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GMOペイメントゲートウェイのニュース

GMOペイメントゲートウェイのニュース一覧

前週末2日に「買われた株!」総ザライ ―本日につながる期待株は?―

配信元:株探
投稿:2023/11/06 05:30

デクセリ <4980>  4,167円 (+634円、+18.0%)

 東証プライムの上昇率トップ。デクセリアルズ <4980> [東証P]が続急騰。同社は1日取引終了後、24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結営業利益が前年同期比23.2%減の150億4500万円になったと発表。ただ、7-9月期では前四半期(4-6月)に比べて2.1倍の101億8000万円となったことが好感されたようだ。売上高は4-9月期で同14.8%減の495億9500万円、7-9月期では同37.8%増の287億3700万円で着地。7-9月期は在庫調整の完了と季節性要因が寄与したとしている。なお、通期業績予想については売上高1000億円(前期比5.8%減)、営業利益250億円(同22.6%減)とする従来見通しを据え置いている。

日本プラスト <7291>  531円 (+80円、+17.7%) ストップ高

 日本プラスト <7291> [東証S]がストップ高。1日の取引終了後、24年3月期の業績・配当予想の上方修正を発表した。売上高の予想は1212億円から1250億円(前期比20.9%増)、営業損益の黒字額の予想は15億円から29億円(前期は9億6600万円の赤字)に引き上げた。業績の底入れと株価水準の修正への期待が膨らみ、買いが集まった。年間配当予想は2円50銭増額し、15円(前期比5円増配)とした。原材料価格の高騰に伴う販売価格の転嫁が今期は順調に推移する。為替レートが想定よりも円安で推移していることも収益を押し上げる要因となる。

マイクロアド <9553>  683円 (+100円、+17.2%) ストップ高

 マイクロアド <9553> [東証G]がストップ高。同社は2日、人材採用向けサービス「conel(コネル)人材採用パッケージ」の提供を開始すると発表しており、これが材料視されたようだ。これは、子会社のcoryが提供する企業のLINE公式アカウントを活用したマーケティングサービス「conel」と、マイクロアドのマーケティングプラットフォーム構築サービス「UNIVERSE」が保有するビジネスデータを連携させたもの。LINEアカウントへの友だち集客、チャットボット機能を活用した企業認知向上施策やユーザーのエントリー誘導までを一気通貫でサポートするという。

あじかん <2907>  1,030円 (+150円、+17.1%) ストップ高

 あじかん <2907> [東証S]がストップ高。1日の取引終了後に24年3月期業績予想の修正を発表。純利益を3億7000万円から9億5000万円(前期比3.6倍)へ引き上げており、これを好感した買いが膨らんだ。価格改定の浸透や生産効率の向上、諸経費の抑制などが寄与。また、想定以上に円安が進行したことで為替予約の時価評価益や決済差益が拡大したことも利益を押し上げる。なお、売上高見通しに変更はない。

オルガノ <6368>  5,590円 (+595円、+11.9%)

 東証プライムの上昇率3位。オルガノ <6368> [東証P]が8日続急騰。1日の取引終了後に4-9月期決算を発表。売上高が前年同期比5.4%増の654億6900万円、営業利益が20.7%増の78億5500万円と増収増益で着地しており、これを好感した買いが入った。電子産業分野で国内の大型案件の工事が順調に進捗したほか、各種メンテナンスや設備保有型サービスなどソリューション事業が好調だった。また、一般産業分野でも前年に受注したプラント案件の売り上げを計上したほか、ソリューション事業の売り上げが拡大した。

三菱食品 <7451>  4,510円 (+450円、+11.1%)

 三菱食品 <7451> [東証S]が3日続急騰。同社は三菱商事 <8058> [東証P]の傘下で、ほぼすべての食品カテゴリーを網羅する総合食品商社だが、リオープン(経済再開)環境を追い風に業務用やコンビニエンスストア向けが好調で収益を押し上げている。1日取引終了後に24年3月期の業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の243億円から290億円(前期比24%増)に上方修正した。また、好業績を背景に年間配当も従来計画の130円から160円(前期実績は110円)に大幅増額しており、これを材料視する形で投資資金が集中した。

ダイセル <4202>  1,442.5円 (+131.5円、+10.0%)

 東証プライムの上昇率6位。ダイセル <4202> [東証P]が続急騰。2日午後1時20分ごろ、24年3月期業績予想について純利益を440億円から540億円(前期比32.7%増)へ上方修正すると発表。あわせて増配も発表し、更に自社株買いの実施も明らかにしており、これらを好感した買いが向かった。電子デバイス市場の需要低迷や自動車部品メーカーの在庫調整の影響で売上高見通しは5720億円から5620億円(同4.5%増)へ引き下げたが、利益面では為替の影響や徹底したコストダウンの実施、政策保有株式の売却などが寄与する見通し。配当予想は44円から50円(前期38円)に増額した。自社株買いについては、取得上限を1300万株(自己株式を除く発行済み株数の4.55%)、または150億円とした。期間は11月6日から来年3月31日まで。

KeePer <6036>  6,160円 (+560円、+10.0%)

 東証プライムの上昇率7位。KeePer技研 <6036> [東証P]が3日ぶり急反騰。1日の取引終了後、「キーパーラボ」運営事業の10月の月次速報を発表。既存店売上高は前年同月比14%増と増収基調を維持し、伸び率は7月(15%)以来の高さとなった。業況を好感した買いが集まったようだ。既存店の来店台数は同6%増、平均単価は同8%増だった。全店ベースでは同24%増となった。同社によると、中古車販売のビッグモーター(東京都多摩市)が販売する「ダイヤモンドコート(コーティング)」の名称が、KeePerが提供する「ダイヤモンドキーパー」と、ダイヤモンドの部分で重複していたことを受け、消費者からの誤解により8~9月のダイヤモンドキーパーの施工台数が前年割れとなる事態が発生していた。10月は顧客の誤解が払しょくされたことを受け、ダイヤモンドキーパーの施工台数が前年比で増加に転じたという。

愛時計 <7723>  2,210円 (+194円、+9.6%)

 東証プライムの上昇率9位。愛知時計電機 <7723> [東証P]が続急伸。2日、24年3月期の連結業績予想の上方修正を発表し、最終利益の見通しを29億円から34億7000万円(前期比0.3%増)に見直した。減益予想から一転して前期に続き過去最高益を計画する。年間配当予想は10円増額し62円としており、これらを好感した買いが入ったようだ。今期の売上高予想は516億4000万円から517億2000万円(同3.1%増)に小幅に増額した。好採算の製品を中心に計画を上回る需要を見込む。水道の官需でも、入札価格面で一部に改善の兆しがあるとし、影響を業績予想に反映した。前期の年間配当は記念配当3円を含めて55円だった。

弁護士COM <6027>  4,455円 (+385円、+9.5%)

 弁護士ドットコム <6027> [東証G]が3日ぶりに急反発。1日の取引終了後、契約マネジメントプラットフォーム「クラウドサイン」が宮崎県都城市に採用されたと発表しており、好材料視されたようだ。

キッコマン <2801>  9,490円 (+707円、+8.1%)

 キッコーマン <2801> [東証P]が3日続急伸。2日午前11時半に24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績・配当予想を上方修正しており、好感されたようだ。株価は年初来高値を連日で更新した。今期の売上収益予想を6375億円から6677億円(前期比7.9%増)、最終利益予想を439億円から506億円(同15.7%増)に引き上げた。原材料の影響を見直し、円安効果も織り込む。年間配当予想は24円増額し、93円に修正。記念配当10円を含めた前期の実績と比べて15円の増配を計画する。

サムコ <6387>  4,330円 (+310円、+7.7%)

 サムコ <6387> [東証P]が6日ぶり急反発。米国では半導体設計大手のアドバンスト・マイクロ・デバイシズ が決算発表を受け大幅高に買われるなど半導体関連株にリバウンド狙いの買いが集まっており、東京市場にもこの流れが波及した。そのなか、研究開発型の 半導体製造装置メーカーである同社は薄膜周辺技術に優れ、CVD装置やエッチング装置、洗浄装置などでニッチトップの実力を発揮しており、収益面でも高成長が続いている。業界では同社が開発したナノレベルの膜厚制御性やカバレッジ性で強みを持つ新型ALD装置「AD-800LP」への評価が高いほか、新たな次世代装置の開発にも鋭意取り組んでいることで、マーケットの注目度が高い。株価は10月4日のザラ場安値3895円と同じく10月末のザラ場安値3945円で二点底を形成しており、戻り足に期待した投資資金が流入した。

ビプロジー <8056>  3,995円 (+263円、+7.1%)

 BIPROGY <8056> [東証P]が急反発。4000円台に乗せて上伸した。1日の取引終了後に発表した24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結決算は、売上収益が前年同期比11.8%増の1729億7800万円、最終利益が同26.8%増の128億2600万円だった。7-9月期の最終利益は同36.6%増の84億6000万円と大幅な増収となっており、業況のモメンタムの強さを評価した買いを集めたようだ。7-9月期はシステムサービスが引き続き好調だったほか、ハードウェアも2ケタの増収となった。ソフトウェアは減収となったものの、売上総利益は大きく伸びた。

サイバー <4751>  863.7円 (+56.1円、+7.0%)

 サイバーエージェント <4751> [東証P]が3日続急伸。1日の取引終了後、23年9月期の連結決算発表にあわせ、24年9月期の業績予想を開示し、最終利益が前期比50.0%増の80億円になる見通しを示した。大幅な最終減益となった前期から一転、増益を計画しており、これをポジティブ視した買いが入ったようだ。売上高は同4.1%増の7500億円を見込む。インターネットテレビ「ABEMA」の赤字縮小を予想する。23年9月期の売上高は前の期比1.4%増の7202億700万円、最終利益は同78.0%減の53億3200万円だった。「ウマ娘 プリティーダービー」の人気が一服するなか、ゲーム事業では大幅な営業減益となった。

GMO-PG <3769>  6,671円 (+424円、+6.8%)

 GMOペイメントゲートウェイ <3769> [東証P]が3日続急伸。同社は1日の取引終了後、Web広告費を最長6ヵ月の後払いにする「GMO広告費後払いサービス」の提供を開始したと発表しており、好感されたようだ。

京セラ <6971>  7,997円 (+442円、+5.9%)

 京セラ <6971> [東証P]が3日続急伸。1日の取引終了後、24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を下方修正した。最終利益の見通しは1450億円から1230億円(前期比3.9%減)に引き下げた。増益予想から一転して減益を計画する。ネガティブな内容の決算発表の一方で、株式市場では政策保有株式であるKDDI <9433> [東証P]株の活用策に対する期待が高まり、機関投資家を中心に買いが集まったようだ。KDDI株の保有見直しの検討については、同日の決算説明会において触れられたようだ。今期の売上高予想は2兆1000億円から2兆500億円(同1.2%増)に見直した。半導体関連や情報通信市場の回復の遅れが響く。9月中間期の売上高は前年同期比2.7%減の9852億9000万円、最終利益は同25.3%減の564億8700万円だった。

東洋水 <2875>  8,000円 (+395円、+5.2%)

 東洋水産 <2875> [東証P]が3日続急伸。株価は初の8000円台乗せを達成し、上場来高値を更新した。10月31日の昼休み時間中に決算発表を行い、24年3月期業績予想を増額修正したことを好感する買いが継続した。SMBC日興証券は1日、同社株の投資評価を「2」から「1」へ引き上げた。目標株価は6600円から1万円に見直した。同社の24年3月期の連結営業利益は500億円から520億円に増額されたが、同証券では615億円への一段の上振れを予想した。25年3月期の同利益は705億円を見込んでいる。北米の即席麺の収益力向上などを評価している。今回初めて中間配当の増配を実施したことは還元強化に向けた大きな一歩とも指摘。住本新社長が還元に前向きな姿勢を示し、株主利益を意識した経営に転換する兆候が見え始めてきたことを前向きにみている。

ローム <6963>  2,571円 (+79.5円、+3.2%)

 ローム <6963> [東証P]が大幅続伸。1日の取引終了後、24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を下方修正した。最終利益の見通しは700億円から590億円(前期比26.6%減)に引き下げた。民生機器などの市場が上期(4-9月)に減速したことが響く。もっとも業績の下振れは株価に一定程度、織り込まれていた。1日の米国市場ではフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が2%を超す上昇となったこともあって、押し目買いを集めたようだ。今期の売上高の見通しは5400億円から5000億円(同1.6%減)に減額した。下期の想定為替レートは1ドル=140円とする。また、ロームは2日に開示した決算説明会資料のなかで、東芝 <6502> [東証P]への出資に関する財務計画を示し、金融機関5社によるブリッジローン3000億円のほか、今後1年をメドにパーマネントファイナンス(長期の資金調達)を実施する方針を明らかにしている。

エンプラス <6961>  9,160円 (+240円、+2.7%)

 エンプラス <6961> [東証P]が3日続伸。同社は精密樹脂加工の電子部品を製造しており、半導体や光通信分野で高水準の需要を獲得している。光学デバイスは生成AI関連のサーバー向け(トランシーバー向け)レンズ需要が急増中だ。ただ、世界的な スマートフォンの販売不振を背景とした半導体市況の低迷が長引いており、足もと同社の収益環境にも向かい風が強い。前週末10月27日に24年3月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来計画の70億円から54億円(前期比39%減)に減額、これが嫌気され今週明け30日にストップ安に売り込まれた経緯がある。しかし、中期的な成長期待が強いことで下値では大口の押し目買いが観測され、翌31日からリバウンド局面に移行。2日は一時ストップ安前の水準まで100円未満に肉薄するなど、株価復元力の強さをみせている。

寿スピリッツ <2222>  2,082円 (+51円、+2.5%)

 寿スピリッツ <2222> [東証P]が3日続伸。1日の取引終了後、24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績・配当予想を上方修正した。最終利益の見通しは78億5000万円から95億6000万円(前期比36.2%増)に引き上げた。また、従来14円としてきた期末一括配当の予想を25円に見直した。株式分割を考慮したベースで前期比11円の増配を計画しており、これらを好感した買いが集まったようだ。売上高の予想は558億7000万円から604億6100万円(前期比20.5%増)に見直した。インバウンド需要が回復するなかで、菓子の販売が伸長した4-9月期の実績を通期の見通しに反映した。下期の予想は売上高、利益ともにおおむね期初の見通しを据え置いた。

レーザーテク <6920>  27,490円 (+310円、+1.1%)

 レーザーテック <6920> [東証P]が続伸。そのほか、東京エレクトロン <8035> [東証P]が大幅続伸したほか、前日1日に下げたアドバンテスト <6857> [東証P]やディスコ <6146> [東証P]などが急反発となるなど、半導体製造装置関連の主力株が上値指向となった。前日1日の米国株市場では半導体設計・開発大手のアドバンスト・マイクロ・デバイシズ が10%近い急騰をみせたのをはじめ半導体セクターが買い戻され、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も2.3%高に買われ目先底入れの動きとなった。AMDは31日に発表した7~9月決算で売上高、一株利益ともに市場コンセンサスを上回り、今後のAI半導体市場の拡大も期待させる内容だったことで株価が押し上げられた。この地合いを東京市場も引き継ぐ形となった。

※2日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

株探ニュース
配信元: 株探
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