4,500円
木徳神糧のニュース
■セカンドX <5028> 1,404円 (+300円、+27.2%) ストップ高
セカンドサイトアナリティカ <5028> [東証G]がストップ高。21日の取引終了後、1対3の株式分割と自社株買いを発表した。株式の流動性向上の期待とともに、株主還元姿勢を評価した買いが入ったようだ。同社は10月12日を基準日として、13日付で1株を3株に分割する。株式分割後、取得総数80万株(株式分割後の自己株式を除く発行済み株式総数の9.56%に相当)、取得総額3億円を上限とする自社株買いを実施する。取得期間は同日から2024年10月12日まで。
■揚羽 <9330> 2,190円 (+400円、+22.4%) ストップ高
揚羽 <9330> [東証G]がストップ高。同社は、人的資本経営に特化したブランディング支援サービスの提供が主な事業で、採用活動支援や企業ブランド力向上など目的に合わせた戦略を立て、Web制作やPR動画・冊子の作成などを手掛けている。上場初日は公開価格1400円を6.4%上回る1490円で初値をつけたが、23年9月期の営業利益予想が1億3500万円(前期比19.9%増)と好業績見通しであることや、初値と公開価格とのカイ離が小さく始まったこと、上場時の市場からの吸収額が7億円強と少なく時価総額も大きくないことなどから今後の値動きに対する期待感が強く、個人投資家を中心とした短期筋からの買いが殺到した。
■三共 <6417> 7,573円 (+1,000円、+15.2%) ストップ高
東証プライムの上昇率トップ。SANKYO <6417> [東証P]がストップ高。パチンコやパチスロなど遊技機の製造大手だが、足もとの業績は絶好調に推移しており、21日取引終了後にこれまで非開示だった24年3月期上期(23年4-9月)業績予想を発表、営業利益は前年同期比65%増の435億円と急拡大する見通しとなった。好業績を背景に株主還元も強化し、今期年間配当を従来計画の150円の倍額となる300円とすることも併せて発表した。これにより、配当利回りは前日21日終値換算で約4.6%と高水準。更に発行済み株式数の17.21%相当の1000万株、金額ベースで657億3000万円を上限とする自社株買いを実施(22日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT―3」で実施)することも発表、これらがサプライズとなり、投資マネーが集中する格好となった。
■日テレHD <9404> 1,561円 (+186円、+13.5%) 一時ストップ高
東証プライムの上昇率2位。日本テレビホールディングス <9404> [東証P]が4日ぶり急反騰。21日の取引終了後、傘下の日本テレビ放送網がアニメ制作会社スタジオジブリ(東京都小金井市)の株式を取得し、子会社化すると発表。これを好感した買いが膨らんだ。株式譲渡実行日は10月6日。日本テレビ放送網はスタジオジブリ株の42.3%を握る筆頭株主になる。今後、役員を派遣してスタジオジブリの経営をサポートしていく。
■インフォR <9338> 4,255円 (+435円、+11.4%)
INFORICH <9338> [東証G]が急反騰。21日の取引終了後、香港子会社インフォリッチ・アジア・ホンコン社が、現地のデジタル屋外広告会社であるXGDデジタル社とサイネージ販売枠に関する包括的な業務委託契約を締結すると発表しており、香港事業の強化につながるとの期待から買われたようだ。今回締結する業務委託契約は、インフォリッチ・ホンコンが香港市場における「ChargeSPOT」バッテリースタンドの全てのデジタル広告枠権とモバイルバッテリーのステッカー広告枠権の販売に関して、XGDデジタル社へ包括的に委託するというもの。なお、同件による業績への影響は軽微としている。
■木徳神糧 <2700> 6,100円 (+620円、+11.3%)
木徳神糧 <2700> [東証S]が3日ぶり急反騰。21日の取引終了後、23年12月期の連結業績予想について、営業利益を15億8000万円から20億円(前期比52.0%増)へ、純利益を11億円から13億5000万円(同30.1%増)へ上方修正し、あわせて期末配当予想を30円から50円へ引き上げ年間配当予想を80円(前期60円)としたことが好感された。売上高は1120億円(前期比7.0%増)の従来見通しを据え置いたものの、中期経営計画で掲げる事業拡大に向けた体制再構築で、構造改革を強力に推進したことがコスト削減につながったほか、米穀の国内仕入れで機動的かつ独自の調達を推進したことで競争優位性を高めたことが寄与する。また、取引先のニーズに対応した販売ができたことにより採算性も大きく向上しているという。
■ネクシィーズ <4346> 836円 (+58円、+7.5%)
東証プライムの上昇率3位。ネクシィーズグループ <4346> [東証P]が6日ぶり急反発。22日午前9時42分ごろ、23年9月期の連結業績予想について、最終利益を4億円から6億5000万円(前期比3.5倍)へ上方修正したことが好感された。投資有価証券の一部を売却するのに伴い、投資有価証券売却益2億400万円を特別利益として計上することが要因としている。なお売上高は、コロナ禍からの回復に伴う設備投資需要や金融機関との提携と紹介の増加により、ネクシィーズ・ゼロ事業の受注が想定を上回るペースで推移していることや、電子メディア事業がタレントを起用した企業プロモーション支援プロジェクト「アクセルジャパン」を中心に好調に推移していることから190億円から210億円(同9.3%増)へ上方修正したが、インフレ対策として臨時の人件費を計上したことなどから営業利益は7億円(同83.0%増)の従来見通しを据え置いた。
■イントループ <9556> 6,660円 (+450円、+7.3%)
INTLOOP <9556> [東証G]が急反発。21日の取引終了後、同社とDX(デジタルトランスフォーメーション)のコンサルティング事業などを展開するシンプレクス(東京都港区)がそれぞれ、AI自動化テストツールを開発するアミフィアブル(同目黒区)に約2億円出資し、3社で業務提携を行うことで基本合意したと発表した。ソフトウェア開発でのコンサルティングやAI活用、エンジニアリング支援などで協業する。今後の事業展開を期待した買いが入ったようだ。シンプレクスはアミフィアブルのAI自動化テストツールの高度な改良に向けた技術的支援を担う。アミフィアブルは、開発現場で大きな負担となっている結合テスト用のシナリオ作成や、テストデータ生成機能の追加開発などの加速化を図る。両社に対しイントループは人材を供給。同ツールを用いたテスト専門人材の育成も目指す。
■英和 <9857> 1,808円 (+111円、+6.5%)
英和 <9857> [東証S]が4日続急伸。21日の取引終了後、24年3月期の連結業績予想について、営業利益を19億5000万円から22億5000万円(前期比18.8%増)へ、純利益を13億2500万円から15億3000万円(同15.9%増)へ上方修正したことが好感された。売上高は420億円(同1.7%増)の従来見通しを据え置いたものの、上期において生産性向上を目的にデジタル技術を活用した生産設備の自動化や高度化につながる投資があったほか、老朽化した設備の更新需要が堅調で、主力の工業用計測制御機器の販売が堅調に推移したことが要因。また、顧客の課題を解決する「コト売り」をはじめとする高付加価値営業の強化に取り組んでいることや、経費の増加抑制努力により各種経費が想定より低めに推移したことも寄与する。
■BEENOS <3328> 1,619円 (+89円、+5.8%)
東証プライムの上昇率7位。BEENOS <3328> [東証P]が3日ぶり急反発。同社は21日取引終了後、これまで未定としていた期末一括配当を前期比2円増配の27円にすると発表しており、これが好感されたようだ。同社は配当を通じた株主への利益還元を重要な経営課題と位置付けており、事業基盤の拡大と財務基盤の充実を進め、業績の変動に大きく影響されることなく長期的に安定した配当を継続することを基本としている。
■フライト <3753> 401円 (+22円、+5.8%)
フライトホールディングス <3753> [東証S]が急反発。21日の取引終了後、24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結業績予想を修正したと発表した。売上高の見通しは13億8000万円から16億5000万円(前年同期比27.4%増)、経常損益の見通しは1億9500万円の赤字から4000万円の黒字(前年同期は7500万円の赤字)にそれぞれ引き上げており、買いを誘う要因となった。下期に計画していた「Incredist」シリーズの売り上げが、上期に前倒しして計上される見込みとなったほか、開発費が当初の計画を下回る見通しとなった。通期の業績予想は据え置いた。
■VIX短先物 <1552> 664円 (+35円、+5.6%)
国際のETF VIX短期先物指数 <1552> [東証E]が続急伸。同ETFは「恐怖指数」と称される米VIX指数とリンクしており、米国市場の波乱時に上昇する特性を持つ。21日の米VIX指数は前日20日に比べ2.40(15.85%)ポイント高の17.54に上昇した。同日の米株式市場で、NYダウは370ドル安と3日続落。金融引き締め長期化が警戒されるなか、米10年債利回りが約16年ぶりの水準に上昇したことなどが警戒された。こうしたなか、VIX短先物は上昇したようだ。
■ピアラ <7044> 420円 (+22円、+5.5%) 一時ストップ高
東証プライムの上昇率10位。ピアラ <7044> [東証P]が6日ぶり急反発、一時ストップ高となった。21日の取引終了後、5社共同の新規IPプロジェクト「らぶフォー」の製作委員会を立ち上げると発表しており、好材料視された。「らぶフォー」は、「ポケモン」や「すとぷり」などへの多方面への楽曲提供や、メディアミックスコンテンツ「D4DJ」内ユニット「Merm4id」への楽曲提供及びプロデュースを手掛ける音楽プロデューサーである都田和志氏と、SHOWROOM(東京都渋谷区)の代表である前田裕二氏がタッグを組みスタートしたプロジェクト。ピアラ、SHOWROOMのほか、AOI Pro.(東京都中央区)、ポニーキャニオン(東京都港区)、エースクルー・エンタテインメント(東京都中央区)が参加しており、同社は強みであるマーケティング活動の相関分析が可能なツールPIALA Intelligenceを用いたマーケティング支援や「CYBER STAR」を利用したファンクラブ活動を担当する。
※22日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース
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