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日経平均株価
始値 26743.21
高値 26808.99(13:07)
安値 26592.99(09:31)
大引け 26700.11(前日比 +109.33 、 +0.41% )
売買高 10億3450万株 (東証プライム概算)
売買代金 2兆5854億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は3日ぶり反発、米株高を受け主力株中心に買い戻し
2.米国株市場では米長期金利低下を背景にハイテク株が切り返す
3.東京市場は自律反発狙いの買い優勢となるも上値の重い展開に
4.企業の決算発表本格化を前に、機関投資家も買い手控えムード
5.売買代金首位のソフトバンクGのほか半導体関連に買いが優勢
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前週末比238ドル高と3日ぶりに反発した。売り先行で始まるものの、米長期金利の低下を支えにハイテク株を中心に買い戻しが優勢となった。
東京市場では、広範囲に買い戻される展開で日経平均株価は切り返しに転じた。ただ、2万6000円台後半で戻り売りを浴び上値は重かった。
26日の東京市場は、主力株を中心に買い戻される流れとなり日経平均は上昇した。前日の米国株市場では中国景気減速を警戒し、前半は売りに押されたものの、米長期金利の急低下を受けてハイテク系グロース株が買われ、NYダウ、ナスダック総合株価指数とも後半高くなった。東京市場でも、これを受けて目先リスクを取る動きが優勢となり、自律反発の動きをみせた。中国株市場の値動きは不安定な展開で、これを横目に積極的に上値を買う動きも見られず、日経平均2万6000円台後半では戻り売りに押され、上げ幅を縮小した。企業の決算発表本格化を前に、機関投資家にも買いポジションを低くする動きが観測され、引け際に大口の売りが出て水準を一段切り下げた。値上がり銘柄数はプライム市場全体の6割にとどまっている。
個別では、売買代金を唯一1000億円台に乗せたソフトバンクグループ<9984>が上昇、レーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>も買いが優勢だった。リクルートホールディングス<6098>が活況高となり、ベイカレント・コンサルティング<6532>も大幅上昇した。シマノ<7309>も値を上げた。塩野義製薬<4507>、エムスリー<2413>も堅調。インソース<6200>が値上がり率トップに買われ、マイネット<3928>、テイクアンドギヴ・ニーズ<4331>も大幅高。Sansan<4443>も値を飛ばした。
半面、日本郵船<9101>が軟調、トヨタ自動車<7203>も冴えない。任天堂<7974>が売られ、住友金属鉱山<5713>は急落した。日立製作所<6501>が軟調、三井ハイテック<6966>の下げも目立った。キヤノン電子<7739>が大幅安となり、中外製薬<4519>も大きく水準を切り下げた。日本取引所グループ<8697>が安く、INPEX<1605>も売りに押された。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はSBG <9984>、エムスリー <2413>、アドテスト <6857>、ダイキン <6367>、東エレク <8035>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約97円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄は中外薬 <4519>、住友鉱 <5713>、任天堂 <7974>、日本取引所 <8697>、デンソー <6902>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約46円。うち28円は中外薬1銘柄によるもの。
東証33業種のうち上昇は17業種。上昇率の上位5業種は(1)陸運業、(2)ゴム製品、(3)情報・通信業、(4)サービス業、(5)金属製品。一方、下落率の上位5業種は(1)鉱業、(2)非鉄金属、(3)海運業、(4)その他製品、(5)保険業。
■個別材料株
△エムスリー <2413> [東証P]
キヤノンメディカルの診療所向け医事会計・電子カルテ事業を譲受。
△モブキャスト <3664> [東証G]
「sin 七つの大罪」原作ゲームを全世界で配信開始。
△セック <3741> [東証P]
22年3月期利益は計画上振れで着地。
△日本情報C <4054> [東証G]
40万株を上限とする自社株買い実施へ。
△カオナビ <4435> [東証G]
「カオナビ」が紀陽銀に採用。
△ギフティ <4449> [東証P]
「『秋田の飲食店』県民応援事業」に「e街プラットフォーム」が採用。
△ワクー <4937> [東証G]
カラダと環境に配慮した新世代プロテインを発売。
△インソース <6200> [東証P]
今上期営業益大幅上乗せし一転して3割強の増益見通しに。
△メディアL <6659> [東証S]
米通信事業者大手が同社のIP伝送技術を用いサービス網を拡大。
△キヤノンMJ <8060> [東証P]
22年12月期業績予想を上方修正。
▼Tホライゾン <6629> [東証S]
前期経常を60%下方修正。
▼キヤノン電 <7739> [東証P]
1-3月期(1Q)経常は38%減益で着地。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)インソース <6200>、(2)マイネット <3928>、(3)T&Gニーズ <4331>、(4)ペプドリ <4587>、(5)ギフティ <4449>、(6)ファーマF <2929>、(7)OBC <4733>、(8)ファイズHD <9325>、(9)正興電 <6653>、(10)Sansan <4443>。
値下がり率上位10傑は(1)キヤノン電 <7739>、(2)住友鉱 <5713>、(3)中外薬 <4519>、(4)日本高純度 <4973>、(5)Genky <9267>、(6)クスリアオキ <3549>、(7)三井ハイテク <6966>、(8)DOWA <5714>、(9)日本取引所 <8697>、(10)ブラインド <7989>。
【大引け】
日経平均は前日比109.33円(0.41%)高の2万6700.11円。TOPIXは前日比1.99(0.11%)高の1878.51。出来高は概算で10億3450万株。東証プライムの値上がり銘柄数は1105、値下がり銘柄数は659となった。東証マザーズ指数は711.44(17.11ポイント高)。
[2022年4月26日]
株探ニュース
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