982円
DNAチップ研究所のニュース
■水戸 <8622> 293円 (+71円、+32.0%)
東証プライムの上昇率トップ。水戸証券 <8622> [東証P]が急騰。前週末20日の取引終了後、第6次中期経営計画期間(23年3月期-25年3月期)の配当について、各期の年間配当金の下限を20円にすると発表。積極的な株主還元姿勢を好感した買いが集まった。あわせて、23年3月期第3四半期累計(4-12月)の決算速報値を発表した。営業収益(売上高)は83億8600万円(前年同期実績109億3600万円)、純利益は6億2100万円(同14億4800万円)だった。決算発表予定日は1月30日。
■セルシード <7776> 375円 (+80円、+27.1%) ストップ高
セルシード <7776> [東証G]がストップ高に買われたほか、新日本科学 <2395> [東証P]、そーせいグループ <4565> [東証G]、JCRファーマ <4552> [東証P]、DNAチップ研究所 <2397> [東証S]などバイオ関連が軒並み高に買われた。市場では「ここ米長期金利の低下を背景に米国株市場でグロース株(高PERの成長株)が買い直される動きが出ている。ナスダック指数の上昇がそれを反映しているが、東京市場でもその流れが新興系銘柄に投資資金を誘引している。バイオ関連はマザーズ指数やグロース指数を牽引するセクターで、短期指向の個人投資家が買いを入れている」(ネット証券マーケットアナリスト)としている。
■クリエイト <3024> 853円 (+150円、+21.3%) ストップ高
クリエイト <3024> [東証S]がストップ高。同社は20日取引終了後、23年3月期通期の連結業績予想の上方修正と期末配当計画の増額修正を発表しており、これが好感されたようだ。売上高予想は従来の330億円から342億円(前期比8.5%増)、営業利益予想は3億9000万円から5億円(同85.2%増)にそれぞれ引き上げた。グループ会社の商品及び耐火二層管や重点拡販商品である塩ビ商品などの売り上げが想定を上回って推移していることが主な要因だとしている。また、期末配当計画も従来の10円から18円(普通配16円、記念配2円)に増額修正するとしている。
■エディア <3935> 565円 (+80円、+16.5%) ストップ高
エディア <3935> [東証G]が後場急動意しストップ高の565円に買われた。23日午後0時10分ごろ、ニンテンドースイッチ用ソフト「テレネット シューティング コレクション」のパッケージ版を6月8日に発売すると発表しており、これを好感した買いが入った。「テレネット シューティング コレクション」は、かつて存在していたゲームソフト制作会社の日本テレネットが残した名作ゲームを復活させるプロジェクト「テレネットリバイバル」の第1弾で、シューティングゲーム4タイトルをニンテンドースイッチ向けに移植開発したもの。戦車型の機動兵器を操る全方位スクロールシューティング「グラナダ」、戦闘ヘリでミッションをこなしていく戦略型近未来シューティング「アヴェンジャー」、敵の武器を吸収して自分の武器にすることができる個性派シューティング「ガイアレス」、2人同時プレイ可能な爽快撃ちまくりシューティング「サイキックストーム」の4タイトルが含まれており、1月23日には予約受付が開始した。また、同社はオリジナル NFTプロジェクト「METAIDOL」を運営するエヌエフティアーツ(東京都港区)と共同開発中のNFTアイドルプロジェクト「私立好ヶ丘女子高等学校てづくりアイドル事務所」に関する最新情報として「ロードマップ」や「キャラクター紹介」を公開したとあわせて発表しており、これも好材料視された。
■プレイド <4165> 860円 (+88円、+11.4%)
プレイド <4165> [東証G]が急反騰。23日午前9時ごろ、同社のCX(顧客体験)プラットフォーム「KARTE」のアプリ版「KARTE for App」が、WED(東京都渋谷区)の提供するお金がもらえる買い物アプリ「ONE」に採用されたと発表しており、好材料視された。「ONE」は、レシートの写真を撮って送信するだけで、どんなレシートでも1円から10円で買い取られる毎日の買い物が楽しく・得になるアプリ。今回、ウェブサイトやアプリを利用する顧客の行動をリアルタイムに解析して一人ひとり可視化し、個々の顧客に合わせた自由なコミュニケーションをワンストップで実現する「KARTE for App」を提供することで、レシート買い取りによって集まる膨大なデータの活用を支援するとしている。
■アジャイル <6573> 271円 (+26円、+10.6%) 一時ストップ高
アジャイルメディア・ネットワーク <6573> [東証G]が続急騰、一時ストップ高となった。寄り付き大口の買い注文に値がつかず、気配値のまま水準を切り上げた。クチコミを活用したネット販促事業などを手掛けるが、業績面ではここ数年来営業赤字が続くなど苦戦を強いられている。そうしたなか、前週末20日取引終了後、同社がTikTokチャンネル運用事業を展開するコンフィの全株式を取得し子会社化することを発表、これを材料視する投資資金が集中した。業績は低迷しているが、時価総額が20億円未満と小型で、200円台という値ごろ感もあって短期値幅取り狙いの買いを呼び込んだ。
■フリー <4478> 3,365円 (+320円、+10.5%)
フリー <4478> [東証G]が3営業日ぶりに急反騰。同社は20日取引終了後、sweeep(東京都渋谷区)の株式を追加取得し、完全子会社化すると発表しており、これが材料視されたようだ。sweeepは、請求書の受け取り・仕訳・振り込み・保管を自動化するサービス及びビジネス文書に特化した電子帳簿保存法対応のクラウドキャビネットとして「sweeep」シリーズを展開。同社は完全子会社化することにより、23年10月開始予定のインボイス制度に対応したサービスの拡充を図り、B2B取引をクラウド上で管理するプラットフォームの実現に向けて取り組むとしている。なお、株式譲渡実行日は今月31日を予定している。
■Gキッズ <6189> 774円 (+63円、+8.9%)
東証プライムの上昇率3位。グローバルキッズCOMPANY <6189> [東証P]が急反発、上げ足を加速させた。岸田首相が打ち出した「異次元の少子化対策」を手掛かり材料とする子育て支援関連株物色の流れが根強く続いている。前週19日には少子化対策の拡充に向けた政府検討会が初開催されたほか、23日から通常国会がスタートすることもあり、少子化対策など各政策を巡る話題は今後盛り上がりをみせることになるだろう。同社業績は保育ニーズの高まりを追い風に営業増益基調が続いており、前期に減損損失を計上した影響がなくなり最終損益ベースでも今期黒字に転換する見通しにある。株価は足もと急速に株価水準を切り上げたものの、株価指標面でPBR1倍割れ、配当利回り3%台後半と依然として割安感が強い。
■サイステップ <3810> 563円 (+40円、+7.7%)
サイバーステップ <3810> [東証S]が急反発、朝安後に切り返す展開となった。前週末20日に新株予約権付き社債と新株予約権の発行を発表。あわせて、子会社の米ナスダック上場を目指す方針を明らかにしており、これら材料を巡って23日の同社株は商いが活発化している。マッコーリー・バンク・リミテッドを割当先とする第三者割り当てにより、第1回無担保転換社債型新株予約権付社債と、第37回及び第38回新株予約権を発行する。希薄化率は議決権ベース(昨年11月末時点)で最大19.80%となる見通し。調達資金約9億9400万円(手取り概算額)は新規タイトルや新サービス開始に関する追加開発費用、子会社におけるオンラインクレーンゲーム運営受託事業の運転資金などに充てる。子会社の上場については、アニメやゲームの音響製作などを手掛けるブルームズがソフト開発のHeartCore Enterprises(ハートコア、東京)との間で、米ナスダック市場への上場を目的とした業務契約を締結したという。ハートコアの上場支援コンサルティングサービスを通じて上場を目指す。
■ロイヤルホ <9713> 1,449円 (+103円、+7.7%)
ロイヤルホテル <9713> [東証S]が5日続急伸。同社は「リーガロイヤルホテル」を主力に高級ホテルを展開するが、前週末20日取引終了後、不動産プライベート・エクイティファンド大手で世界28拠点にオフィスを構えるベントール・グリーンオーク(BGO)と資本・業務提携することを発表、これが株価を押し上げる材料となっている。また、今回の提携とともにリーガロイヤルホテル大阪をBGOに売却し、運営はロイヤルホテルが受託することで基本合意し、売却益は約150億円を見込んでいる。BGOは総額135億円の大規模改修を実施する。なお、資本提携を通じてBGOはロイヤルホテルの筆頭株主になる見通しだ。
■TKP <3479> 3,215円 (+215円、+7.2%)
ティーケーピー <3479> [東証G]が4日続急伸、昨年来高値を更新した。前週末20日の取引時間終了後、識学 <7049> [東証G]と資本・業務提携契約を締結したと発表し、材料視されたようだ。TKPの施設を利用した研修サービスの共同開発や、マーケティング活動などで提携する。識学は第三者割当増資として、新たに86万500株を1株581円で発行し、TKPに割り当てる。識学は手取り概算で約4億9200万円を調達し、大企業の受注拡大に向けた広告宣伝費などに充てる。第三者割当増資後のTKPの保有比率は約9.6%となる見込み。
■鳥居薬 <4551> 3,190円 (+213円、+7.2%)
東証プライムの上昇率6位。鳥居薬品 <4551> [東証P]が続急伸。香港の投資会社であるリム・アドバイザーズがJT <2914> [東証P]子会社の鳥居薬を巡り、JTに保有する53%の株式を売却し、2500億円の自社株買いを求める書簡を送付したことが分かったと、一部で報じられた。これを思惑視した買いが鳥居薬に入ったようだ。報道によると、リムはJT株の1%未満を保有する。鳥居薬は昨年の株主総会で、リムによりJTからの「天下りの禁止」などに向けた株主提案を受け、鳥居薬は反対していた。
■中山鋼 <5408> 978円 (+60円、+6.5%)
東証プライムの上昇率8位。中山製鋼所 <5408> [東証P]が続急伸。マドを開けて買われ、一時62円高の980円まで駆け上がり新値街道をまい進。時価は修正後株価で2015年4月以来約7年9ヵ月ぶりとなる1000円大台復帰を視野に入れている。ここ中国の経済再開期待を背景に世界的な鉄鋼株買いが顕著となっており、東京市場もその流れに乗っている。そのなか同社は株価指標面で割安感が際立っており、高水準の年間配当と合わせ注目度が高まっている。鋼板やコイル、棒線などを製造する鉄鋼業界の老舗で業績も絶好調に推移。23年3月期の営業利益は前期比77%増の128億円予想と06年3月期以来17期ぶりの高水準が見込まれており、株価も水準訂正途上にある。
■ネクストーン <7094> 4,435円 (+270円、+6.5%)
NexTone <7094> [東証G]が5日続急伸。同社は20日取引終了後、23年第3四半期末(22年12月31日)時点の著作権管理楽曲数(速報値)が35万1770曲になったと発表。第2四半期末時点の33万2638曲から1万9132曲増加したことが好感されたようだ。新譜の楽曲数は7万7843曲となり、話題となった楽曲の契約も順調に拡大している。また、音楽配信プラットフォームに向けた音楽・映像コンテンツのディストリビューション業務の取り扱い原盤数も順調に増加しており、第3四半期末時点では101万9944原盤(第2四半期末時点は97万840原盤)となっている。
■ホテルリート <8985> 84,300円 (+4,400円、+5.5%)
ジャパン・ホテル・リート投資法人 <8985> [東証R]が続急伸。同社は1月20日大引け後(15:30)に業績・配当修正を発表、22年12月期の経常利益を従来予想の11.5億円→26.7億円(前の期は12.9億円)に2.3倍上方修正し、一転して2.1倍増益見通しとなったことで好感されたようだ。
■日本ライフL <7575> 945円 (+29円、+3.2%)
日本ライフライン <7575> [東証P]が大幅続伸。大和証券は20日、同社株の投資判断を「3(中立)」から「2(アウトパフォーム)」に引き上げた。目標株価は980円から1100円に見直した。同社は心臓血管系を中心とする医療機器メーカー。胆膵領域の堅調な成長や脳血管領域の業績貢献などを見込んでいる。新製品の胆道鏡「DRES」や処置具にも期待している。特に、現在の株価は胆膵を中心とする利益成長への期待が十分に反映されていない、とみている。
■ウェルスナビ <7342> 1,380円 (+37円、+2.8%)
ウェルスナビ <7342> [東証G]が3日ぶりに反発。前週末20日の取引終了後、集計中の22年12月期単独業績が、従来予想の売上高65億3600万円から65億7300万円(前の期比41.4%増)へ、営業利益が4500万円から2億900万円(前の期4億3200万円の赤字)へ上振れて着地したようだと発表しており、好材料視された。売上高が概ね計画通りに推移したことに加えて、新規顧客の獲得を目指して広告宣伝費を増額する計画に対して投資額が計画を下回ったことが要因。また、厳選採用を進めた結果、期末の従業員数が期初計画の144人に届かず134人となったことも寄与した。
■レーザーテク <6920> 25,955円 (+660円、+2.6%)
レーザーテック <6920> [東証P]が4日ぶりに反発。そのほか、東京エレクトロン <8035> [東証P]など半導体製造装置の主力銘柄が大きく切り返す展開となった。前週末の米国株市場ではハイテクセクター中心に投資マネーが流入し全体相場を押し上げたが、エヌビディア
■ホシザキ <6465> 4,550円 (+115円、+2.6%)
ホシザキ <6465> [東証P]が反発。SMBC日興証券が20日付で投資評価「1」、目標株価5600円で新規にカバレッジを開始したことが好材料視されたようだ。同証券では、同社は18年、19年は不適切取引問題、20年以降は新型コロナウイルス、22年はサプライチェーンの混乱とさまざまな困難に直面してきたが、23年はそれらの課題を克服し営業利益で過去最高益の更新を予想。また、国内外食市場規模はコロナ禍前の水準には戻らないと考えるが、厨房機器は店舗を出店する際に必要とされるため、飲食店の新陳代謝が進む足もとの市場環境は厨房機器メーカーにとっては成長機会と考えられるとしており、人手不足も省力化機器の需要の増加を通じて同社の成長に寄与すると見込んでいる。
■りたりこ <7366> 2,452円 (+62円、+2.6%)
LITALICO <7366> [東証P]が反発。23日正午ごろ、運営する「LITALICO発達ナビ」の会員登録数が昨年12月に30万人に達したと発表しており、好材料視された。「LITALICO発達ナビ」は、16年にサービス提供を開始した発達が気になる子どもの保護者をはじめ、支援者、当事者向けのポータルサイト。発達障害の基礎知識に関する情報の発信のほか、ダイアリー(ブログ)やQ&A機能によりユーザー同士のコミュニティーとしての場づくりを行っており、月間アクティブユーザー数は約200万人、月間の会員登録数は6500人を超えるなど、利用者が増加しているという。
※23日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース
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