940円
三菱ケミカルグループのニュース
2日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■株式見通し:決算を手掛かりとした日替わり物色に
■AGC、21/12上方修正 営業利益2000億円←1800億円、コンセンサス上回る
■前場の注目材料:トヨタ、AIで磁石探索、車載モーターの希土類削減
■決算を手掛かりとした日替わり物色に
2日の日本株市場は、こう着感の強い相場展開が見込まれる。1日の米国市場はNYダウが94ドル高だった。11月に入り新規投資や良好な企業決算を好感した買いが続いた。利益確定の売りから弱含みの場面も見られたが、テスラの上昇などが支援材料となり、主要な株価指数は連日で最高値を更新した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比20円高の29570円。円相場は1ドル114円00銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、前日比変わらずの水準から始まろう。もっとも、日経平均は前日に700円超の上昇で直近のもち合いレンジを一気に上放れてきており、利食いも意識されやすいところ。米国ではFOMCを控えていることもあり、テーパリング開始などは織り込まれているものの、市場の反応を見極めたいところだろう。また、3日は祝日で休場となることもあり、積極的な売買は手控えられやすく、利食い優勢の相場展開になりそうだ。
ただし、一気に直近戻り高値水準を突破したことから、需給状況は一変した。衆院選の結果を受けた昨日の上昇によりショートに傾いていたポジションの巻き戻しは一巡したと想定されるものの、改めてショートポジションを積み上がってくる動きは考えづらいところ。反対に29500円水準での底堅さが意識されてくるようだと、FOMC通過後のアク抜けを想定した押し目買い意欲は強まるだろう。衆院選の結果を受けた長期安定政権による政策期待も引き続き高まりやすいことから、年末高を想定したセンチメントに傾きそうである。
物色については決算を手掛かりとした日替わり物色になりやすく、前日の取引終了後の決算を発表したAGC<5201>、TDK<6762>、ヒロセ電機<6806>、マクニカ富士<3132>、京セラ<6971>などには短期的な値幅取り狙いの資金が向かいやすいと見られる。そのほか、政策期待の高まりを背景に、脱炭素に関連したテーマ株などの循環物色も活発化しそうだ。
■AGC、21/12上方修正 営業利益2000億円←1800億円、コンセンサス上回る
AGC<5201>は今期3度目となる2021年12月期業績予想の修正を発表。営業利益は1800億円から2000億円に上方修正した。コンセンサス(1870億円程度)を上回る。第3四半期業績が想定を上回ったほか、塩化ビニル樹脂の市況が高い水準で推移する見込みのため。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(29647.08、+754.39)
・NYダウは上昇(35913.84、+94.28)
・ナスダック総合指数は上昇(15595.92、+97.53)
・シカゴ日経先物は上昇(29570、大阪比+20)
・SOX指数は上昇(3506.28、+55.01)
・米原油先物は上昇(84.05、+0.48)
・大型経済対策への期待
・日銀は金融緩和を長期化
・株価急落時の日銀ETF買い
・トヨタ<7203>AIで磁石探索、車載モーターの希土類削減
・スズキ<7269>国内4輪減産緩和、今月は1割減
・三菱電機<6503>液晶TV撤退、空調冷熱などに重点
・東洋紡<3101>富山3工場集約、衣料用繊維を再編
・荏原<6361>航空宇宙加速、ロケット向けターボポンプ、室蘭工大などと開発
・トヨタ紡織<3116>トヨタ以外向けシート部品販売、アイシンからトヨタ紡織へ移管検討
・ソフトバンクG<9984>ソフトバンクGファンド、ドアダッシュ株を売却、2300億円
・トヨタ<7203>米ケンタッキー工場増強、レクサスESは日本移管
・豊田合成<7282>歩行者保護エアバッグ開発、スバル車向け供給
・コマツ<6301>中国合弁で独自路線、現地企業との出資解消
・NESIC<1973>ローカル5G受注拡大、実証プロ参画積極化
・洋インキHD<4634>耐熱・耐水インクジェットインク開発、包装フィルム印刷に提案
・アステラス薬<4503>「細胞医療」実用化へ前進、24年度治験完了
・花王<4452>CNF利用し防汚剤、食虫植物の潤滑構造に着目
・三菱マテリアル<5711>パワーモジュール用次世代セラ基板開発、ベンチャーと共同
・三菱ケミHD<4188>独で精密洗浄強化、半導体装置向けクリーンルーム棟新設
・神戸鋼<5406>神鋼など、低炭素型セメント代替材、高流動性・強度を両立
・日本電気硝子<5214>5G向けLTCC用材、誘電正接最大75%低減
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:50 10月マネタリーベース(9月:前年比+11.7%)
・08:50 日銀金融政策決定会合議事要旨(9月21-22日開催分)
<海外>
・特になし <ST>
■株式見通し:決算を手掛かりとした日替わり物色に
■AGC、21/12上方修正 営業利益2000億円←1800億円、コンセンサス上回る
■前場の注目材料:トヨタ、AIで磁石探索、車載モーターの希土類削減
■決算を手掛かりとした日替わり物色に
2日の日本株市場は、こう着感の強い相場展開が見込まれる。1日の米国市場はNYダウが94ドル高だった。11月に入り新規投資や良好な企業決算を好感した買いが続いた。利益確定の売りから弱含みの場面も見られたが、テスラの上昇などが支援材料となり、主要な株価指数は連日で最高値を更新した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比20円高の29570円。円相場は1ドル114円00銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、前日比変わらずの水準から始まろう。もっとも、日経平均は前日に700円超の上昇で直近のもち合いレンジを一気に上放れてきており、利食いも意識されやすいところ。米国ではFOMCを控えていることもあり、テーパリング開始などは織り込まれているものの、市場の反応を見極めたいところだろう。また、3日は祝日で休場となることもあり、積極的な売買は手控えられやすく、利食い優勢の相場展開になりそうだ。
ただし、一気に直近戻り高値水準を突破したことから、需給状況は一変した。衆院選の結果を受けた昨日の上昇によりショートに傾いていたポジションの巻き戻しは一巡したと想定されるものの、改めてショートポジションを積み上がってくる動きは考えづらいところ。反対に29500円水準での底堅さが意識されてくるようだと、FOMC通過後のアク抜けを想定した押し目買い意欲は強まるだろう。衆院選の結果を受けた長期安定政権による政策期待も引き続き高まりやすいことから、年末高を想定したセンチメントに傾きそうである。
物色については決算を手掛かりとした日替わり物色になりやすく、前日の取引終了後の決算を発表したAGC<5201>、TDK<6762>、ヒロセ電機<6806>、マクニカ富士<3132>、京セラ<6971>などには短期的な値幅取り狙いの資金が向かいやすいと見られる。そのほか、政策期待の高まりを背景に、脱炭素に関連したテーマ株などの循環物色も活発化しそうだ。
■AGC、21/12上方修正 営業利益2000億円←1800億円、コンセンサス上回る
AGC<5201>は今期3度目となる2021年12月期業績予想の修正を発表。営業利益は1800億円から2000億円に上方修正した。コンセンサス(1870億円程度)を上回る。第3四半期業績が想定を上回ったほか、塩化ビニル樹脂の市況が高い水準で推移する見込みのため。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(29647.08、+754.39)
・NYダウは上昇(35913.84、+94.28)
・ナスダック総合指数は上昇(15595.92、+97.53)
・シカゴ日経先物は上昇(29570、大阪比+20)
・SOX指数は上昇(3506.28、+55.01)
・米原油先物は上昇(84.05、+0.48)
・大型経済対策への期待
・日銀は金融緩和を長期化
・株価急落時の日銀ETF買い
・トヨタ<7203>AIで磁石探索、車載モーターの希土類削減
・スズキ<7269>国内4輪減産緩和、今月は1割減
・三菱電機<6503>液晶TV撤退、空調冷熱などに重点
・東洋紡<3101>富山3工場集約、衣料用繊維を再編
・荏原<6361>航空宇宙加速、ロケット向けターボポンプ、室蘭工大などと開発
・トヨタ紡織<3116>トヨタ以外向けシート部品販売、アイシンからトヨタ紡織へ移管検討
・ソフトバンクG<9984>ソフトバンクGファンド、ドアダッシュ株を売却、2300億円
・トヨタ<7203>米ケンタッキー工場増強、レクサスESは日本移管
・豊田合成<7282>歩行者保護エアバッグ開発、スバル車向け供給
・コマツ<6301>中国合弁で独自路線、現地企業との出資解消
・NESIC<1973>ローカル5G受注拡大、実証プロ参画積極化
・洋インキHD<4634>耐熱・耐水インクジェットインク開発、包装フィルム印刷に提案
・アステラス薬<4503>「細胞医療」実用化へ前進、24年度治験完了
・花王<4452>CNF利用し防汚剤、食虫植物の潤滑構造に着目
・三菱マテリアル<5711>パワーモジュール用次世代セラ基板開発、ベンチャーと共同
・三菱ケミHD<4188>独で精密洗浄強化、半導体装置向けクリーンルーム棟新設
・神戸鋼<5406>神鋼など、低炭素型セメント代替材、高流動性・強度を両立
・日本電気硝子<5214>5G向けLTCC用材、誘電正接最大75%低減
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:50 10月マネタリーベース(9月:前年比+11.7%)
・08:50 日銀金融政策決定会合議事要旨(9月21-22日開催分)
<海外>
・特になし <ST>
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