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オウケイウェイヴのニュース
■ベルトラ <7048> 815円 (+45円、+5.8%)
ベルトラ <7048> [東証M]が5連騰。新型コロナウイルス新規感染者数の急減でにわかにアフターコロナ関連株を買い戻す動きが加速している。同社は海外旅行を中心に現地ツアー予約サイトを運営しており、この流れに乗る。また、自民党新総裁の座を射止めた岸田文雄氏が「GoToトラベル」の再開に前向きな姿勢を示していることから、岸田関連株の一角としても投資資金攻勢の対象となっている。
■ヨシックス <3221> 2,490円 (+136円、+5.8%)
ヨシックス <3221> が続急伸。同社は29日取引終了後に、「緊急事態宣言」及び「まん延防止等重点措置」の対象地区にあったヨシックスフーズの店舗を順次再開すると発表。これによる業績への寄与などが期待されているようだ。これまで対象地区にある295店の営業を自粛し、28日時点の営業店舗数は全店舗324店に対し29店と全体の約9%にとどまっていた。同社は30日で「緊急事態宣言」及び「まん延防止等重点措置」が解除されることを踏まえ、一時休業していた店舗の営業を順次行うとしており、まずは10月1日に224店の営業を再開するという。
■ハイマックス <4299> 1,156円 (+60円、+5.5%)
ハイマックス <4299> が急反発。29日の取引終了後、22年3月期業績予想について、営業利益を12億8000万円から15億円(前期比9.7%増)へ上方修正しており、これが好感されたようだ。上期において非金融業界向け案件が堅調に推移したほか、引き続き生産性の向上による原価低減が見込めることなどが業績押し上げ要因となる。なお、売上高については前回予想の水準を維持する見込みにあることから、165億円(同6.9%増)の見通しを据え置いた。
■塩野義 <4507> 7,654円 (+390円、+5.4%)
塩野義製薬 <4507> が続急伸し年初来高値を更新。同社は29日に記者会見を行い、手代木功社長は開発中の新型コロナウイルス治療の飲み薬について、21年中の承認申請を目指すことを表明したことが伝わっている。22年3月までに国内で100万人分を生産する、という。飲み薬は、点滴タイプの治療薬に比べ投与しやすいメリットがあり海外での供給も視野に入れている。同社はワクチンも開発している。30日は、新型コロナ向け飲み薬やワクチンの開発に期待する買いが流入した。
■OKウェイヴ <3808> 330円 (+16円、+5.1%)
オウケイウェイヴ <3808> [名証C]が大幅3日続伸。29日の取引終了後、22年6月期の最終損益予想を7800万円の黒字に修正すると発表しており、従来予想の4億5000万円の赤字から一転黒字となる見通しを示したことが好感されたようだ。一任型の投資運用で手元資金の運用を行ったことにより、5億2800万円の利益を計上する見込みとなったことが要因。なお、通期の売上高は4億3000万円(前期比80.4%減)、営業損益は6億2000万円の赤字の見通し。
■高田工 <1966> 709円 (+33円、+4.9%)
高田工業所 <1966> [東証2]が大幅反発。総合プラントメーカーで、鉄鋼、化学、電力のほかエレクトロニクス分野でも実績が高い。パワー半導体関連の一角でもあり、SiCウエハーを高速・高品質に切断できる超音波カッティング装置CSXシリーズを展開している。30日前場取引終了後に、コロナ禍で大規模な展示会が開催しにくい環境下、PRツールとして「バーチャル展示会」を10月1日から開催することを発表、これも株価の新たな刺激材料となった。
■明光ネット <4668> 649円 (+29円、+4.7%)
明光ネットワークジャパン <4668> が大幅続伸。30日午前11時20分ごろ、21年8月期の連結経常利益を従来予想の7億6000万円から11億1300万円(前期比2.5倍)へ上方修正すると発表。個別指導塾「明光義塾」の入会数と在籍生徒数が予想を大幅に上回ったことが寄与。新型コロナウイルス禍で厳しい事業環境が続いているが、一貫して生徒の安心・安全を最優先するとともに、フランチャイジーへの支援を強化し顧客ニーズに合わせた個別最適な学びを提供し続けたことが功を奏した。
■BASE <4477> 1,096円 (+44円、+4.2%)
BASE <4477> [東証M]が4日ぶり大幅反発。9月中旬以降は調整色の強い展開を強いられ、前日29日は1038円まで水準を切り下げ4ケタ大台割れも意識させたが、一転して30日は大口買いが入り切り返しを鮮明とした。同社は個人や小規模事業者を対象としたECサイト制作の運営を行っている。29日取引終了後、ネットショップ作成サービス「BASE」がショートムービープラットフォーム「TikTok」とプロダクト連携を目的に提携したことを発表、これがポジティブサプライズとなった。BASE加盟店はTikTokを活用したネットショップへの集客・販促が可能になることで、収益成長に向けた足場となるとの思惑が投資資金を誘導している。
■キーエンス <6861> 67,000円 (+2,610円、+4.1%)
キーエンス <6861> 、村田製作所 <6981> 、任天堂 <7974> が高い。日経平均株価の10月1日の定期入れ替えに伴い、日経平均株価の新規採用銘柄となる3銘柄は軒並み買われた。一方、日清紡ホールディングス <3105> と東洋製罐グループホールディングス <5901> 、スカパーJSATホールディングス <9412> の除外3銘柄はそろって値を下げた。日経平均入れ替えに伴い、30日の引けにかけリバランスの動きが発生するとみられている。
■フィデアHD <8713> 1,270円 (+50円、+4.1%)
フィデアホールディングス <8713> が大幅反発。29日の取引終了後、22年3月期の連結経常利益が70億円になりそうだと発表。従来の24.5%減益予想から一転して1.5%増益見通しとなり、これが好材料視された。上期業績が計画を上回る見込みとなったことが主な要因。上期は有価証券利息配当金や債券・株式の売却損益などが計画を上回ったほか、役務取引等利益の増加や経費削減が進展したことも上振れに貢献した。
■MDV <3902> 1,561円 (+38円、+2.5%)
メディカル・データ・ビジョン <3902> が4日ぶり反発。日本調剤 <3341> が30日、自社の高度DIウェブプラットフォーム「FINDAT(ファインダット)」について、MDVと医療機関向けの販売代理店契約を締結したと発表しており、今後の業容拡大への期待が高まっているようだ。「FINDAT」は、医療従事者のための医薬品情報プラットフォーム。MDVが同サービスの販売代理店となり、保有する医療機関へのネットワークを活用して販売を推進していく。
■帝ホテル <9708> 1,925円 (+31円、+1.6%)
帝国ホテル <9708> [東証2]が反発。30日午後2時ごろ、これまで未定としていた22年3月期上期(4-9月)の連結業績予想について、売上高を122億円(前年同期比42.6%増)、営業損益を57億円の赤字(前年同期67億400万円の赤字)と発表しており、増収・赤字幅縮小の見通しが好感されたようだ。なお通期の業績予想については、現時点で合理的に算定することが困難であることから引き続き未定とした。
■デクセリ <4980> 2,204円 (+29円、+1.3%)
デクセリアルズ <4980> が4日ぶり反発。東海東京調査センターは29日、同社株のレーティングの「アウトパフォーム」を継続するとともに、目標株価を3200円から3400円に引き上げた。ノートパソコン、スマートフォンやタブレット用粒子整列異方性導電膜(ACF)や反射防止フィルムの成長性や新製品「蛍光体フィルム」の成長性を踏まえ、業績見通しを見直している。22年3月期の連結営業利益は180億円(会社予想119億円)、23年3月期は同194億円、24年3月期は同202億円を見込む。特に、新製品の蛍光体フィルムの需要が第2ステージに入ることによる光学材料部品事業の業績の拡大を評価している。
※30日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
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