく、個別に材料の出ている銘柄のほか、好決算ながらも需給面から大きく調整している銘柄などへは、打診的な買いも入りやすいだろう。また、地政学リスクへの警戒から、指数の影響を受けづらい銘柄のほか、バリューシフトも意識されるところ。また、地政学リスクに対しては、これまでの防衛関連とされる銘柄への物色よりも、防衛関連の一角との見方から商社や海運株など配当妙味も備えた銘柄などにシフトする動きが強まりやすいだろう。
■DIC、21/12 営業利益 8.1%増 428億円、22/12予想 25.9%増 540億円
DIC<4631>が発表した2021年12月期業績は、営業利益が前期比8.1%増の428.93億円だった。塗料・プラスチック用顔料、パッケージ用インキが食品包装用途向けに堅調だったほか、自動車向け材料も好調だった。22年12月期は前期比25.9%増の540億円を見込んでおり、コンセンサス(570億円程度)を下回る。
■前場の注目材料
・VIX指数は低下(27.75、-0.36)
・米原油先物は上昇(90.21、+0.17)
・米長期金利は低下
・米国景気の拡大
・海外のコロナ感染沈静化
・日銀は金融緩和を長期化
・株価急落時の日銀ETF買い
・ダイヘン<6622>EV溶接ロボ開発、超ハイテンなどの飛散粒99%減
・ノリタケ<5331>汎用品を拡販、砥石・研磨布紙2子会社統合
・楽天グループ<4755>ロボデリバリー協会発足、楽天・川重など8社参画
・日産自<7201>米工場に575億円投資、25年から新型EV2種生産
・三菱商事<8058>ミャンマー天然ガス採掘から撤退検討
・商船三井<9104>自動車船出火、ポルトガル沖で航行不能に
・ファインシンター<5994>デジタル駆使ライン拡大、国内外工場に
・ブリヂストン<5108>使用済みタイヤ再利用、産総研と技術研究、30年めど実証
・横浜ゴム<5101>油圧用高圧ホース量産、茨城工場の生産能力増強
・クボタ<6326>北米市場向けトラクター用タイヤ、米社と独占供給契約
・KDDI<9433>KDDIなど仮想化基地局のデータ通信、5Gスタンドアローンで成功
・大日本印刷<7912>ハイヤーでウェブ会議、大日本印刷など5社、有償サービス実証
・帝人<3401>新規炭素繊維織物を開発、強度安定で低コスト
・大正薬HD<4581>リポビタンジェリーが宇宙日本食認証取得
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
<海外>
・10:15 中・1年物ローンプライムレート(現行3.70%) <ST>
■株式見通し:先物主導による短期的な売買に振らされやすい需給状況に
■DIC、21/12 営業利益 8.1%増 428億円、22/12予想 25.9%増 540億円
■前場の注目材料:ダイヘン、EV溶接ロボ開発、超ハイテンなどの飛散粒99%減
■先物主導による短期的な売買に振らされやすい需給状況に
21日の日本株市場は、売り一巡後はこう着感が強まる相場展開になりそうだ。18日の米国市場ではNYダウが232ドル安だった。米ロ外相が来週会談を予定していると報じられるなか、一時上昇に転じる場面が見られた。ただし、ウクライナ東部の親ロ派指導者が一部住人をロシアに避難させたとの報道や、ウクライナ分離主義者がドネツクで車が爆破されたと報じられるなか、3連休を控えた持ち高調整の動きが強まった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比245円安の26845円。円相場は1ドル114円90銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、売り先行で始まることになりそうだ。ただし、21日の米国市場はプレジデントデーの祝日で休場となることから、海外勢のフローは限られることになり、引き続き薄商いのなかで、先物主導による短期的な売買に振らされやすい需給状況になりそうである。引き続きウクライナ情勢を巡る報道などには敏感に反応することが見込まれる。
また、北京オリンピックが閉会したことから、一段とロシアによるウクライナ侵攻への警戒感が強まりやすいと考えられるため、短期筋の仕掛け的な動きも強まりやすい面はある。ただし、今週末にも米ロ外相会談が行われる予定であることから、ショートカバーの動きも速そうである。また、日本は23日が天皇誕生日の祝日となることから、積極的にはポジションを取りづらいほか、オーバーナイトのポジションは限られるだろう。そのため、大きく売られる場面においては、その後のショートカバーを想定した押し目狙いのスタンスといったところか。
物色の流れとしては、材料株中心となりやすく、個別に材料の出ている銘柄のほか、好決算ながらも需給面から大きく調整している銘柄などへは、打診的な買いも入りやすいだろう。また、地政学リスクへの警戒から、指数の影響を受けづらい銘柄のほか、バリューシフトも意識されるところ。また、地政学リスクに対しては、これまでの防衛関連とされる銘柄への物色よりも、防衛関連の一角との見方から商社や海運株など配当妙味も備えた銘柄などにシフトする動きが強まりやすいだろう。
■DIC、21/12 営業利益 8.1%増 428億円、22/12予想 25.9%増 540億円
DIC<4631>が発表した2021年12月期業績は、営業利益が前期比8.1%増の428.93億円だった。塗料・プラスチック用顔料、パッケージ用インキが食品包装用途向けに堅調だったほか、自動車向け材料も好調だった。22年12月期は前期比25.9%増の540億円を見込んでおり、コンセンサス(570億円程度)を下回る。
■前場の注目材料
・VIX指数は低下(27.75、-0.36)
・米原油先物は上昇(90.21、+0.17)
・米長期金利は低下
・米国景気の拡大
・海外のコロナ感染沈静化
・日銀は金融緩和を長期化
・株価急落時の日銀ETF買い
・ダイヘン<6622>EV溶接ロボ開発、超ハイテンなどの飛散粒99%減
・ノリタケ<5331>汎用品を拡販、砥石・研磨布紙2子会社統合
・楽天グループ<4755>ロボデリバリー協会発足、楽天・川重など8社参画
・日産自<7201>米工場に575億円投資、25年から新型EV2種生産
・三菱商事<8058>ミャンマー天然ガス採掘から撤退検討
・商船三井<9104>自動車船出火、ポルトガル沖で航行不能に
・ファインシンター<5994>デジタル駆使ライン拡大、国内外工場に
・ブリヂストン<5108>使用済みタイヤ再利用、産総研と技術研究、30年めど実証
・横浜ゴム<5101>油圧用高圧ホース量産、茨城工場の生産能力増強
・クボタ<6326>北米市場向けトラクター用タイヤ、米社と独占供給契約
・KDDI<9433>KDDIなど仮想化基地局のデータ通信、5Gスタンドアローンで成功
・大日本印刷<7912>ハイヤーでウェブ会議、大日本印刷など5社、有償サービス実証
・帝人<3401>新規炭素繊維織物を開発、強度安定で低コスト
・大正薬HD<4581>リポビタンジェリーが宇宙日本食認証取得
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
<海外>
・10:15 中・1年物ローンプライムレート(現行3.70%) <ST>
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