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ミサワホーム中国のニュース
【続伸、米中貿易交渉の進展期待からマインド改善】4日(月)
■概況■3498.01、+20.39
4日(月)のJASDAQ市場は、JASDAQ平均、J-Stock Indexはともに続伸し、JASDAQ-TOP20は3日ぶりに急反発した。値上がり銘柄数は407(スタンダード386、グロース21)、値下がり銘柄数は198(スタンダード187、グロース11)、変わらずは60(スタンダード55、グロース5)。 本日のJASDAQ市場は、米中通商協議の進展期待から日経平均が大幅に続伸したことから、個人の投資マインドも回復し、JASDAQ市場にも買いが波及した。米メディアが「米中貿易協議は合意に向けた両政府の話し合いが最終段階に入り、3月27日頃に予定されている米中首脳会談で正式な合意が結ばれる可能性が出てきた」などと報じたことから、米中貿易摩擦の解決に向けた進展期待が支援要因になった。ワークマン<7564>やハーモニック<6324>、セリア<2782>などの指数インパクトの大きい時価総額上位銘柄などを中心に値を上げる銘柄が増加した。
◆注目銘柄◆
個別では、前週末にストップ高まで買われた流れを引き継いだMTジェネックス<9820>は前週末比3000円(+27.03%)高の14100円、遺伝子組換えカイコを利用した医薬品開発について独立行政法人医薬品医療機器総合機構から同意を得られた免疫生物<4570>は前週末比150円(+18.52%)高の960円、財務報告にかかる内部統制報告書に重要な不備が指摘されたすららネット<3998>から乗り換えの動きがみられた同業のチエル<3933>は前週末比100円(+15.43%)高の748円といすれもストップ高まで買われ、値動きの軽さから値幅取りの動きとなったJエスコムHD<3779>は前週末比15円(+15.00%)高の115円と大幅に3日続伸した。また、ファミリーマートが運営する24時間フィットネスクラブに、フィットネス施設運営支援システムを導入すると発表したシステム ディ<3804>は前週末比79円(+13.98%)高の644円と急騰したほか、ピクセルCZ<2743>、サンキャピタル<2134>、歯愛メディカル<3540>などが値上がり率上位にランクインした。
一方、5日線を大きく下抜けた大和コン<3816>は前週末比239円(-13.90%)安の1481円と大幅に4日続落し、Nuts<7612>も前週末比19円(-12.03%)安の139円と大幅に3日続落した。また、連日の株価上昇の反動から利食い売りが出たINEST<3390>は前週末比11円(-11.34%)安の86円と4日ぶりに反落し、ミサワ中国<1728>も前週末比34円(-10.97%)安の276円と3日ぶりに反落した。このほか、nms<2162>、環境管理<4657>などが値下がり率上位になった。
JASDAQ-TOP20では、セプテーニHD<4293>、メイコー<6787>、フェローテク<6890>、夢真HD<2362>などが上昇した。
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【小反落、日経平均の軟調推移で目先の利益を確定する動き】5日(火)
■概況■3487.76、-10.25
5日(火)のJASDAQ市場は、JASDAQ平均、J-Stock Indexはともに3日ぶりに小反落し、JASDAQ-TOP20は反落した。値上がり銘柄数は256(スタンダード239、グロース17)、値下がり銘柄数は322(スタンダード305、グロース17)、変わらずは79(スタンダード76、グロース3)。 本日のJASDAQ市場は、3日ぶり小反落。昨年12月の米建設支出が市場予想を大きく下回ったことから、NYダウが一時400ドル超下落するなど先行き警戒感が高まり、日経平均も3ケタの下落スタートとなったため、JASDAQ市場にも目先の利益を確保する動きが先行した。取引開始直後は前日までの流れを背景にプラス圏で推移する場面もみられたが、徐々に売りが優勢になった。ただ、個人投資家による個別材料株やテーマ性のある銘柄には引き続き投資資金が流入しており、全般は小幅な下げにとどまっていた。
◆注目銘柄◆
個別では、連日の上昇に対する反動から利益確定売りが先行したMTジェネック<9820>がストップ安で値下がり率トップに、5日線を下回ったSシャワー<4838>やINEST<3390>も下落した。また、第1四半期は減益スタートとなったエイケン工業<7265>や、連日の株価上昇の反動から利食い売りが出たJエスコムHD<3779>、ミサワ中国<1728>、フジタコーポ<3370>などが値下がり率上位になった。
一方、水素透過膜への期待感から山王<3441>がストップ高で値上がり率トップとなった。続いて、業績予想を上方修正したゼネパッカー<6267>もストップ高まで買われたほか、糖尿病などに特に関連のある血糖値抑制ホルモンの分泌を生物発光の技術により高感度に測定することが可能な細胞株を発売すると発表したコスモバイオ<3386>も上伸した。また、5日線を上抜けたニックス<4243>や5G関連として循環物色されたアイレックス<6944>も上昇。このほか、オリコン<4800>、IMV<7760>、ガーラ<4777>などが値上がり率上位になった。
JASDAQ-TOP20では、セリア<2782>、ハーモニック<6324>、メイコー<6787>、フェローテク<6890>などが下落した。
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【小幅続落も、個別材料株は活発に】6日(水)
■概況■3481.56、-6.20
6日(水)のJASDAQ市場は、JASDAQ平均、JASDAQ-TOP20はともに小幅に続落し、J-Stock Indexは小反発した。値上がり銘柄数は238(スタンダード223、グロース15)、値下がり銘柄数は322(スタンダード302、グロース20)、変わらずは71(スタンダード69、グロース2)。 本日のJASDAQ市場は、米国株安を映して日経平均も下落したことから、目先の利益を確保する動きが波及した。また、ラクオリア創薬<4579>や免疫生物<4570>といったこのところ人気化していたバイオ関連株が軟調に推移していることも買い見送り要因につながったと思われる。また、JASDAQ平均は年初から約9%も上昇しただけに、市場からは「騰勢が一服するとひとまず利食い売りが先行した」との指摘も聞かれた。一方、ノーベル賞関連や防衛関連としたテーマ株に投資資金が向かったほか、個別にリリースを出した銘柄が評価されるなど、個人投資家の物色意欲は旺盛で下げ幅も限定的に留まった。
◆注目銘柄◆
個別では、前日にストップ安まで売られた流れが続いたMTジェネック<9820>が8%安と大幅続落となり、連日の株価上昇から利益確定売りが先行したリーダー電子<6867>は4日ぶりに反落。そのほか、大塚家具<8186>、ニックス<4243>、伊豆SR<6819>、MKシステム<3910>などが値下がり率上位に並んだ。
一方、ノーベル財団が今秋に18年と19年の2年分のノーベル文学賞受賞者を発表すると表明したことから文教堂HD<9978>がストップ高となったほか、シンガポール企業からシステム開発を受注したJHD<2721>や、韓国メディアが北朝鮮のミサイル発射場の一部施設が復旧されていると報じたことが材料視された細谷火工<4274>などが大幅高となった。そのほか、山王<3441>、多摩川HD<6838>、GFA<8783>なども値上がり率上位に並んだ。
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【3日続落、世界景気減速懸念が重し】7日(木)
■概況■3451.51、-30.05
7日(木)のJASDAQ市場は、JASDAQ平均、JASDAQ-TOP20はともに3日続落し、J-Stock Indexは反落した。値上がり銘柄数は149(スタンダード145、グロース4)、値下がり銘柄数は426(スタンダード395、グロース31)、変わらずは42(スタンダード42、グロース0)。 本日のJASDAQ市場は、経済協力開発機構(OECD)の世界全体の成長率見通し引き下げを受けた米国株の下落から投資家心理が悪化、売りが先行して始まった。中国関連や半導体関連など主力銘柄中心に値を消す銘柄が増加したほか、免疫生物<4570>やDWTI<4576>などのバイオ関連株なども下落した。先月中旬から今月初めにかけて上昇基調をたどっていただけに、目先の目標達成感もあり、引き続き利益確定売りにつながったとみられる。ただ、個別に材料のある銘柄には個人の投資資金が振り向けられており、地合いが大きく悪化しているとは言いづらく、下げも小幅にとどまった。
◆注目銘柄◆
個別では、世界景気の減速懸念を背景に景気敏感株が下落するなか売りが波及したsantec<6777>が大幅続落で下落率トップに、業績予想を下方修正した内外テック<3374>や、一本調子の上昇に対する警戒感から利益確定売りが出た日本アンテナ<6930>が続いた。また、リーダー電子<6867>、フェローテク<6890>、アルファクス<3814>、UTグループ<2146>が下押し、免疫生物、夢の街創造委<2484>なども値下がり率上位にランクインした。
一方、値動きの軽さから値幅取りの動きとなったGFA<8783>がストップ高まで買われ、上昇率トップに、「Nintendo Labo」シリーズの新作発売で思惑買いが先行した大村紙業<3953>も一時ストップ高まで買われた。また、レイ<4317>、APAMAN<8889>、環境管理<4657>が上伸し、5G関連として多摩川HD<6838>や、ノーベル文学賞関連として文教堂HD<9978>などにも買いが向かった。
JASDAQ-TOP20では、ハーモニック<6324>、ユニバーサル<6425>、メイコー<6787>などが下落した。
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【4日続落、世界景気の減速懸念を嫌気したリスク回避の動き続く】8日(金)
■概況■3402.08、-49.43
8日(金)のJASDAQ市場は、JASDAQ平均、JASDAQ-TOP20はともに大幅に4日続落し、J-Stock Indexは続落した。値上がり銘柄数は91(スタンダード91、グロース0)、値下がり銘柄数は522(スタンダード488、グロース34)、変わらずは30(スタンダード29、グロース1)。 欧州中央銀行(ECB)が7日、今年の実質GDP(域内総生産)見通しを大幅に下方修正し、中国税関総署は8日、2月の輸出が20.7%減と3年ぶりの減少幅になったと発表したことから、世界景気の減速懸念が台頭。日経平均が一時21000円台を割り込んだほか、中国・上海総合株価指数も下落するなど世界的な株安連鎖がJASDAQ市場にも波及し売りが優勢となった。市場では「世界的に株価下落が進行しているため、リスク回避姿勢が強まった。今夜発表される2月の米雇用統計が市場予想を下回るのなら、さらなる米株安を招きかねず、手が出せない」との指摘も聞かれ、買い見送り気運が強まっていた。
◆注目銘柄◆
個別では、前日にストップ高水準まで買われた反動からGFA<8783>が急反落し、ノーベル賞関連としてにぎわった文教堂HD<9978>も4日ぶりに急反落した。任天堂が段ボール製工作キットVRゲーム発売で前日に思惑買いの向かった大村紙業<3953>も反落した。このほか、LCHD<8938>、ムラキ<7477>、santec<6777>、イナリサーチ<2176>などが値下がり率上位にランクインした。
一方、竹中工務店とAI制御システムを開発したと発表した神田通機<1992>はストップ高水準まで買われ、防衛関連として細谷火工<4274>や重松製<7980>も上伸した。そのほか、上限42万株の自社株買いのEストアー<4304>などが値上がり率上位になった。
JASDAQ-TOP20では、ハーモニック<6324>、ユニバーサル<6425>、フェローテク<6890>などが下落した。
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■概況■3498.01、+20.39
4日(月)のJASDAQ市場は、JASDAQ平均、J-Stock Indexはともに続伸し、JASDAQ-TOP20は3日ぶりに急反発した。値上がり銘柄数は407(スタンダード386、グロース21)、値下がり銘柄数は198(スタンダード187、グロース11)、変わらずは60(スタンダード55、グロース5)。 本日のJASDAQ市場は、米中通商協議の進展期待から日経平均が大幅に続伸したことから、個人の投資マインドも回復し、JASDAQ市場にも買いが波及した。米メディアが「米中貿易協議は合意に向けた両政府の話し合いが最終段階に入り、3月27日頃に予定されている米中首脳会談で正式な合意が結ばれる可能性が出てきた」などと報じたことから、米中貿易摩擦の解決に向けた進展期待が支援要因になった。ワークマン<7564>やハーモニック<6324>、セリア<2782>などの指数インパクトの大きい時価総額上位銘柄などを中心に値を上げる銘柄が増加した。
◆注目銘柄◆
個別では、前週末にストップ高まで買われた流れを引き継いだMTジェネックス<9820>は前週末比3000円(+27.03%)高の14100円、遺伝子組換えカイコを利用した医薬品開発について独立行政法人医薬品医療機器総合機構から同意を得られた免疫生物<4570>は前週末比150円(+18.52%)高の960円、財務報告にかかる内部統制報告書に重要な不備が指摘されたすららネット<3998>から乗り換えの動きがみられた同業のチエル<3933>は前週末比100円(+15.43%)高の748円といすれもストップ高まで買われ、値動きの軽さから値幅取りの動きとなったJエスコムHD<3779>は前週末比15円(+15.00%)高の115円と大幅に3日続伸した。また、ファミリーマートが運営する24時間フィットネスクラブに、フィットネス施設運営支援システムを導入すると発表したシステム ディ<3804>は前週末比79円(+13.98%)高の644円と急騰したほか、ピクセルCZ<2743>、サンキャピタル<2134>、歯愛メディカル<3540>などが値上がり率上位にランクインした。
一方、5日線を大きく下抜けた大和コン<3816>は前週末比239円(-13.90%)安の1481円と大幅に4日続落し、Nuts<7612>も前週末比19円(-12.03%)安の139円と大幅に3日続落した。また、連日の株価上昇の反動から利食い売りが出たINEST<3390>は前週末比11円(-11.34%)安の86円と4日ぶりに反落し、ミサワ中国<1728>も前週末比34円(-10.97%)安の276円と3日ぶりに反落した。このほか、nms<2162>、環境管理<4657>などが値下がり率上位になった。
JASDAQ-TOP20では、セプテーニHD<4293>、メイコー<6787>、フェローテク<6890>、夢真HD<2362>などが上昇した。
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【小反落、日経平均の軟調推移で目先の利益を確定する動き】5日(火)
■概況■3487.76、-10.25
5日(火)のJASDAQ市場は、JASDAQ平均、J-Stock Indexはともに3日ぶりに小反落し、JASDAQ-TOP20は反落した。値上がり銘柄数は256(スタンダード239、グロース17)、値下がり銘柄数は322(スタンダード305、グロース17)、変わらずは79(スタンダード76、グロース3)。 本日のJASDAQ市場は、3日ぶり小反落。昨年12月の米建設支出が市場予想を大きく下回ったことから、NYダウが一時400ドル超下落するなど先行き警戒感が高まり、日経平均も3ケタの下落スタートとなったため、JASDAQ市場にも目先の利益を確保する動きが先行した。取引開始直後は前日までの流れを背景にプラス圏で推移する場面もみられたが、徐々に売りが優勢になった。ただ、個人投資家による個別材料株やテーマ性のある銘柄には引き続き投資資金が流入しており、全般は小幅な下げにとどまっていた。
◆注目銘柄◆
個別では、連日の上昇に対する反動から利益確定売りが先行したMTジェネック<9820>がストップ安で値下がり率トップに、5日線を下回ったSシャワー<4838>やINEST<3390>も下落した。また、第1四半期は減益スタートとなったエイケン工業<7265>や、連日の株価上昇の反動から利食い売りが出たJエスコムHD<3779>、ミサワ中国<1728>、フジタコーポ<3370>などが値下がり率上位になった。
一方、水素透過膜への期待感から山王<3441>がストップ高で値上がり率トップとなった。続いて、業績予想を上方修正したゼネパッカー<6267>もストップ高まで買われたほか、糖尿病などに特に関連のある血糖値抑制ホルモンの分泌を生物発光の技術により高感度に測定することが可能な細胞株を発売すると発表したコスモバイオ<3386>も上伸した。また、5日線を上抜けたニックス<4243>や5G関連として循環物色されたアイレックス<6944>も上昇。このほか、オリコン<4800>、IMV<7760>、ガーラ<4777>などが値上がり率上位になった。
JASDAQ-TOP20では、セリア<2782>、ハーモニック<6324>、メイコー<6787>、フェローテク<6890>などが下落した。
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【小幅続落も、個別材料株は活発に】6日(水)
■概況■3481.56、-6.20
6日(水)のJASDAQ市場は、JASDAQ平均、JASDAQ-TOP20はともに小幅に続落し、J-Stock Indexは小反発した。値上がり銘柄数は238(スタンダード223、グロース15)、値下がり銘柄数は322(スタンダード302、グロース20)、変わらずは71(スタンダード69、グロース2)。 本日のJASDAQ市場は、米国株安を映して日経平均も下落したことから、目先の利益を確保する動きが波及した。また、ラクオリア創薬<4579>や免疫生物<4570>といったこのところ人気化していたバイオ関連株が軟調に推移していることも買い見送り要因につながったと思われる。また、JASDAQ平均は年初から約9%も上昇しただけに、市場からは「騰勢が一服するとひとまず利食い売りが先行した」との指摘も聞かれた。一方、ノーベル賞関連や防衛関連としたテーマ株に投資資金が向かったほか、個別にリリースを出した銘柄が評価されるなど、個人投資家の物色意欲は旺盛で下げ幅も限定的に留まった。
◆注目銘柄◆
個別では、前日にストップ安まで売られた流れが続いたMTジェネック<9820>が8%安と大幅続落となり、連日の株価上昇から利益確定売りが先行したリーダー電子<6867>は4日ぶりに反落。そのほか、大塚家具<8186>、ニックス<4243>、伊豆SR<6819>、MKシステム<3910>などが値下がり率上位に並んだ。
一方、ノーベル財団が今秋に18年と19年の2年分のノーベル文学賞受賞者を発表すると表明したことから文教堂HD<9978>がストップ高となったほか、シンガポール企業からシステム開発を受注したJHD<2721>や、韓国メディアが北朝鮮のミサイル発射場の一部施設が復旧されていると報じたことが材料視された細谷火工<4274>などが大幅高となった。そのほか、山王<3441>、多摩川HD<6838>、GFA<8783>なども値上がり率上位に並んだ。
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【3日続落、世界景気減速懸念が重し】7日(木)
■概況■3451.51、-30.05
7日(木)のJASDAQ市場は、JASDAQ平均、JASDAQ-TOP20はともに3日続落し、J-Stock Indexは反落した。値上がり銘柄数は149(スタンダード145、グロース4)、値下がり銘柄数は426(スタンダード395、グロース31)、変わらずは42(スタンダード42、グロース0)。 本日のJASDAQ市場は、経済協力開発機構(OECD)の世界全体の成長率見通し引き下げを受けた米国株の下落から投資家心理が悪化、売りが先行して始まった。中国関連や半導体関連など主力銘柄中心に値を消す銘柄が増加したほか、免疫生物<4570>やDWTI<4576>などのバイオ関連株なども下落した。先月中旬から今月初めにかけて上昇基調をたどっていただけに、目先の目標達成感もあり、引き続き利益確定売りにつながったとみられる。ただ、個別に材料のある銘柄には個人の投資資金が振り向けられており、地合いが大きく悪化しているとは言いづらく、下げも小幅にとどまった。
◆注目銘柄◆
個別では、世界景気の減速懸念を背景に景気敏感株が下落するなか売りが波及したsantec<6777>が大幅続落で下落率トップに、業績予想を下方修正した内外テック<3374>や、一本調子の上昇に対する警戒感から利益確定売りが出た日本アンテナ<6930>が続いた。また、リーダー電子<6867>、フェローテク<6890>、アルファクス<3814>、UTグループ<2146>が下押し、免疫生物、夢の街創造委<2484>なども値下がり率上位にランクインした。
一方、値動きの軽さから値幅取りの動きとなったGFA<8783>がストップ高まで買われ、上昇率トップに、「Nintendo Labo」シリーズの新作発売で思惑買いが先行した大村紙業<3953>も一時ストップ高まで買われた。また、レイ<4317>、APAMAN<8889>、環境管理<4657>が上伸し、5G関連として多摩川HD<6838>や、ノーベル文学賞関連として文教堂HD<9978>などにも買いが向かった。
JASDAQ-TOP20では、ハーモニック<6324>、ユニバーサル<6425>、メイコー<6787>などが下落した。
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【4日続落、世界景気の減速懸念を嫌気したリスク回避の動き続く】8日(金)
■概況■3402.08、-49.43
8日(金)のJASDAQ市場は、JASDAQ平均、JASDAQ-TOP20はともに大幅に4日続落し、J-Stock Indexは続落した。値上がり銘柄数は91(スタンダード91、グロース0)、値下がり銘柄数は522(スタンダード488、グロース34)、変わらずは30(スタンダード29、グロース1)。 欧州中央銀行(ECB)が7日、今年の実質GDP(域内総生産)見通しを大幅に下方修正し、中国税関総署は8日、2月の輸出が20.7%減と3年ぶりの減少幅になったと発表したことから、世界景気の減速懸念が台頭。日経平均が一時21000円台を割り込んだほか、中国・上海総合株価指数も下落するなど世界的な株安連鎖がJASDAQ市場にも波及し売りが優勢となった。市場では「世界的に株価下落が進行しているため、リスク回避姿勢が強まった。今夜発表される2月の米雇用統計が市場予想を下回るのなら、さらなる米株安を招きかねず、手が出せない」との指摘も聞かれ、買い見送り気運が強まっていた。
◆注目銘柄◆
個別では、前日にストップ高水準まで買われた反動からGFA<8783>が急反落し、ノーベル賞関連としてにぎわった文教堂HD<9978>も4日ぶりに急反落した。任天堂が段ボール製工作キットVRゲーム発売で前日に思惑買いの向かった大村紙業<3953>も反落した。このほか、LCHD<8938>、ムラキ<7477>、santec<6777>、イナリサーチ<2176>などが値下がり率上位にランクインした。
一方、竹中工務店とAI制御システムを開発したと発表した神田通機<1992>はストップ高水準まで買われ、防衛関連として細谷火工<4274>や重松製<7980>も上伸した。そのほか、上限42万株の自社株買いのEストアー<4304>などが値上がり率上位になった。
JASDAQ-TOP20では、ハーモニック<6324>、ユニバーサル<6425>、フェローテク<6890>などが下落した。
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