ETF売買動向＝21日前引け、ｉＦＥ科創板、日興米債ヘ無が新高値

　21日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比273.0％増の3435億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同332.3％増の3028億円だった。

　個別では上場インデックスファンド米国債券（為替ヘッジなし） <1486> 、ｉシェアーズ・コア米国債７－１０年　ＥＴＦ <1656> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ新興国債券 <2519> 、ｉＦｒｅｅＥＴＦ　中国科創板　５０（ＳＴＡＲ５０） <2628> が新高値。

　そのほか目立った値動きでは国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> が11.88％高、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> が7.89％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ガソリン上場投資信託 <1691> が4.73％高、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が3.42％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　とうもろこし上場投資信託 <1696> が3.42％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　ブラジル株式指数ボベスパ連動型上場投信 <1325> は5.24％安、ＮＥＸＴ　日経・ＪＰＸ白金指数連動 <1682> は4.37％安、ＮＥＸＴ　ラッセル野村小型コア <1312> は4.30％安、ＵＢＳ　欧州株 <1386> は4.08％安、ＵＢＳ　英国大型株 <1389> は3.90％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が983円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1561億3800万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金539億1100万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が290億1600万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が288億9800万円、ＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が226億5100万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が215億9600万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が155億500万円の売買代金となった。

株探ニュース