ETF売買動向＝29日大引け、全銘柄の合計売買代金1928億円

　29日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比96.1％増の1928億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同99.1％増の1826億円だった。

　個別では上場ファンドＪリート <1345> 、ＳＭＡＭ　東証ＲＥＩＴ指数上場投信 <1398> 、ＭＡＸＩＳ　Ｊリート上場投信 <1597> 、ＥＴＦＳ　とうもろこし上場投資信託 <1696> が新高値。サムスンＫＯＤＥＸ２００証券上場指数投資信託 <1313> 、ＮＥＸＴ　ＮＯＴＥＳ高ベータ３０ <2068> 、サムスンＫＯＤＥＸサムスングループ株証券 <1584> 、インデックスファンドＭＳＣＩ日本株高配当低ボラティリティ <1399> 、ＮＥＸＴ　インドベア <2047> など11銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＥＴＦＳ　穀物商品指数上場投資信託 <1688> が4.64％高、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> が4.31％高、ＥＴＦＳ　大豆上場投資信託 <1697> が4.27％高と大幅な上昇。

　日経平均株価が256円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1223億3500万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日の平均売買代金709億9500万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が310億2700万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が78億4500万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が54億6200万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が46億9900万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が30億9600万円の売買代金となった。

株探ニュース