ETF売買動向＝11日前引け、野村商社卸売、野村外リートが新高値

　11日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比71.2％増の2567億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同77.0％増の2272億円だった。

　個別では中国Ｈ株ベア上場投信 <1573> 、ＮＥＸＴ　商社・卸売 <1629> 、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　銅上場投資信託 <1693> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ外国ＲＥＩＴ・Ｓ＆Ｐ先進国 <2515> が新高値。中国Ｈ株ブル２倍上場投信 <1572> 、南方　ＦＴＳＥ　中国Ａ株５０　ＥＴＦ <1576> 、グローバルＸ　クリーンテックＥＳＧ－日本株式ＥＴＦ <2637> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きでは国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> が8.32％高、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> が6.31％高と大幅な上昇。

　一方、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　産業用金属 <1686> は4.45％安、ＮＥＸＴ　香港ハンセンダブル・ブル <2031> は4.24％安、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ブロード上場投資信託 <1684> は3.90％安、上場インデックスＮＡＳＤＡＱ１００為替ヘッジあり <2569> は3.81％安、ＭＡＸＩＳナスダック１００上場投信 <2631> は3.81％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が812円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1180億8700万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金513億7500万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が382億8000万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が238億1100万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が123億7500万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が102億4000万円、ＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が89億5100万円の売買代金となった。

株探ニュース