スピー、前期経常を18％上方修正・最高益予想を上乗せ

　Ｓｐｅｅｅ <4499> [ＪＱ] が11月10日大引け後(15:00)に業績修正を発表。21年9月期の連結経常利益を従来予想の10.1億円→11.9億円(前の期は6.7億円)に17.6％上方修正し、増益率が50.3％増→76.7％増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した4-9月期(下期)の連結経常利益も従来予想の4.1億円→5.9億円(前年同期は1.9億円)に43.1％増額し、増益率が2.1倍→3.1倍に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2021年９月期の連結業績につきましては、マーケティングDX事業において新規受注が好調に推移したこと及び社内業務のDX推進によってコスト削減を図ったことにより、売上高及び営業利益は、前回発表した予想数値を上回る見込みです。　また、2021年9月30日付で当社の子会社であるPT.SPEEE RECRUITMENT NUSANTARAについて、当社保有の全株式及び全貸付債権を譲渡する契約を締結したことから、評価性引当額の減少等に伴い親会社株主に帰属する当期純利益は前回発表した予想数値を上回る見込みです。