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*16:02JST 短期筋の先物買いなどで32000円台回復【クロージング】
23日の日経平均は3日続伸。153.55円高の32010.26円(出来高概算10億株)と、6営業日ぶりに32000円を回復して取引を終えた。米半導体大手エヌビディアの決算やジャクソンホール会合という重要イベントを控え模様眺めムードが強まるなか、売り買いが交錯した。しかし、時間外取引での米株先物が堅調に推移しているなか、短期筋による先物買いが後場終盤にかけて入り、日経平均は一時32039.60円まで上げ幅を広げた。
東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄が1400を超え、全体の8割近くを占めた。セクター別では、卸売、鉱業、石油石炭を除く30業種が上昇。鉄鋼、非鉄金属、パルプ紙、電気ガスの上昇が目立っていた。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、ダイキン<6367>、テルモ<4543>、ファナック<6954>、キッコーマン<2801>が堅調だった半面、東エレク<8035>、ソフトバンクG<9984>、リクルートHD<6098>が軟調だった。
前日の米国市場は、重要イベントを前に方向感に欠けるなか、主要株価指数は高安まちまちだった。米格付け大手が資金調達コストの上昇による収益力の低下などを理由に米地銀5行を格下げしたため、金融株への売りが目立った。これを受けて、東京市場でも金融株に売り注文が膨らんだほか、エヌビディアの決算を前にしたハイテク株の持ち高調整なども出たため、日経平均は売りが先行して始まった。ただ、売り仕掛けの商いも限られ、押し目を拾う動きもあるなかで、底堅さが見られた。
24日からジャクソンホール会合が開かれ、25日に講演するパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の発言内容が目先の相場に影響を及ぼしそうで、動きづらい状況だ。また、エヌビディアの決算も控える。前決算発表後、チャットGPT相場の起点となっただけに、今回もエヌビディアの決算を受けた時間外取引の動向などには注意したいところだ。
<CS>
東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄が1400を超え、全体の8割近くを占めた。セクター別では、卸売、鉱業、石油石炭を除く30業種が上昇。鉄鋼、非鉄金属、パルプ紙、電気ガスの上昇が目立っていた。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、ダイキン<6367>、テルモ<4543>、ファナック<6954>、キッコーマン<2801>が堅調だった半面、東エレク<8035>、ソフトバンクG<9984>、リクルートHD<6098>が軟調だった。
前日の米国市場は、重要イベントを前に方向感に欠けるなか、主要株価指数は高安まちまちだった。米格付け大手が資金調達コストの上昇による収益力の低下などを理由に米地銀5行を格下げしたため、金融株への売りが目立った。これを受けて、東京市場でも金融株に売り注文が膨らんだほか、エヌビディアの決算を前にしたハイテク株の持ち高調整なども出たため、日経平均は売りが先行して始まった。ただ、売り仕掛けの商いも限られ、押し目を拾う動きもあるなかで、底堅さが見られた。
24日からジャクソンホール会合が開かれ、25日に講演するパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の発言内容が目先の相場に影響を及ぼしそうで、動きづらい状況だ。また、エヌビディアの決算も控える。前決算発表後、チャットGPT相場の起点となっただけに、今回もエヌビディアの決算を受けた時間外取引の動向などには注意したいところだ。
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