ETF売買動向＝16日寄り付き、日経レバの売買代金は299億円と活況

　16日寄り付きの上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、9時15分時点でETF・ETN合計の売買代金が前日同時刻比157.6％増の749億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同157.5％増の641億円となっている。

　個別では上場インデックスファンド米国債券（為替ヘッジなし） <1486> 、ｉシェアーズ・コア米国債７－１０年　ＥＴＦ <1656> が新高値。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が4.30％高、ＮＥＸＴ　インドブル <2046> が3.27％高、ＷＴＩ原油価格連動型上場投信 <1671> が3.14％高、グローバルＸ　半導体関連－日本株式 <2644> が3.13％高、ＮＥＸＴ　シンガポール <2045> が3.05％高と大幅な上昇。

　一方、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> は6.78％安、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> は5.36％安、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　小麦上場投資信託 <1695> は3.68％安と大幅に下落している。

　日経平均株価が581円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金299億8100万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における同時刻の平均売買代金145億1700万円を大きく上回る活況となっている。

　その他の日経平均ETFでは楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が101億5300万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が64億2300万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が46億9500万円、ＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が45億5800万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が45億5000万円の売買代金となっている。

株探ニュース