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テックファームホールディングスのニュース
日経平均株価
始値 22368.12
高値 22380.28(09:03)
安値 22110.29(13:11)
大引け 22204.22(前日比 -151.86 、 -0.68% )
売買高 12億4476万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆0402億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は反落、トルコ情勢懸念と中国株安などで買い手控え感強い
2.米株高と円安は追い風も、前日急反騰の反動で商い低調のなか買い続かず
3.トルコリラ安に端を発した新興国通貨安への思惑も売りの手掛かり材料に
4.業種別に海運株は買われたものの、鉄鋼、非鉄、石油などの市況関連安い
5.1600銘柄以上が下落し、売買代金も2兆円台はキープしたが閑散商状
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは112ドル高と5日ぶりに反発した。トルコリラの下げが一服し新興国への警戒感が後退したことで幅広い銘柄が買われた。
東京市場では、売り優勢の展開となった。トルコ情勢への懸念や中国株の下落などを横目に再びリスクオフの流れが強まった。
15日の東京市場は、リスクを回避するムードが再燃し日経平均株価は一時240円強下げる場面があった。前日の米国株市場ではNYダウなど主要指数がいずれも高く、ドル円相場も1ドル=111円台前半の推移と円安に振れたことで外部環境は追い風が意識された。しかし、日経平均は前日に先物主導で500円近い上昇をみせていたこともあって上値は追いにくく、依然として続くトルコ情勢への懸念が買いを手控えさせた。取引時間中はリラ急落に端を発した新興国通貨安への警戒感や、中国・上海株や香港株が軟調に推移するのを横目に投資家心理が悪化した。業種別には海運株が買われたものの、総じて売られるものが多く、鉄鋼や非鉄、石油関連株などが値を下げ全体の足を引っ張った。売買代金は2兆円ラインをかろうじてキープしたものの低調だった。
個別では、任天堂<7974>が売られ、ソフトバンクグループ<9984>も軟調。SUMCO<3436>、キーエンス<6861>も値を下げた。ブイ・テクノロジー<7717>が安く、昭和電工<4004>、コマツ<6301>も売りに押された。ツナグ・ソリューションズ<6551>、リニカル<2183>、ワイヤレスゲート<9419>がストップ安に売り込まれ、インフォマート<2492>も大きく下げた。関東電化工業<4047>、三井金属<5706>も下落した。
半面、スタートトゥデイ<3092>が反発、NTT<9432>、SMC<6273>も買い優勢だった。LITALICO<6187>、ピーシーデポコーポレーション<7618>が値を飛ばしたほか、アルヒ<7198>、レノバ<9519>も買われた。ビジョン<9416>、日本トムソン<6480>が物色人気となり、沢井製薬<4555>も上昇。川崎汽船<9107>なども上昇した。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はリクルート <6098> 、キッコマン <2801> 、中外薬 <4519> 、ヤマハ <7951> 、ダイキン <6367> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約19円。
一方、マイナス寄与の上位5銘柄はソフトバンク <9984> 、ファナック <6954> 、ファストリ <9983> 、コナミHD <9766> 、トレンド <4704> 。押し下げ効果は約67円。
東証33業種のうち上昇は5業種。上昇率の上位5業種は(1)海運業、(2)電気・ガス業、(3)水産・農林業、(4)鉱業、(5)陸運業。一方、下落率の上位5業種は(1)パルプ・紙、(2)ガラス土石製品、(3)金属製品、(4)その他製品、(5)石油石炭製品。
■個別材料株
△テックファム <3625> [JQG]
15万株を上限とする自社株買いを実施へ
△ホットリンク <3680> [東証M]
上期税引き前が5.9倍増益で着地・4-6月期も17倍増益。
△チェンジ <3962> [東証M]
9月3日付で東証1部へ市場変更。
△バンクオブイ <4393> [東証M]
今期経常最高益予想を37%上乗せ。
△MRT <6034> [東証M]
4-6月期(1Q)税引き前は2.2倍増益・通期計画を超過。
△りたりこ <6187>
4-6月期(1Q)経常は60%増益で着地。
△オーケストラ <6533> [東証M]
上期経常は31%増益、初配当と株式分割も発表。
△ダイヤ通商 <7462> [JQ]
今期最終を46倍上方修正・24期ぶり最高益更新へ。
△PCデポ <7618>
4-6月期(1Q)経常は10%増益で着地。
△平山 <7781> [JQ]
今期経常は40%増益・8円増配へ。
▼アエリア <3758> [JQ]
今期経常を20%下方修正。
▼ツナグS <6551>
10-6月期(3Q累計)経常が22%減益で着地・4-6月期も19%減益。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)Sサイエンス <5721> 、(2)りたりこ <6187> 、(3)PCデポ <7618> 、(4)AOITYO <3975> 、(5)CDS <2169> 、(6)シンクロ <3963> 、(7)Ubicom <3937> 、(8)アルヒ <7198> 、(9)バリューHR <6078> 、(10)レノバ <9519> 。
値下がり率上位10傑は(1)ツナグS <6551> 、(2)リニカル <2183> 、(3)ライドオンE <6082> 、(4)ワイヤレスG <9419> 、(5)リブセンス <6054> 、(6)ショーケース <3909> 、(7)エボラブルA <6191> 、(8)DLE <3686> 、(9)インフォMT <2492> 、(10)ヨシムラHD <2884> 。
【大引け】
日経平均は前日比151.86円(0.68%)安の2万2204.22円。TOPIXは前日比12.92(0.76%)安の1698.03。出来高は概算で12億4476万株。東証1部の値上がり銘柄数は422、値下がり銘柄数は1618となった。日経ジャスダック平均は3713.79円(10.30円安)。
[2018年8月15日]
株探ニュース
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