ETF売買動向＝11日前引け、野村電力ガス、ＭＸカーボンが新高値

　11日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比32.7％減の1430億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同31.5％減の1182億円だった。

　個別ではｉシェアーズ　米ドル建て投資適格社債　ＥＴＦ <2257> 、ＭＡＸＩＳカーボン・エフィシェント <2560> 、ＮＥＸＴ　ＭＳＣＩジャパンカントリーＥＳＧ <2643> 、スマートＥＳＧ３０総合（ネットリターン） <2071> 、中国Ｈ株ベア上場投信 <1573> など6銘柄が新高値。ＮＥＸＴ　ＮＹ　ダウ・ベア・ドルヘッジＥＴＮ <2041> 、ＮＥＸＴ　インドベア <2047> 、ＭＡＸＩＳ　ＨｕａＡｎ中国株式（上海１８０Ａ株） <2530> 、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　天然ガス上場投資信託 <1689> 、グローバルＸ　チャイナＥＶ＆バッテリー <2254> など11銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が3.38％高、ｉシェアーズ　ＭＳＣＩ　ジャパン　ＳＲＩ <2851> が3.34％高と大幅な上昇。

　日経平均株価が509円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金696億400万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均808億500万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFでは日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が83億4300万円、ＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が68億1300万円、ＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が65億5400万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が64億800万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が63億8100万円の売買代金となった。

株探ニュース