ETF売買動向＝29日大引け、全銘柄の合計売買代金2506億円

　29日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比8.6％減の2506億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同5.9％減の2234億円だった。

　個別ではＯｎｅ　ＥＴＦ　高配当日本株 <1494> 、ＣｈｉｎａＡＭＣ　ＣＳＩ３００　Ｉｎｄｅｘ　ＥＴＦ <1575> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ上証５０連動型 <1309> 、ＭＡＸＩＳ　ＨｕａＡｎ中国株式（上海１８０Ａ株） <2530> 、ＮＥＸＴ　食品 <1617> など13銘柄が新高値。ｉシェアーズ米ドル建て新興国債券ＥＴＦ（為替ヘッジあり） <2622> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きでは国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> が3.96％高と大幅な上昇。

　一方、ｉシェアーズ　ＭＳＣＩ　ジャパン　ＳＲＩ <2851> は3.31％安、ｉＦｒｅｅＥＴＦ　ＮＡＳＤＡＱ１００（為替ヘッジあり） <2841> は3.16％安、ＭＡＸＩＳナスダック１００上場投信（為替ヘッジあり） <2632> は3.06％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が244円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1324億2700万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日の平均売買代金は1351億4000万円で、やや下回った。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が206億7200万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が174億900万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が147億4200万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が141億7900万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が109億200万円の売買代金となった。

株探ニュース