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19日のマザーズ先物は前日比11.0pt高の838.0ptと反発した。高値は842.0pt、安値は829.0pt、取引高867枚。前日の米国市場は、米連邦公開市場委員会(FOMC)において予想通り0.25%の利下げが行われたが、年内の政策金利見通しについては更なる利下げが示唆されなかったことで、取引時間中に一旦大きく下げるも、その後のパウエル議長による柔軟な姿勢を感じさせる講演内容を受けて買い戻しが入った格好となった。本日の日本市場は、重要イベントを通過したアク抜け感や1ドル=108円40銭台まで進んだ円安進行を背景に、日経平均は朝方から大きく上昇。こうした流れが個人投資家のセンチメントにも寄与し、マザーズ先物も大きく上昇して始まった。しかし、午前の間にすぐに利食い売り圧力に押されはじめ、その後、円高に転じたドル円相場やそれに伴う日経平均の上値の重さが個人投資家心理の一層の重しとなり、下げ幅を拡大していく格好に。ただ、急速に進んだ円高の一服によって日経平均の動きに落ち着きがみられるにつれ、安心感からマザーズ先物も下げ止まり、その後はしばらくこう着感の強い展開が続いた。結局、大引け間際にかけて再び大きく上昇し、下げた分をほとんど取り戻す形で終わった。売買代金上位では、アイリッジ<3917>が2ケタ上昇となったほか、指数インパクトの大きいところではそーせい<4565>やミクシィ<2121>が上昇した。一方、メルカリ<4385>やティーケーピー<3479>は大きく売られた。
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