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日本システム技術のニュース
【↑】日経平均 大引け| 続伸、米ハイテク株高を受け連日で最高値 (7月10日)
日経平均株価
始値 41444.33
高値 41889.16(14:56)
安値 41430.38(09:30)
大引け 41831.99(前日比 +251.82 、 +0.61% )
売買高 18億9666万株 (東証プライム概算)
売買代金 4兆7650億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は続伸、売り物をこなし最高値圏走る展開に
2.米ハイテク株高続く、ナスダック指数6連騰で最高値
3.パウエルFRB議長の議会証言受け利下げ期待が膨らむ
4.ETF分配金捻出に絡む売り圧力はあまり意識されず
5.売買代金高水準も値下がり数が値上がり大きく上回る
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比52ドル安と続落した。9月の利下げ観測が広がるなか、米景気減速への警戒感から景気敏感株の一角が売られた。
東京市場では、主力株中心にリスク選好の地合いが続き、日経平均株価は続伸し4万1800円台まで上値を伸ばし、連日で最高値を更新した。
10日の東京市場は、リスクオンの地合いが続いた。前日の米国株市場でハイテク株高が継続し、ナスダック総合株価指数が6連騰で史上最高値を連日更新しており、東京市場でもリスク許容度の高まった外国人投資家の買いが全体を押し上げた。前日のパウエルFRB議長の米上院での議会証言を受け、FRBによる早期利下げへの期待が投資家心理を強気に傾けている。警戒されたETF分配金捻出に絡む売り圧力はあまり反映されず、逆に空売り筋の買い戻しを誘発し、日経平均は後場に入ると上げ幅を広げた。ただ、個別株ベースではプライム市場の値下がり銘柄数が値上がりを大きく上回っている。なお、売買代金は4兆7000億円台に膨らみ、6月21日以来の高い水準となった。
個別では、売買代金2位のディスコ<6146>が値を飛ばしたほか、東京エレクトロン<8035>も堅調。ソフトバンクグループ<9984>がしっかり。リクルートホールディングス<6098>が活況高、ファーストリテイリング<9983>も強い動き。東京海上ホールディングス<8766>も買いを集めた。FPパートナー<7388>、日東精工<5957>が急騰、サッポロホールディングス<2501>も大幅高に買われた。サムコ<6387>が大きく水準を切り上げ、三菱自動車工業<7211>も商いを伴い急伸。
半面、売買代金首位となった三菱重工業<7011>が値を下げ、レーザーテック<6920>も下値を探る展開。日立製作所<6501>、三菱商事<8058>なども冴えない。M&A総研ホールディングス<9552>、クリーク・アンド・リバー社<4763>が急落、KOKUSAI ELECTRIC<6525>も大きく売り込まれた。ジーエス・ユアサ コーポレーション<6674>の下げも目立った。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、東エレク <8035>、リクルート <6098>、SBG <9984>、信越化 <4063>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約166円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はレーザーテク <6920>、ダイキン <6367>、NTTデータ <9613>、三菱重 <7011>、住友不 <8830>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約35円。
東証33業種のうち上昇は26業種。上昇率の上位5業種は(1)保険業、(2)サービス業、(3)精密機器、(4)証券商品先物、(5)食料品。一方、下落率の上位5業種は(1)機械、(2)不動産業、(3)卸売業、(4)倉庫運輸関連、(5)石油石炭製品。
■個別材料株
△ディップ <2379> [東証P]
3-5月期営業利益2割増。
△CVSベイ <2687> [東証S]
25年2月期業績予想を上方修正。
△エネチェンジ <4169> [東証G]
前期の有報提出で東証が監理銘柄(確認中)の指定解除。
△京進 <4735> [東証S]
24年5月期業績は計画上振れで着地し今期も増収増益を予想。
△坪田ラボ <4890> [東証G]
「パーキンソン病」と「うつ病」を対象とした特定臨床研究の結果速報を発表。
△サイフューズ <4892> [東証G]
岩谷産 <8088> と3D細胞製品の凍結技術の開発に成功と発表。
△エヌピーシー <6255> [東証G]
第3四半期営業益2.1倍を好感。
△アオイ電子 <6832> [東証S]
シャープ <6753> と半導体の後工程生産ライン構築。
△FPパートナ <7388> [東証P]
6月の生命保険新規契約が過去最高を記録。
△日本プロセス <9651> [東証S]
今期経常は5%増益、14円増配へ。
▼WACUL <4173> [東証G]
3-5月期営業減益。
▼C&R <4763> [東証P]
3-5月期営業減益。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)FPパートナ <7388>、(2)日東精 <5957>、(3)サムコ <6387>、(4)サッポロHD <2501>、(5)三菱自 <7211>、(6)ディップ <2379>、(7)わらべ日洋 <2918>、(8)甜菜糖 <2108>、(9)UMCエレ <6615>、(10)ペプドリ <4587>。
値下がり率上位10傑は(1)M&A総研 <9552>、(2)C&R <4763>、(3)プロレド <7034>、(4)コクサイエレ <6525>、(5)トナミHD <9070>、(6)三菱重 <7011>、(7)GSユアサ <6674>、(8)日シス技術 <4323>、(9)トレファク <3093>、(10)堺化学 <4078>。
【大引け】
日経平均は前日比251.82円(0.61%)高の4万1831.99円。TOPIXは前日比13.65(0.47%)高の2909.20。出来高は概算で18億9666万株。東証プライムの値上がり銘柄数は638、値下がり銘柄数は931となった。東証グロース250指数は654.51ポイント(3.42ポイント安)。
[2024年7月10日]
株探ニュース
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