ETF売買動向＝11日前引け、野村欧州株Ｈ、ｉＳ高配当が新高値

　11日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比107.2％増の3551億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同110.8％増の3204億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ　ラッセル野村小型コア <1312> 、グローバルＸ　自動運転＆ＥＶ <2867> 、サムスンＫＯＤＥＸサムスングループ株証券 <1584> 、純プラチナ上場信託（現物国内保管型） <1541> 、ＮＥＸＴ　インドブル <2046> など14銘柄が新高値。ダイワ４００ダブルインバース・インデックス <1466> 、ＴＯＰＩＸベア２倍上場投信 <1356> 、ダイワＴＰＸダブルインバース（－２倍）指数 <1368> 、グローバルＸ　Ｓ＆Ｐ５００・カバード・コール <2868> 、日経４００ダブルインバースインデックス連動 <1472> など10銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　香港ハンセンダブル・ブル <2031> が8.88％高、上場インデックスＮＡＳＤＡＱ１００為替ヘッジあり <2569> が6.95％高、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ　ＮＡＳＤＡＱ－１００ <2845> が6.93％高、ｉＦｒｅｅＥＴＦ　ＮＡＳＤＡＱ１００（為替ヘッジあり） <2841> が6.90％高、ＭＡＸＩＳナスダック１００上場投信（為替ヘッジあり） <2632> が6.83％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　香港ハンセン・ベア <2032> は8.06％安、中国Ｈ株ベア上場投信 <1573> は7.79％安、ＮＥＸＴ　ブラジル株式指数ボベスパ連動型上場投信 <1325> は7.13％安、ｉＦｒｅｅＥＴＦ　ＮＡＳＤＡＱ１００インバース <2842> は7.03％安、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> は6.93％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が754円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1806億6400万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金1043億5800万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が341億5500万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が207億4400万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が204億1800万円、ダイワ上場投信－日経２２５ <1320> が176億9100万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が137億1300万円の売買代金となった。

株探ニュース