ETF売買動向＝9日大引け、全銘柄の合計売買代金1478億円

　9日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比30.8％減の1478億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同33.9％減の1341億円だった。

　個別ではＮＺＡＭ　ＲＥＩＴ指数 <1595> 、ＮＥＸＴ　医薬品 <1621> 、ＮＥＸＴ　ＮＯＴＥＳ東証ＲＥＩＴ <2066> が新高値。上場中国Ａ株パンダ <1322> 、南方　ＦＴＳＥ　中国Ａ株５０　ＥＴＦ <1576> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＥＴＦＳ　大豆上場投資信託 <1697> は7.84％安、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> は6.06％安、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> は5.13％安と大幅に下落。

　日経平均株価が264円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金926億9500万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日の平均1388億8100万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が207億3000万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が54億2700万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が32億2100万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が29億4900万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が17億7800万円の売買代金となった。

株探ニュース