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【↑】日経平均 大引け| 4日続伸、米株高を受けリスク選好の買い優勢 (12月5日)
日経平均株価
始値 39610.43
高値 39632.30(09:00)
安値 39323.04(14:46)
大引け 39395.60(前日比 +119.21 、 +0.30% )
売買高 18億4236万株 (東証プライム概算)
売買代金 4兆2150億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は4日続伸、一時3万9000円台後半まで上昇
2.米株市場の主要株価が揃って最高値、リスク選好の流れに
3.日銀決定会合での利上げに絡み思惑錯綜、朝高後伸び悩む
4.主力株にポジション調整の売り、半導体関連など上値重い
5.値上がり数は全体の6割弱どまり、売買代金は4兆円台維持
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比308ドル高と3日ぶりに反発した。米利下げ観測や四半期決算を発表したセールスフォース
東京市場では、リスク選好の地合いで日経平均株価は上値追いを継続。ただ、3万9000円台後半では戻り売りを浴び、前場取引中盤以降は伸び悩んだ。
5日の東京市場は、前日の米国株市場でNYダウ、ナスダック総合株価指数など主要株価指数が揃って上昇したことを受け、リスク選好の流れを引き継いでスタート。ただ、日経平均は寄り付き直後に3万9600円台まで水準を切り上げた後は上げ幅を縮小する展開となった。今月中旬に行われる日銀の金融政策決定会合を控え、追加利上げの有無に関する思惑が錯綜し、全体相場も買い手控えムードが台頭。日経平均は前日まで3営業日続伸し1000円以上水準を切り上げていたこともあり、主力株にポジション調整の売りが出た。TOPIXもプラスで引けたものの、上げ幅はわずかで、個別銘柄も値上がり銘柄数が全体の6割弱を占めるにとどまっている。プライム市場の売買代金は前日と同水準で4兆円台はキープされた。
個別では、フジクラ<5803>が物色人気となり、川崎重工業<7012>も売買代金を伴い上値を追った。また、アドバンテスト<6857>が買いを集めた。ソフトバンクグループ<9984>が高く、リクルートホールディングス<6098>も上昇した。任天堂<7974>の上値追いも続いている。さくらインターネット<3778>も値を上げた。大阪ソーダ<4046>が急騰、セレス<3696>、ラウンドワン<4680>が値を飛ばし、KeePer技研<6036>、ノーリツ鋼機<7744>なども大幅高。
半面、断トツの売買代金をこなした三菱重工業<7011>が後場に軟化、レーザーテック<6920>も軟調。東京エレクトロン<8035>が冴えず、サンリオ<8136>も前日に続き利益確定売りに押された。第一三共<4568>が下落、商船三井<9104>も売られた。アドバンスクリエイト<8798>が大幅安、日本製鋼所<5631>、東京計器<7721>も利食われた。KOKUSAI ELECTRIC<6525>の下げも目立つ。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はアドテスト <6857>、リクルート <6098>、SBG <9984>、TDK <6762>、ファストリ <9983>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約165円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄は第一三共 <4568>、KDDI <9433>、信越化 <4063>、東エレク <8035>、三井物 <8031>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約53円。
東証33業種のうち上昇は17業種。上昇率の上位5業種は(1)サービス業、(2)証券商品先物、(3)非鉄金属、(4)その他製品、(5)保険業。一方、下落率の上位5業種は(1)海運業、(2)電気・ガス業、(3)卸売業、(4)医薬品、(5)繊維製品。
■個別材料株
△大阪ソーダ <4046> [東証P]
肥満症薬向けシリカゲルの生産増強前倒しの期待膨らむ。
△トゥルーD <4416> [東証G]
AI販促ソリューションをウエルシア <3141> が採用。
△kubell <4448> [東証G]
福井銀 <8362> と顧客紹介に関する協定締結。
△カイオム <4583> [東証G]
富士フイルム和光純薬と抗体作製受託サービスで業務提携。
△ラウンドワン <4680> [東証P]
11月既存店売上高が6ヵ月連続前年上回る。
△カバー <5253> [東証G]
「ホロライブプロダクション」全体イベントを開催へ。
△KeePer <6036> [東証P]
11月既存店2ヵ月ぶりプラス。
△ブックオフG <9278> [東証P]
11月既存店売上高が46ヵ月連続前年上回る。
△GMO <9449> [東証P]
みずほ銀の企業間決済サービス巡る報道を材料視。
△アルファP <9467> [東証G]
SBI証券が目標株価4190円に増額修正。
▼ティーライフ <3172> [東証S]
8-10月期減収・営業減益。
▼キタック <4707> [東証S]
25年10月期減収減益見通し。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)大阪ソーダ <4046>、(2)セレス <3696>、(3)ラウンドワン <4680>、(4)KeePer <6036>、(5)ノーリツ鋼機 <7744>、(6)ラクーンHD <3031>、(7)エイチーム <3662>、(8)JVCケンウ <6632>、(9)アステリア <3853>、(10)セルシス <3663>。
値下がり率上位10傑は(1)Aクリエイト <8798>、(2)日製鋼 <5631>、(3)東京計器 <7721>、(4)Jディスプレ <6740>、(5)バイタルKS <3151>、(6)コクサイエレ <6525>、(7)帝通工 <6763>、(8)メガチップス <6875>、(9)中国電 <9504>、(10)リガクHD <268A>。
【大引け】
日経平均は前日比119.21円(0.30%)高の3万9395.60円。TOPIXは前日比1.64(0.06%)高の2742.24。出来高は概算で18億4236万株。東証プライムの値上がり銘柄数は967、値下がり銘柄数は611となった。東証グロース250指数は638.72ポイント(0.64ポイント高)。
[2024年12月5日]
株探ニュース
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