ETF売買動向＝10日大引け、全銘柄の合計売買代金2042億円

　10日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比16.8％増の2042億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同18.0％増の1858億円だった。

　個別ではインデックスファンドＭＳＣＩ日本株高配当低ボラティリティ <1399> 、ＮＥＸＴ Ｓ＆Ｐ５００　ＶＩＸ　インバース <2049> 、ＮＥＸＴ　アセアン好配当ＥＴＮ <2043> 、純パラジウム上場信託（現物国内保管型） <1543> 、ＮＥＸＴ　情通サ他 <1626> など7銘柄が新高値。国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　原油ブル <2038> は5.86％安、ＥＴＦＳ　白金上場投資信託 <1674> は4.67％安、ＮＥＸＴ　ＮＯＭＵＲＡ原油インデックス連動型上場投信 <1699> は3.80％安、ＷＴＩ原油価格連動型上場投信 <1671> は3.24％安と大幅に下落。

　日経平均株価が152円安の大幅下落となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1345億5700万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日の平均売買代金は1339億1600万円で、同水準の商いとなった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が170億4500万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が92億3600万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が77億1100万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が52億2000万円、ＭＡＸＩＳ日経２２５上場投信 <1346> が23億100万円の売買代金となった。

株探ニュース