ETF売買動向＝29日前引け、日興ＥＳＧリ、ＧＸ高配日株が新安値

　29日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比73.4％増の1345億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同70.2％増の1114億円だった。

　個別ではグローバルＸ　ＭＳＣＩスーパーディビィデンド <2564> 、上場インデックスファンド日経ＥＳＧリート <2566> 、ＮＺＡＭ　カーボン・エフィシェント指数 <2567> が新安値。

　そのほか目立った値動きでは国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> が8.66％高、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> が3.26％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> は5.19％安、純銀上場信託（現物国内保管型） <1542> は4.68％安、ＮＥＸＴ　ＮＹダウ・ダブル・ブル・ドルヘッジＥＴＮ <2040> は4.32％安、純パラジウム上場信託（現物国内保管型） <1543> は4.26％安、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　銀上場投資信託 <1673> は3.97％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が156円安の大幅下落となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金676億4400万円となり東証全銘柄で2位。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金545億7100万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が182億3800万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が101億7100万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が40億3700万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が28億5800万円、ＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が26億2300万円の売買代金となった。

株探ニュース